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MOON RIVER




The Rose~I Love Cinemas~
最近は癒し系のアルバムを探しているのですが、
癒し系といいつつヴォーカルの技量がいまいちで癒されないことがよくあります。

そういう意味でこのアルバムは秀逸です!
深みのある声はたとえささやくような声でも豊かで厚みがあります。
止まった空気をそっとふるわせるように、静かにやさしく響く声は、心が傷ついているときでもうるさいと思わないくらいに心にしみ込んできます。

発音もよく聞くと語尾の子音まできちんと発音していて、気分でごまかしてしまう歌い手さんが多い中、詩を大事にしている気持ちを感じました。

全般に葵さんが原曲をいかに愛して大切にいるかが伝わってきて、そこが心地よいのかもしれませんね。

曲も聴いてみれば親しみのある映画音楽で、運転中に聞くのにもいいなと思いました。

テルーの歌のようなまっすぐな歌声とは違う、癒しの歌声。
おすすめです。

 

ムーン・リバー ~オードリー・ヘプバーン・スクリーン ・テーマ・ベスト
 オードリーの映画が好きな方ならその音楽もきっと好きになれるはず。彼女はわずか20本の映画にしか出演していないが、その間に出会った監督や共演者の顔ぶれは並でない。また、すべてがすべてではないが、作品にも恵まれたと言える。それをバックで支えていたのはやはり音楽だろう。

 「ティファニーで朝食を」に代表される彼女の映画の素晴らしい音楽の数々がこのCD1枚に収められた。私としては、「尼僧物語」のメインテーマが入っていたことがこの上ない喜びだったが、なんと言っても彼女自身の歌声による「ムーン・リバー」だろう。マンシーニが生前、「この曲を完璧に理解していたのはオードリーただ一人であった」と言っていたのがよく分かる。


 

Theatre Of Strings
原曲の雰囲気を壊すことなく、それぞれのギターの味が出ている、映画好きな自分でも楽しめたアルバムです

 

ティファニーで朝食を【字幕版】 [VHS]
私にとって最高の作品です。ニューヨークのすてきな町並みを舞台にして、すてきなファッション、インテリア、全てがおしゃれで自分のいる世界とは別世界がこの世の中にはあるんだぁと、子供の頃からずっとわたしの憧れでした。大人になり、主人公ホリーの住んでいたアパート(ニューヨーク bet.71th LEXIGNTON3rdAve.)を訪ねました。映画の中のまま、オードリーが今も住んでいるようだった。ニューヨークの魅力となんといってもオードリーの愛くるしい魅力的な姿はいつまでたっても私の心をときめかせます。

 

ティファニーで朝食を [DVD]
オードリー・ヘプバーン主演の作品の中でも、この作品は特に内容が奥深く、観終わった後、ジーンと来て、こみ上げてくるものを感じた。途中、コメディタッチで、笑わせられる場面もあったりしたが、総体的には、シリアスなストーリーなのではないかと思う。ニューヨークが舞台となったこの作品は、それだけでも都会的で雰囲気がある。それに加えて、オードリーのお洒落な雰囲気には本当に圧倒される。ヘンリー・マンシーニの「ムーンリバー」も心に響く、素晴らしい選曲だ。

 

ティファニーで朝食を [DVD]
「ティファニーで朝食を」は、原作と“ラスト”の終わりかたが違うところもおもしろいですね。“ラスト論”に関しては賛否両論の方も多くって、意見もつきないようですが・・。ストーリーを深く味わいたいって方はやはり原作のほうがいいのかなとも思います。(お好みですが・・)

この、映画の中で私がなんといっても繰りかえし見たくなるシーンが、ティファニーに憧れをもつオードリーと、小説家のたまごのペパードが“初めてのこと尽くし”の冒険?をニューヨークの街で楽しむところ。そして、クラッカー・ジャックのおまけに入っていた“指輪”にティファニーでネームを入れてもらうシーンも洒落ていて、この映画の中でいちばん好きなシーンです。

季節が秋(10月だったような)のセントラルパークの木々からあふれる陽射しの美しさや、“キャット”という名のブーで可愛い太っちょの猫、ホリー(オードリー)の“旅行中”(←原作を読んでみてください)のゴブラン織りのバッグ(←個人的にすごく欲しくなった 笑)などなど、オードリーの“妖精のような”魅力とともにシルエットのように浮かんでくる私の“愛すべき映画”なのです!


 

ティファニーで朝食を (新潮文庫)
ファッション紙で憧れて、やってきたニューヨークでモデル崩れ。
毎晩、海軍兵士やらと宴を催し、
ブラジル外交官に恋して、海外へ。
20歳で華やかな都会に出た女の子がやりそうな、平凡なこと満載である。

にも拘らず、主人公「僕」と同様、ホリー・ゴライトリーから目が離せないのです!!
気にかけずにはいられない、思春期の女の子にしか持てない、危うくも瑞々しい魅力。
それが、溢れんばかりに描かれていて、もうこれは、カポーティの文章力とそれを生き生きと訳してくれた村上春樹氏の力なんだろうなぁと思います。

結局、過去は美しいという懐古的な作品なのですが、センチメンタリズムで甘甘になっていないところが、名作たる所以だと感じました。

 

ティファニーで朝食を
映画は小説を見事に換骨奪胎し、キャスト・ファッション・
音楽の妙によってロマンティックでおしゃれなラブストーリーに
変換させた名作。
原作はスタイリッシュだがロマンスではない。
自由で孤独、はすっぱで破滅的で危なっかしいが、人を
寄せ付けない独自のポリシーとプライドある生き方をする、
というか、そのように生まれ、そのようにしか生きられない性を
持った女性ホリーの姿を描いている。
映画と違い、読後感はなんともいえない淡い寂しさが胸に残った。

彼女は環境や自分の意思でそうなったのではなく、孤独な
野生動物が群れや人になじまないように、そのようにしか
生きられない。同じカポーティの小説「冷血」にも、明確な理由の
ない不条理な殺人者が描かれているが、そういう、人間が持つ
どうしようもないいびつさや欠落、逃れられない性、そして
それと同居する不思議な魅力に、カポーティは焦点を当てた人
だったのかなと思った。

隣人に真実の愛を注がれ、受け入れた映画のホリー。
鳥のように自由に生き続ける小説のホリー。
どちらが幸せなのかはわからない。映画「スライディング・ドア」
のように2人の先々を見ることができたら・・・?
と思ってしまった。

余談ですが小説のホリーのイメージは、今ならスーパーモデルの
アギネス・ディーンが合いそうに思う。近づこうとすると逃げて
しまいそうな、ともすると噛みつかれそうな、何を考えているか
わからない野性の本能がありそうな目をしているから。

 

ティファニーで朝食を 動画


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ティファニーで朝食を 情報