Victory Gallop - 1998 Belmont Stakes GALLOP

メインキャラクターの設定もいいですね。
ハンサムなのに恋人ができないゲイのウィル、そのルームメイトのグレイス、グレイスのアシスタントで大金持ちの旦那さんがいるカレン、ウィルと同じくゲイのジャック。日本だったらゲイの人を主人公にするのはまだまだ難しいかもしれませんが、特にこのジャックがとてもおかしい！彼を見たさに次々とストーリーを見てしまいました。今年もエミー賞にノミネートされていますね。納得です。

「Inside the Actors Studio」で出演者たちがインタビューされていました。１分３０秒しか見ることができませんが、よかったらチェックしてみてください。

メインキャストは、法律家で男前だが、ゲイのウィル（エリック・マコーマック）、
デザイナーでウィルのルームメイトのグレイス（デボラ・メッシング）、
ウィルの友人でやはりゲイ、完全に言動がオカマのジャック（ショーン・ヘイズ）、
グレイスのアシスタントだが殆ど役立たずのカレン（メイガン・マレリー）の４人。

ゲイを絡めた作品とは言え、あくまで面白おかしく、背徳感を感じさせないセンスが特徴だ。
日本では一時期ＮＨＫ地上波で放送されていた。
フレンズとは全く違う作品だが、話のテンポもよく、
すんなり入っていけると思う。
喋るスピードはやや速めなので、リスニングには多少の慣れは必要だろう。

フレンズが好きな人や海外ドラマが好きな人なら多分すんなりと入っていけるだろう。
なかなかこういった本格的なコメディ番組に日本人は出会う機会が無いので
一度見て欲しい作品だ。
但し、リージョン１対応のＤＶＤプレイヤーが必要なので注意が必要だ。

ＰＳ時代の１や２と比較すると、その美点であった格下の追い込み馬で抜き去ったときの爽快感は無くなってしまっている。
また、Ｇ１ジョッキー３　2003と比較すると、本格的なシミュレーションとしてのリアリティさ・緻密さにおいては完全に負けている。

本作では教習所的で、スタート、道中の位置取り、仕掛けなど、一々教科書通りでないとイケナイとしかられてしまうが、競合作のＧ１Ｊではそこら辺のバランスが実に良くできており、Ｇ１Ｊの方がポテンシャルは高いし、深みがある。

その一方で、本作の方が親しみやすさは増しているし、競馬育成ゲームのあれもこれも取り入れているという点では意欲作である。しかし反面、そのどれもが中途半端に終わっている感も拭えない。

従って、これをみんなのゴルフの競馬騎手版と捉えるならば、期待を裏切ることはないだろう。