東京ムービーアンソロジー(6)劇場篇 |
劇場版のみという
なかなかコアな構成です。 レコードでしか発売されていない曲 多数収録 本編使用サイズなのがちと残念〜 特に珍しいのは 「エースをねらえ!」‾まぶしい季節に(少年探偵団)はるかな夢(少年探偵団) 「ゴルゴ13」‾プレイ・フォー・ユー(シンディ・ウッド) ゴルゴ13 and I(シンディ・ウッド) 「がんばれ!!タブチくん!!」 「マンザイ太閤記」‾エーメンからGoGoGo(ザ・ぼんち) などですかね |
NHK人形劇クロニクルシリーズVol.3 竹田人形座の世界~空中都市008~ [DVD] |
このビデオのタイトルを見て、子供の頃抱いた科学への憧れ、30年間忘れていた21世紀への憧れが蘇った。期待と不安の中で再生した内容は予想以上だった。21世紀を憧れ得た高度成長期の日本が、21世紀の日本から羨ましく思えることが少し切ない。 |
ボッコちゃん (新潮文庫) |
この一冊の中に50の物語が収められてます。
それだけでも信じがたいことなのですが、 その一つ一つの物語が意外性に満ちていて、瞬く間にこの冊子のとりこになります。 大人も子供も楽しんで読めると思います。 ショートショートの神様と言われる星新一さん。 たくさんの本を書かれましたが、 最初の一冊と言ったら、この「ボッコちゃん」を挙げる人が多いのではないでしょうか。 |
悪魔のいる天国 (新潮文庫) |
初めて買った星新一で、初めてのSFで、初めてのショート・ショート。私にとって、初めて尽くしの一冊です。この一冊のおかげで、小説のジャンルが広がりました。まず、星新一を買い漁るようになり、星さんの紹介している海外のSF作家に興味が湧き始め、ショート・ショートというジャンルを気に掛けるようになりました。"悪魔のいる天国"、この皮肉でこじゃれたタイトルに異様に惹かれ、手に取った中学生の自分よ、本当にありがとう、ってな感じです。 酒場の主人が造った人造人間。趣味で造っただけあって、手間と金をかけて作り上げたそのロボットは、スタイルも良く、つんとした素晴らしい美人。酒場のカウンターに置いたそのロボット(お客には人間と思わせてます)は、人気も上々。けれど、このロボットに恋をし、思いつめた青年が・・。 本のタイトルどおり、微かな皮肉を含んだ結末が用意された短編集。やみつきになると思います。 |
ようこそ地球さん (新潮文庫) |
「ボッコちゃん」と並ぶ初期作品集だが、あまり評価がなされていないように思う。「処刑」「殉教」などは、その思弁の深さでカフカや安部公房の作品に並ぶ、あるいは手法の鮮やかさで勝るかも知れない。公式デヴュー作の「セキストラ」、習作時代の叙情的傑作「小さな十字架」など、心に残る傑作が多い。もっと読まれてしかるべきかと思う。 |