サクラ大戦 スーパー歌謡ショウ「新宝島」 |
今回のCDで初の試みとなるのが、曲の合間に入るさくらと、香蘭、マリアのやりとりです。最初の少しだけしか、セリフなんて入ってないんだろうなぁ・・と思いつつ、勇気を持って購入。 聞いてびっくり!!少しだけなんて私の思いこみでした(笑) 詳しく書いてしまうと、ネタばれになってしまうので書けませんが、一曲一曲の間に、三人のやりとりが入り、思わず笑ってしまいました。 二部の方では、物語の成り行きの解説が入りつつ、ボケ有りで、曲と曲のつながりが見えて、良かったです。三人のやりとりがどの程度入っているのか不安で、購入を迷ってる方多いいと思いますが、普通に聞いてても面白いです。DVDとは違いますが舞台の臨場感があり、トーク有り良いと思いますよ。 |
サクラ大戦 スーパー歌謡全集II |
全体的に、これまでの花組の歌とは曲調が違うので面喰らう人 もいるかもしれません。ミュージカルということで、これまで よりも舞台で使われることが、より意識された曲が多いように 思います。 でも、もちろん、花組の面々の個性は健在ですよ! 目を閉じて、どんな舞台が展開するか想像しながら聴くのが オススメ。 スーパー歌謡ショウ「新宝島」への期待が高まります。 |
新宝島 (手塚治虫漫画全集 (281)) |
当時のまま復刻して頂ければ、文句はありません。 しかし、これは純然たるリライト。私たちが読みたかったのは、 立川談志や藤子不二雄や石森章太郎をときめかせ、その才能を 開花させた「新宝島」の方です。これが一つめの残念。 二つめの残念は、戦後マンガを採り上げたテレビ番組などで、 リライト版の冒頭が紹介されるケースが多いことです。コマの 数が増え、動作の分解がアニメばりに細かい。そこを衝撃的だ! と言われても、歴史の捏造でしかありません。 ただし、巻末の「ぼくのデビュー日記」「『新宝島』改訂版 刊行のいきさつ」は読み応えがあり、これだけでも買う価値は 充分です。 |
謎のマンガ家・酒井七馬伝―「新宝島」伝説の光と影 |
酒井七馬の評伝。酒井七馬は、マンガ史上重要作品であり、手塚治虫の単行本デビュー作『新宝島』のもうひとりの作者として有名な人物。可能な限りあつめた証言と作品の両方からせまる実像は、これまで知られてこなかったものです。筆者が七馬の墓参をする冒頭からひきこまれ、そのままくいくいと読んでしまいました。マンガ家以外のアニメーター、絵物語作者、紙芝居作者といった面もていねいにたどりながらあかされていく七馬の生涯は、これまで伝えられてきた「不幸な晩年」「餓死」といったものとはかけ離れたものでした。図版も多く、七馬の絵の魅力も充分楽しめます。 |
新宝島―江戸川乱歩全集〈第14巻〉 (光文社文庫) |
乱歩の少年小説「新宝島」「知恵の一太郎」がやっと本書で入手できる。 珍しいということで史料価値も高いが、物語もけっこう面白い。 乱歩が少年向けに面白くないものを書くはすがない。少年探偵団ファンも、 大人向け乱歩作品ファンにも手にとって頂きたい。 |