心の病は脳の傷―うつ病・統合失調症・認知症が治る |
何気に読み始めたのに、心を奪われ3度も読んでしまいました。
複雑すぎる精神疾患の世界に、希望の光が見えてきたような気がします。 |
認知症の介護のために知っておきたい大切なこと―パーソンセンタードケア入門 |
原著は1992年英国で出版された「PERSON to PERSON A Guide to the Care of Those with Failing Mental Powers」。東北福祉大教授の高橋誠一氏が監訳。
絵本のような表紙、とても読みやすい構成、やさしいイラスト、穏やかな言い回し、挿入される多くの症例。認知症介護を扱う本の中で、出色の出来と言えると思います。 一方、本の内容は実に深く、介護とは食事排泄入浴(3大介護)というようなレベルのものではないことを教えてくれます。 『パーソンセンタードケア』という用語を広めた本書。日本語での「個別ケア」が介護する側からの視点であるのに対して、介護を受ける側を主とした視点が今でも輝いています。 |
目からウロコ!まちがいだらけの認知症ケア (ほっとくるブックス) |
三善春樹先生はNHKのなるほどナットク介護から知り、介護の基本を読んでさすが第一人者だと思っていましたがそれどころでは有りませんでした。
何十年も現場で感じていたことを解決するために絶え間ない努力をした方だというのがこの本を読んでも痛感します。 内容ですが、現在も良くある認知症に対する考え方や認知症の方への応対が如何に医者側からまたは介護者の思い込み、都合主義で行われているかをかなりはっきり伝えている本だと思います。 一部の認知症の方を除き殆どの方は老いと同じに認知症を迎えるというのは実に奥が深い説明でした。 実際に認知症を介護されてほとほと参っている方、必見です。 また、認知症を診断されるお医者様にもぜひ読んでいただきたい本です。 暴れる認知症の方を薬でボーっとさせて寝たきりにするのが頭の良いお医者様のなすべきことではないのでは・・・の、くだり、ぜひ読んでください。 |
高次脳機能バランサー |
橋本先生の講演会に二度ほど出席して、
その際に紹介されて興味を持って買いました。 ぶっちゃけ、このソフトより先生の講演が猛烈に面白かったです。笑 このソフトは7つの評価軸から機能訓練を行うソフトです。 基本3種バランスチェック、 標準7種バランスチェックと個別の訓練が行え、 その記録、印刷、表示やデータの送信が行えます。 自分の高次脳機能訓練を自宅のパソコンで出来て確認も出来ますが、 それだけでは川島隆太教授の「大人のドリル」と大きくはかわりません。 このソフトの長所は、自分の行った訓練をリハビリ担当療法士や医師と共有できるといった点でしょう。 また、この病気に対する治療法や訓練方法の確立にも貢献できると思います。 |