海岸線のホテル(DVD付) |
試写の評判がめちゃくちゃいい『GSワンダーランド』の主題歌マキシが、DVDつきで到着しました。「バラ色の雲」「ダンシング・セブンティーン」「星空の二人」など、GSおよび往年の歌謡ポップスの名曲をいっぱい生み出した橋本淳&筒美京平のゴールデン・コンビが、この映画のため、というか、“ザ・タイツメン”のために書きおろしたナンバー「海岸線のホテル」。いなたいホーン・セクション(編曲=サリー久保田、管編曲=高浪敬太郎)がスタックス系な感じで、まさにあの時期の筒美作品そのもの。タイムマシーンで1968年あたりに戻って作曲してきたみたいな、聴いていても楽しい気分になるけど、きっと書いてても楽しかったんじゃないでしょうか、京平さんは。同時収録の“ライヴ・ヴァージョン”では、ホーン抜き、おそらくメンバーの4人だけによるガレージ感たっぷりの演奏が楽しめます。
そして実はこのマキシ、劇中登場するムードコーラス・グループ“ザ・フレッシュ・フォー”の「あなたのフリをして」との両A面(ジャケットも2曲分あります。このこだわりが泣ける)。これまたベースとか、バックの音がモロ“クールファイブ・サウンド”で、もう、シビレてしまいました。 2曲ともに、中途半端では終わらない、真面目に真剣に徹底的にふざけるその姿勢に、じんわりとした感動を覚えました。 付属のDVD(約16分)には、「海岸線のホテル」PV、『GSワンダーランド』予告編(ナレーション=若本規夫)&キャスト・インタビューを含む楽しいメイキング映像を収録。これだけ見ていても、徹底して細部にこだわった画面造りに、映画への期待がふくらみます。 |
GSワンダーランド・オリジナル・サウンド・トラック |
最高です。GSファン、60年代マニアにはたまらないCDです。
リスペクトなんだけど、ちょっとパロディのような音楽の作りと構成で にやりとさせられながら、はまり込んでいく、まさにGSの蟻地獄! 映画を見てイカした音楽にシビれたら、即買いですね。 |
株式会社 o-daiba.com DVDボックス |
会社つくってみないか フジテレビからの誘いで会社として新たな一歩を進み始めたリアルシスターズの5人の少女。
前作 秘密クラブから 有限会社になったリアルシスターズ 彼女たちが インターネットを通じて会社を作っていく過程で色々な社会世界とふれあい、成長していく様が瑞々しく画面上にあふれてくるのです。 個人的には 今回、リアルシスターズのライバルとして4ne4ne団が登場するのですが これがなかなか面白いです(タイムボカンシリーズの『悪玉トリオ』のイメージだそうです) ストリーミング配信されたドラマ『如月姉妹の幽霊屋敷』 リアルシスターズ殺人事件(前編後編) はお勧めかな。 後者は このとき放映された当時の七年後の5人ということで、2008年の5人の姿をそれぞれが演じていて 今年見るのは面白いかも、2008年だから |
スカイ・クロラ [DVD] |
押井守作品を初めて見ました。きっかけは、映画館で見た予告編でした。
この高評価は以前の作品を知らないからかも知れない、 と思わなくもないですが、心を奪われました。 あるいは、私が大人だからでしょうか。 実際に本編を見た感想は、まず、美しい。とにかく、美しい。 映像も、音楽も、物語も。 生々しくもあり、虚ろでもある。冷たくもあり、温かくもある。 悲しくもあり、幸福でもある。 よくわからないですね。でも、そこに惹かれます。 説明するのは、難しい。 それぐらい、美しいです。 ただ、禁煙中は、つらい。かな。 |
スカイ・クロラ (通常版) [Blu-ray] |
劇場には観に行かずにこのブルーレイディスクが発売されるまで楽しみに待っていました。
それで観た感想を言わせてもらうと、映像は今まで観てきた数々のアニメの中で1,2位を争う位に綺麗でした。(1位はやっぱりイノセンスかな…) 音も6.1chではなく5.1chでの視聴でしたが、これまた音がクリアで文句のつけようが無い位に迫力ある音でした。(特に空中戦シーン) しかし、内容は解らないというより何これ?って感じでした。 正直、自分は何度も観たいという様な作品じゃないです。 興味がある方はブルーレイ版がレンタル開始していますので、とりあえず観て下さい。 |
GSワンダーランド プレミアム・エディション [DVD] |
今とあまり変わらないんじゃないか、と思うような芸能界事情が面白おかしく描かれていましたし、映像の色合いも当時のフィルムの色調にしているのもレトロな感じでよかったです。
