デュエルマスターズ マナ!!クリーチャー!!すべて破壊!!デッキ
![]() マルキ(吹替版) [VHS] |
ヨーロッパには大人の為の特撮・アニメーションがあります。日本でも優れた作家は少なくないのですが、上質なユーモアが受け入れられることの難しさと作品の長さの問題だと思いますが、小規模の上映会はおこなわれていても商業に大きく展開されたのは紅の豚が最後でしょうか。 この作品は実写ではポルノにならざるをえないシーンを含みますが、擬人化した動物のパペットアニメーションにすることで上品なユーモアに仕上げられています。 現在のように女性の権利も意志も認められた時代ではなかった18世紀欧州。女性解放運動の萌芽は悪女という形から始まりました。現実が動くまでは百年以上の時を必須としましたが、マルキの女性に対する優しさと偽善の革新的な思想はポルノ小説という鎧を纏って流布されました。 この作品はフィクションですが、マルキは本当はこういう人じゃなったかと思わせる優しい映画です。 |
![]() EXOTIC CREATURES OF THE DEEP(DVD付) |
コーラスワークとオーケストレーションがどこまでも心地よい。
丹念に丹念に作り上げられた作品の力。すばらしい! 詞の世界の不可思議さ・不条理さとコントラストが際立っている。 それにしても特典DVDのすばらしさときたら! CDの緻密さを堪能した後にコレを見たら、 人によっては怒るだろうなぁ〜と思った。 個人的には、かなりツボだったんですが……説明が難しいなぁ。 しいていえば、この裏切り方がSparksなのかな。 ボーナストラックもリフレインが気持ちよい。 Likableのラストのリフレインが、冒頭のGood Morningに つながっているので、1曲追加されてしまうことは どうなのかなぁと少々心配したけれど、 「今」のSparksの音がしてて、違和感を感じなかったです。 傑作です。 |
![]() パーフェクト・クリーチャー [DVD] |
これはDVDの写真や宣伝文句から、ホラー好きの人の映画のように誤解を招いているのが失敗だと思いました。この映画、決してそう言ったコアなファン向けのホラー映画ではないです。
ホラー(無論、その要素も十分含まれてはいますが)の衣を借りてはいますが、内容は「異端者」の悲しみとか、異端ゆえに「愛」を知らずに育った主人公のバンパイア修道僧サイラスと、夫と幼い娘を亡くした女刑事リリーとの「心の触れあいと絆」そして、「越えられない愛」を描いた悲しいドラマです。ですから、男性より女性向けというか、そういったリリカルで情緒的なものに重点をおいているので本当に損をしていると思いました。 そして特筆すべきなのは、バンパイアもの結構好きで観ていますが、この作品の世界観には驚かせられました。恐怖と悲哀が混ざり合ったような不思議な世界観です。 バンパイアが修道僧だと言う点だけでも斬新の一言です。 バンパイア修道僧サイラスをダグレイ・スコット、人間の女刑事リリーをサフロン・バロウズ、2人とも日本ではあまり知られていませんが、イギリスでは巧い中堅役者としての地位を固めている芸達者です。 |
![]() エイリアンvs.プレデターメイキングブック―ADIのクリーチャー・エフェクト |
これぞメイキングブック エイリアンとプレデターのスーツのデザインから造形までを大量の写真とユーモア溢れる文章で紹介 写真も大きくてキレイ 最高 ただ唯一の欠点として、製本が雑すぎて一年位するとページが背から剥がれてきます… 因みに2のメイキングブックも同様の問題を抱えています |
![]() ファンタジーの世界を描く -幻獣編- |
景観編が自分なりに得る物があったので、(大して興味もないのに)幻獣編も買ってしまいました。
サムネイルでは分かりませんでしたが、表紙のドラゴンはなんと3DCG。なんとまあ。 景観編と違い描き手は一人。Kevin Walkerという人。しまった景観編を読んで勝手にSPECTRUMオンパレードという先入観を抱いていた。 おまけにこの人オイル使わないみたい。画材の説明もテクニックもほぼ同じ。 そして気になる本筋の内容は。 なんか子供向けのモンスター図鑑みたい。ドラゴンとかトロールとかの生態系とか身体データがこと細かに記載されており(笑)どうやったらそれらのモンスターを巧く表現できるかが指示してあります。 まあ新しい発見もあり、テクスチャの斬新な描き方もありで得るものがなくもなかったですが。 何せ4000円ですので(しかもまた薄い) 「別に自分で開拓できるぜ」と思ってる人は、その方がいいんじゃないですかね。これは。 |