榎木と京極堂でウッーウッーウマウマ(゚∀゚)
![]() 来るべき世界 [DVD] |
前に菊地秀行氏のiモードのコラムを見て、このレトロ・フィルム・コレクション・シリーズを知りました。
ただ、その時は価格がわからず、購入していませんでしたが、 先日、読売新聞を見て、価格が安いのを知り、 慌てて購入しました。 低価格でワーナー等の大手が発売されていないDVDを発売しているこのシリーズのファンになりました! 大手の商品で安く販売されているのはメジャーな物ばかりで、カルト作品は価格がこの価格だとは信じられません。 特にマニア思考のタイトルの中でも「来るべき世界」は、 私が今持っている同じDVDは価格が高いわりには画像も良くないのに対し、 レトロ・フィルム・コレクション・シリーズは画質も良く、価格も驚くほど安いのは有り難いです。 翻訳もあのSF雑誌「ファンゴリア」の編集長 石田一氏がされているとかで驚きです! まあ、「来るべき世界」自体を理解できない人も多いでしょうが、私は好きです。 またあの手塚治虫先生が大好きだった事で有名な作品で、SFファンでこの作品を知らなかったり、批判する人はまずいないでしょう。 原作のH.Gウェルズは「透明人間」「タイム・マシーン」等、数々の名作を生み出した人気作家ですが、 彼が当時この作品の為に脚本を書き下ろしたのは有名な話です。 そのぐらい、SF界では当然の定番的アイテムです。 ただ、今まで見れなかったという人が多かった中で、低価格で高画質な商品を手に入れれるようになった、このチャンスを見逃す手はないでしょう! |
![]() 荒野の七人みさき |
タイトルにもなっている「荒野の七人みさき」は圧巻です。
作詞 天狗×京極夏彦 作曲 天狗 歌唱 妖怪プロジェクト×全日本妖怪推進委員会(京極夏彦) PV 妖怪プロジェクト×京極夏彦 ビデオクリップは先日某所で公開されたのですが、見る者を唖然とさせる怒涛のクオリティです。 京極さんすごすぎ。ヤル気満々。 妖怪への深い思い入れと、カラオケで鍛えた歌唱力を遺憾無く発揮され、満を持しての歌手デビューです。 それと、妖怪プロジェクトとavexとの契約がそろそろ切れてしまうとかで、いろんな意味で皆様に購入していただきたいと思うCDです。 |
![]() かっぱのたからもの |
これは間違いなく「買い」です!!
7/2に先行発売されたシングルは、アルバム収録曲とカブってましたので、 パスしましたが、アルバムはたった今予約しました♪ 去年発売された「おばけカタログ’07」はミニアルバムでしたので、 フルアルバムとしては、あの名盤「化け物横丁」以来となります。 メンバーがそれぞれに妖怪の姿ですので、 「イロモン?」とお思いの方もいるかもしれませんが、 楽曲は本物です!! それも子供から大人まで老若男女楽しめます!! ボーカルの「カッパ」と「雪女」も、ホント「歌」上手いですゥ〜 あと、今回は京極さんがメインボーカルの曲も収録されています(荒野の七人みさき) なにせアノ京極夏彦が参加しているのですから、 一部スボーツ新聞でも1面になっていました。 あんまりメジャーになるのもファン心理としては微妙なんですが、 このアルバムをキッカケにプチブレイクはしてほしいです!! みんなもきっと好きになりますョホーン ------------------------------------- 7/23に発売され、 死ぬほど聴きまくりましたので、更新。 今回のフルアルバム、全11曲ですが、 まったくもってハズレ曲なしです!! 相当期待してましたが、こちらの期待の遥か頭上を行く出来でした♪ 特に1曲目の「恋はかっぱ色」。 これがスバ抜けていい歌です。 「みんなのうた」ででもかかろうもんなら、 100万枚売れそうなぐらいの絶品です!! あと京極夏彦氏が歌う6曲目「荒野の七人みさき」。 京極ファンなら必聴です!! 楽曲もいいですし、京極さんの歌も勿論いいんですが、 前奏と曲の最後に、京極夏彦の「語り」が入ってます!! 京極夏彦本人の「御行したてまつる」が聞けますw こりゃシビレますよ♪ ここから、 妖怪プロジェクト、天狗さんのコメントをお借りして ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ------------------------------------------------ 「恋はかっぱ色」は最初に♪ぬけぬけぬ〜け〜♪のフレーズがひらめきまして、 口ずさみながら組み立てて行きました。 京極さんは歌声も素晴らしいですけど、歌入れ作業が早くて舌を巻きました。 3回歌ってOKだったかな? 「骨にならずにいられない」は究極のラブソングというか、ラブソングの最終形態を目指しました。 良いものが出来たと思います。 少しは売れて欲しいですね。 ----------------------------------------------- うん、 このアルバムは絶対売れてほしいなァ〜 |