架空のバンド・タイツメンを演じるのは栗山千明、石田卓也、水嶋ヒロ、浅利陽介の4人。長い髪のイメージの栗山千明のショートヘアは新鮮だし、メイクも含め60年代のサイケでレトロな格好が雰囲気もホントハマりすぎなくらい。 彼らの歌「海岸線のホテル」という曲を「ブルーライト・ヨコハマ」の作詞・橋本淳、作曲・筒美京平が手掛けているのがスゴイ!! 本物の往年のGSサウンドですよ。パロディに手を抜かない姿勢がいい。そして、芸能プロ社長役の武田真治の怪演。いかにもな業界人を嬉々として演ってました。さらに、レコード会社の社長が元ザ・タイガーズの岸部一徳というのが心憎いところ。「凄いねえGS」とのセリフが最高に笑える。 ラストのオチというか温水洋一がボーカルをとる『ムード歌謡』ってのは、観ていてイスからズリ落ちそうなくらい個人的にはバカ受けしました。あれは、ちょっと反則に近い。(笑) 笑いあり涙ありの王道の展開で、当時のGSブームをバカにしているわけでもないし美化しているわけでもない。それは、いい。でも、どういう人達をターゲットに作ったのかが絞れていないような気もします。 青春映画の部分もあるのだけれど、思いもかけずGSバンドとしてデビューしてしまった彼らの悩みや葛藤とその状況、そこをもう少し描いたらもっと深みが増したかも。 |
スカイ・クロラ 押井守モデル 薬莢(やっきょう)型ドアチャイム |
いわゆるウインドチャイムやドアチャイムではありません。音が小さすぎて実用的ではありません。
でもうるさくなくていいし、説明にあるように風鈴的な使い方ならいいかも。 空模様の短冊が紙というのががっかり。ハンマー的な役割のロストックマークがペラペラなのが音が出ない要因でもある。チューニングはされてないような感じ、残念。 でも、本物の薬莢を使っているので薬莢のキャラキャラした音は出ます。 購入前は女性にもいいかもと思ったけど、マニア向けかな? 作ろうと思えば作れると思います。 |
SWITCH vol.26 No.12(スイッチ2008年12月号)特集:MR.CHILDREN[音楽は日常から別世界へと] |
新しいアルバムのイメージがキラキラワクワクで、
それを作ってるミスチル自体は雑誌の写真の通り、素のまま。いつものまま。 シンプルなフォトストーリーのあとに “キラキラ”をイメージして作ったニューアルバムの話を読むと 今のミスチルの状態がわかるような気がした。 音楽をそのまんま丸ごと楽しんでる感じが伝わる。 インタビュー中、夢中になって桜井さんがメロディーを 口ずさんでる様子とかも書かれてて嬉しい。 音楽そのものになっていくミスチルという インタビュアーの人の言ってることがよくわかった。 全国ツアーも楽しみ。ぜったい桜井さんが楽しんでる様子が想像できるので。 |
digi+Girls kishin NO.4 栗山 千明 |
うちの学校のクラスメートと似ています。
いや、それより美人ですね。 最近では見かけない、女優ですし、買う価値は あると思います。 きっと、貴方も新しい魅力に出会うでしょう。 おすすめです^^ |
バトル・ロワイアル [VHS] |
はっきり言って、この映画は見たくありません。だけど星5つでレビューを書きます。
なぜ見たくないか。理由は2つ。ビートたけしが出ているから。弱者をいたぶって笑いを取って人気者になった者には、その責任を取る必要があります(cf. 藤本義一『鬼の詩 (1976年) (講談社文庫)』)が、彼はいっさい取っていないし、一度バイクで事故ったときに取るチャンスがあったが、いまだにそれをやろうとしない。こんな人間には表現者の資格はない(ハリウッドがどういおうが、カンヌがどう評価しようが私には関係なし)。2つめの理由は、やはり表現がグロテスクにすぎるから。 しかし、それでも星5つを付けて評価するのは、深作欣二監督の心意気がよく現れているから。すなわち、中学生たちが閉じこめられている「島」とは日本列島で、中学生たちとは「日本人」のことだと理解すれば、政界・財界・官界・学界とこの国の「支配者」どもが、ささやかな幸せで十分満足して生きていける人間に押し付けている「競争万能」「敗者は去れ」という無慈悲な言葉とそれを押し付ける「改革」とやらへの痛烈な批判であるからにほかなりません。 だからこそ、政治屋どもが先頭に立ってバッシングに走ったのは当然でしょう。こうして戯画化されれば、それが上手であればあるほど戯画化された人間が逆上するからです。しかし、表現とは、そうした権力亡者を批判するための武器であり、そのためにこそ「表現の自由」はあるのです(だからこそ、ビートたけしは許せないのだ)。 しかし、そうした批判、クエンティン・タランティーノ(彼が実力ある映画人だということは高く評価する―日本映画びいきだから評価するのではない!―が、私はあざとくて好きではない)が彼を高く評価していることが徐々に知られるにつれ、ふわふわと消えていってしまったのはなぜ? アジアの映画界で評価されても誰も注目しないが、碧眼紅毛の徒に頭をなでられたら批判しなくなる、ってのかい? だとしたら、度し難い話ですね、この国は。 |