幕末機関説 いろはにほへと 巻の一 [DVD] |
80年代のダグラム、ボトムズ、ガリアン、レイズナーの4部作、2000年に入ってからのガサラキに続き、満を持して世に送り出した正真正銘の高橋監督アニメ第5弾です。この世界観、セリフ回しはガサラキを経てきて結実したものでもあり、主人公の寡黙さはキリコを彷彿させる。意図的に難解にするところは裏読みをさせる高橋アニメの真骨頂で、このパターンはダグラムの頃から健在です。あえてロボット物をやらずこのような史実劇をアニメ化する発想が高橋良輔監督の異端さを表しています。高橋監督のアニメが好きでロボット物にこだわらない方は必ず見て下さい。 |
幕末機関説 いろはにほへと 巻の九(最終巻) [DVD] |
幕末を舞台にしているので空気が重いのはしかたないです。むしろ大歓迎。 しかし話のテンポが少しだるかった…。 ひたすら歴史のお勉強をしている気分。 駄菓子菓子、きっといつか盛り返してくれる!と期待して見ていたのですが…土方さん登場あたりからでしょうか?主人公の影がさらに薄くなっていったような(^_^;) こりゃ一体どうなるんだ…と心配していましたが、最終回はきちんと主人公してて良かったです! 良い終わり方だと思います。 最終回だけなら☆4コです! 作画や殺陣はクオリティ高いかと。…まぁ最終回はどこも綺麗に仕上げますが(苦笑) あと最終回とその手前でキャラを殺して無理矢理盛り上げようとするのはサンライズさんの悪い癖かと。 戦争だから仕方ない…と思わないとダメですか? 全体的に綺麗にまとまった作品だと思いますが、もう一度最初から観よう!となると少しためらいますね。 しかし……和服の似合う男は何故洋服が似合わないんだろう(笑) |
幕末機関説 いろはにほへと 巻の二 [DVD] |
▼あらすじ
見事、仇である針尾を討った赫乃丈たち。 しかし、真の敵はまだ他に居るという蒼鉄の考えから、 自分達の境遇を芝居にすることで、敵をあぶり出すことに。 芝居のことを知った中居屋重兵衛は、蒼鉄の狙い通り、 刺客を差し向けてくるのだが…!! ▼感想 「覇者の首」の呪力で力を得た手だれの刺客が続々現れ、 より伝奇アクションの色が濃くなります。 また今回、英国人とのハーフで、隻眼の拳銃使い・神無左京之介が、 勝海舟の護衛として初登場。 (セリフはほとんどありませんが…) |
KYMG―コザキユースケ画集 |
収録されている作品は ・烏丸響子の事件簿 ・NO MORE HEROS ・SPEEDGRAPHER ・幕末機関説いろはにほへと プラス、今迄ホームペーシに掲載されていた作品を収録した画集です。NO MORE HEROSを目当てで購入したのですが、他のイラストもポッフであったりシリアスな立体を感じさせる仕上がりもあります。個人的には髪の表現がとてもお上手で髪に動きと重さを感じました。パースの効いたスタイリッシュなイラストも多くら見所です。お手本にしたい一冊です。 |