![]() 京極夏彦 怪 七人みさき [VHS] |
川の中から七人みさきが「おいで…おいで…」というシーンは かなり怖かった覚えありです。 内容的には小説版に比べるとやや「?」な点もありますが、 「怪談+必殺仕事人」だと思えば楽しめるはず。 今作は又市達よりも七人みさきの方が全く出番がなかったにも 関わらず、強烈なインパクトを残しています。 相変わらず戦闘シーンも細かい演出が見ていて楽しいです。 |
![]() 魍魎の匣 第二巻 [DVD] |
京極夏彦デビュー初版ノベルから読んでいたが、長い間それらの作品達の映像化を期待していた。随分経って映画化された実写版を見たが、やはり“縛りのないアニメーション”でこそ、原作が纏っている全編に漂う妖しさと、ピンと張り詰めながらも沈みこんでいる仄暗い世界に落ちていく魔力が発揮されるものと思っていた。それはアニメ・巷説百物語が放送・DVDとなってからますます強まった。京極夏彦の作品には、“これでもか!!”というほどの不思議な出来事が次々と混ざり合い絡みあっていて、読者や見る者は、その迷路のようなカオスの中に引き摺り込まれて感覚が麻痺し、どんどん目先が暗くなっていく。今回、この作品がアニメ化されたことはとても嬉しく、地元TV局では放送がないのでDVDが届くのが楽しみだ。“ふんっ!! CLAMPとマッドハウスのコラボによる待望のアニメ化だって?? ねぇ君、この世に不思議なことなど何もないのだよ、関口君……” |
![]() 吸血鬼ノスフェラトゥ 新訳版 [DVD] |
「1番のホラーDVDは?」と聞かれたらこれを上げる。忠実なリメイク版と合わせればさらに興味深い。当時、ヨーロッパから見たトランシルバニアの闇のイメージが実におどろおどろしい。また、廃城に住む吸血鬼、こうもり、夢遊病、幽霊船、ペストを媒介するネズミ、売りつけようとした廃屋などが、主人公の名前のとおり究極の恐怖(マックス・シュレック)を盛り上げる。吸血鬼の長い腕の形や三角屋根の廃屋の形は忘れられないシーンとなっているが、リメイク版でも忠実に再現されている。500円はとにかく安い!(送料が高い)。 |
![]() 南極(人) |
「どすこい(仮)」の続編というか、並列的な作品。
肩の力を抜いて読み進むことができます。 京極先生はこんな一面もあるのだと楽しめる作品です。 「どすこい(仮)」では、生暖かいような恐怖感があったのですが、 今回はとことんギャグにこだわった感があります。 内容の個人的好みで、星一つマイナスです。 しかしながら、今回引用した作品の中でも特に平山夢明氏の「独白するユニバーサル横メルカトル」を基にした、 タイトルと表紙の絵のオマージュ(パロディ?)は最高です。 その他のチョイスもニヤッとしてしまいます。 このタイプの路線はぜひ続けて欲しい! 京極夏彦は作品の二面性という点において、現代の遠藤周作となると思われます。 |
![]() 魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫) |
2作目にして、やっと表紙やタイトルに惹かれた人待望(?)の
猟奇殺人です。 前作では「なんだこういうオチか‥」とグロ無しでお嘆きの方も 今回はご期待通りです。 京極道シリーズ全てそうですが、タイトルは読み終わると納得です。 いつも意味深いですよ。 ご期待ください。 |
![]() くおんの森 (1) (リュウコミックス) |
本好きには気になる「図書館」というキーワードと絵柄に惹かれて購入しました。
『動物のお医者さん』のような一話完結型のお話が全部で7つ。ただしこちらは日常生活に絡めた形式のファンタジーです。 「書痴」とまで言われた本好きの祖父を持つ主人公(16歳男子・年齢=眼鏡歴)。「一度読んだ本の内容や読んだ文は忘れない」という、『鋼の錬金術師』のシェスカばりの特技を持っています。その彼が両親と共に、件の祖父(故人)が住んでいた家に引っ越してくるところからストーリーは始まります。なぜか人間語を話す紙魚、「森人」と称するモリ、その執事?であるところの羊さん、図書館司書の玉子さん等々、個性のあるキャラクターが登場。 実在の本が出てくるのは「第七頁」(「第7話」に相当)のみですが、該当部分の表現が綺麗です。本を開ければそこはひとつの世界、ということを実感させてくれました。 絵は素人目に見ても丁寧に描き込まれているのがわかります。また「栞が浜通信」なる架空の印刷物が数ページにわたって掲載されているのですが、記事や広告まで書き込まれていてこれだけ読むのも楽しめました。 最初の設定がちょっと分かりづらかったので評者的には星4つですが、気になっておられる方は本の森に分け入ってみるのもいいかもしれません。 |