絶望大殺界 |
『さよなら絶望先生』に関わる全ての歌モノを収録した全14曲。
傑作アルバムです。 「人として軸がぶれてる」なんて久しぶりに聞いたけど全くそのパワーは衰えてない。その次の「強引niマイYeah〜」はテンションが高くてお気に入りの曲です。 「かげろう」は初めて聴きましたけどタイトルに反してとってもかわいらしい曲ですね。野中さんが歌う恋の唄です。「デッド・ラインダンス、デス」も初めて聴きました。全曲中ノリの良さは一番で、女性ボーカルの見事な掛け合いがスピーディーにされており、とくに「超展開のデッドライン、有頂天カイ?デッドライン」のくだりは秀逸。とにかくハイレベルな唄でした。「オマモリ」は本編の最終回でも流れていましたが、軽いノリなのに歌詞が怖い。楽天的な悪女の唄ってカンジです。 さて「リリキュアGO!GO!」ですが、すごい。なにがすごいかっていかにもヒーローアニメもしくは魔法少女アニメ風の王道な歌詞とメロディで、ちゃんと頭の中でアニメが浮かぶよう作られていると3分25秒の中で感じ取れました。 新録の「ほれっ・ぽい」実は一番好きな唄。 ほれっぽいなんて笑っちゃうような言葉が歌われますが聴くととてもイイ。ほかにもムリっぽいやだめっぽいなどがありますがそれをじつにカッコ良く歌われていて、3人(木津さん・常月さん・小森さん)の重なり合う声がとても爽快! 「はっぴぃ☆なんちゃら」は日塔さん炸裂! 自身をナーミンと歌い上げ彼女の魅力が詰まった唄。なぜか糸色先生の美声も聴けます。 ブックレットには全曲の歌詞が載ってます。 そしてなによりこのラインナップですべての唄を約4分堪能できる贅沢盤だ。 この中の唄で一つでもイイなと感じた人に必聴の一枚。 |
空想ルンバ |
「俗・さよなら絶望先生」OPテーマ及び初期EDテーマが収録されたシングルです。
1期OPの例の「ブレブレブレブレ」がインパクトが強すぎて、 正直あれの後じゃどんな曲を持ってきても見劣りしてしまうんじゃないかと思っていたのですが、 どっこいそんな心配は全くの杞憂でした。 「ルンバルンバルンバルンバルンバ」に始まり、 大槻ケンヂとヒロイン役の声優さんたちのかけ合いや、 絶望的な歌詞の中で微妙に救いを残して終わるラストなど、聴きごたえ十分です。 アニメを見ている方は、OP映像が頭に浮かんで効果倍増かもしれません。 そして注目したいのは2曲目ですね。 サブEDということで、番組初期のEDテーマとして使われたこの曲、 報われない恋をまたも絶望的に歌っています。 ここで気になるのはボーカル、1期と同じようにヒロイン役の声優さんが歌っているのですが、 小森霧、常月まとい、小節あびると、今回は作品内において糸色望先生に好意を抱いているであろうメンバーが揃っています。 これが意図的なものだとすれば、この曲は生徒達が先生に想いを向けた曲、と解釈することもできますね。 あ、でも藤吉さんは……何でだろう。 EDは既に変わってしまいましたし、別にCDも出たみたいですが、 何にせよOPとEDが一緒に入ってるとお得感がありますね。 作品が好きな方は満足できる一枚だと思います。 |
マリオネット |
俗・絶望先生のエンディングでこの曲を聴き、その心地よいポッ
プな音楽と「ティーチャーズペット、先生のペット」という意味深な 歌詞の続きが気になって購入しました。 早速聞いてみましたが、やはりずっとリピートにしていてもかま わない、心地の良さを感じました。また、2番目には短いですが、 絶望少女達(小森霧、常月まとい、マリア、小節あびる、藤吉晴美 )のソロパートもあり、可愛らしかったです。 気になっていた2番目の歌詞も、番組の印象を伴った意味深なも のでしたが、そういった少しアブノーマルさのある歌詞も意識し ていなければ全く感じさせないあたりにこの曲のすごさがあるの かもしれませんし、心地良い曲の中に見え隠れるアブノーマルさ がこの曲の怖さなのかもしれません。 c/wには、絶望少女達(風浦可符香、木津千里、木村カエレ、日 塔奈美)の歌う、「オマモリ」が収録されています。こちらは、ポ ップなマリオネットとはがらりと雰囲気を変え、「絶世美人」のよ うなロマン歌謡風のつくりとなっています。サブ・エンディング主 題歌とのことなので、この歌にどのような絵がつくのかも楽しみに していたいと思います。 |
さよなら絶望先生 序 ~俗・絶望少女撰集~ [DVD] |
いや、今回もシャフトはいいものを作ってくれました。正直、今回 の俗・少女撰集に収録されているエピソードは、アニメ放映時にも けっこう原作に近かったので、前の撰集ほどのインパクトはないと思っていました。 ところが、ふたを空けてみれば、まぁ色々持ってきてくれました(笑)。 あまり書いてしまうと、見たときの喜びが減ってしまかもしれないので記 しませんが、多くの新規カット以外にも、奈美がカップヌードル片手に踊 ったり、奈美がキラッ☆としてくれたりと色々とこちらを楽しませてくれ ました(これらが何かは、DVDをご覧下さい)あと、すごいのが”おま け”です。原作のある”おまけ”を忠実にアニメ化してくれてます。これ にはかなり驚きました。 少々長くなりましたが、今回の俗・絶望少女撰集も、さよなら絶望先生の アニメのファンなら買って損はない仕上がりになっていると思います。 追記:なぜ今回も”序”なのか?それもこっそり記してあります。なるほど、 本編がまだだからか・・・ こっそり追記:また、何の音沙汰もなくレビューを消されてたことに絶望した。 |
俗・さよなら絶望先生 第二集【特装版】 [DVD] |
今作『俗・さよなら絶望先生』では1話につき3つのエピソードで構成。
そして実験的な映像と大量のネタでたぶんクラクラしてしまうだろう。だが、インタビューで新房監督は「頭がヤラれるまでテンポアップしてネタを詰め込みたい」と言ってるのでこれはまさに監督の術中にはまってしまいそうになる魅惑のアニメでもある。 で、この第2巻でも相変わらずビジュアル&ネタの回転寿司状態! しゃべる音無芽留、元・関内太郎、謎の女子大生などが見られますがオススメエピソードは第5話の「恩着せの彼方に」。 これは雨の日に加賀さんが傘を差し出した相手に見返りを求めてしまい自己嫌悪に陥る話。だが先生はこの世は恩着せ社会だと言い出す。そこに現れたのは日塔奈美。材料と品質に手間をかけたクッキーを食べさせ、「おいしい?」と聞く奈美に先生は、お礼という見返りを強要したので「アナタは感謝強盗ですよ!」と宣告するのだった。 「感謝強盗」・・・新たな造語発見です。というか「感謝」と「強盗」という正反対の言葉の組み合わせた絶望先生に感動です(日塔さんかわいそう・・)。 ちなみに絶望文学集は「弔問の多い料理店」「金策寺」「伊豆のロドリコ」。 そして映像特典はなんとノンクレジットED『恋路ロマネスク』画伯(誰?)バージョン。これはいつものエンディング映像にある無機質な壁に何が描いてあるかわからないほどトラウマ級の絵が入ります。もちろん4話〜6話のエンディングもこのバージョン(怖っ!)です。 ショッキングな映像を笑いに変えた絶望のさけび満載な2巻です。 |
俗・さよなら絶望先生 第四集【特装版】 |
放送開始を首を長くして待っていた『俗・さよなら絶望先生』でしたが、いざ始まってみると、正直んー…って感じでした。キャラの声をシャッフルしてみたりとか、いらんことすなって感じでした。斬新な表現の数々はインパクトはあったけど、どうもうけつけなかった…。まー、僕の好みの問題かな? が番組の終盤ら辺にはそういったもんがなく、いい感じ♪これだけで第四集は買い!なのですが、特筆したいのが最終回の節分のお話。木津さんが「うなぁぁ〜」って叫びますが、これこれっ!これぜひ聞きたかったんです!(笑)。原作ではよく言ってますがアニメでは初なのでは!?たぶん。 いい!(笑) あ〜発売日マジ待ち遠しいなぁ!! |
【俗・】さよなら絶望先生 ねんどろいど 糸色 望 (ノンスケール ABS&PVC塗装済み可動フィギュア) |
一見すると、なにか違和感が・・・どこかデスノートの「L」に似てるのですね。絶望顔も悲壮感が足りない感じがします。目線が下向きなのがいけないのかな?
でもそんな中にも、糸 色先生のヒネた感じ、ボンボンでクールな雰囲気がTPOわきまえてますよねw 一見さまにもお勧めの出来かと思います。 百見さまはバスローブやヱグザイルな胴体を自作して遊べそうです。 |
TV ANIMATION俗・さよなら絶望先生絶望案内正本 (KCデラックス) |
原作重視な方にはオススメできない。アニメだけだという方向けです。正直いったところ ほんと些細なことなんですが、キャラの間に於いて風浦可符香がきちんと名前で呼ばれていたり、原作では「くん」表記とすべきところを「君」としていて落胆しました。そこさえなければなぁと思いました。 他の箇所は、アニメファンブックとしては申し分ない出来でした。けれど、やはり久米田先生が描く原作あってのアニメなので気になるところがあっても許せる方のみ読んだほうが宜しいのではないでしょうか? |