大杉久美子 スーパー・ベスト~アタックNo.1/母をたずねて三千里~ |
アップされないのでコピーしときます。 1アタックNO.1 2エースをねらえ! 3まっててごらん 4よあけのみち 5どこまでもあるこうね 6草原の少女ローラ 7草原のマルコ 8かあさんおはよう 9ぼくはピコリーノ 10ロックリバーへ 11おいでラスカル 12ペリーヌものがたり 13ジャングル黒べえの歌 14幸わせを呼ぶリミットちゃん 15ポールの冒険 16おやすみマルス 17ぼくらは旅の音楽隊 18透明ドリちゃん 19さよならサンティー 20ドラえもんのうた 21ねぇハットリくん 22わたしが不思議 1,2はかなり有名ですが、内容としては名作劇場シリーズの歌が多いですね。 知っている曲も大杉さんのベストとして集めて聴くのは違った楽しみがあると思います。 |
母をたずねて三千里 完結版 [DVD] |
残念ながらリアルタイムの放送を観た記憶はありません。 数年前の再放送を毎日欠かさず観ていました。 子供がたくさん観る作品のわりに大人の勝手や浅ましさ、 いつも明るく前向きな主人公ではないマルコだからこそ 私は自分の目標が霞んだ時や、あきらめてしまいそうな時に これは完結版ということもあり、かなりのエピソードが ただ名作であることは間違いありませんので |
日本アニメーション 世界名作劇場 主題歌・挿入歌大全集I |
こういうCDって、何気に見つけて、 衝動買いのケースがほとんどだが、 今回もまさにそのパターンで、買って損は全然なかった。 懐かしいというのももちろんあるが、 曲のひとつひとつに対して、 とても丁寧なつくりをしているのが、 手に取るようにわかる。 当時の子供番組の看板を背負う主題歌だから、 子供でも歌いやすい、親しみやすいというのは もちろんのことだが、 オケのアレンジもよく聞いてみると、 かなり水準は高い場所にいる。 アレンジャーの職人魂が、 非常に光る曲もたくさんある。 あらためて、ひとつのアニメの作品の 水準の高さもさることながら、 曲をひとつひとつ取っても、 良い曲が多かったことがわかる。 |
母をたずねて三千里(2) [DVD] |
この巻ではマルコが働く事の面倒を、なにくれとみてくれるエミリオとの出会い。マルコのビン洗いの仕事、父親の仕事がうまくいかない事に端を発したみすぼらしい家への引越し、そしてフィオリーナとの出会いなどが描かれています。
波濤を超えて、母を探し出すためアルゼンチンへと、旅立つ事が主題のこのアニメで、ぐずぐずジェノバの街で過ごすマルコの生活を綿密に描き出す事がそんなに必要なのかと、じれったい気持ちにさせられる人もいるかもしれませんが、それが高畑アニメの神髄で、こういう事をじっくり描写する事がどれだけドラマ全体の奥行きを与えているかしれません。 ジェノバの街並みの描写は、宮崎のレイアウト、椋尾の美術により、重層的で、綿密な画面が構成され、特に壁のしっくいの描写なんかは目を見張るものがあります。 第7話では、屋根の上で夕焼けの海を見下ろす中でのフィオリーナとの出会いがありますが、内気で自信の無い彼女が、「友達になれるよね。」と言うマルコに対し、黙って手を差し出すシーンなんかはグッときますし、自然に心を許していく様子が手に取るように解り、セルアニメでこういう表現ができるのは、高畑演出の真骨頂だと思います。 |
母をたずねて三千里(1) [DVD] |
「母をたずねて三千里」の主題歌、「草原のマルコ」がOPで流れるとなぜか目頭が熱くなります。
マルコって子供ですよね。DVDを見返して思うのは、おとうさんの仕事のせいでおかあさんがアルゼンチンにいくはめになったとなじったり、大好きなんだけどトニオ兄さんにつっかかったり。可愛くないよなぁ、なんて思ったりします。 監督の高畑勲は「三千里」を演出するにあたり、「必ずしも安心して観ることの出来るような子供の姿でなく、現実的な姿を見せた」といっています。 名作アニメは子供に安心して見せられる、と一般的には言われます。ですが「三千里」はどこかに刹那的なものを感じます。高畑勲が演出をして、宮崎駿がレイアウト。椋尾美術のすばらしさも、小田部洋一のかわいいキャラクターも魅力です。絵描きとしての馬車馬のごとく仕事をしていた頃の宮崎駿の仕事でもあります。 ものがたりとして「三千里」の魅力は、無力な少年が思慕の気持ちから、はるかな旅路を歯を食いしばって成し遂げるまでの過程を丹念に描いたところだと思います。おとうさんの仕事の意味、兄さんの思いやり、おかあさんの愛情の深さ、旅先で出会う貧困に窮した世の中の現実と機微を旅を通じて理解するようになる姿が私たちの胸を打つのです。 現在の日本のアニメは作画や演出が特化して技術の向上はめざましいと思います。でも、どこか痩せている気がします。OPの「草原のマルコ」の姿に目頭を熱くする自分もどうかと思いますが(笑)三千里の放送から四半世紀を過ぎても目頭を熱くさせてくれるアニメが現在何本あるのでしょうか。小説は行間を読め、という評論家の言葉がありますが、フィオリーナの寂しげなところや、どんなに辛いことになっても病気のおかあさんを心配して一歩、また一歩と歩むマルコの描き方に胸を打つ演出者の意図を汲むのも本作の魅力だと思います。 最終回だけが、感動するのではなく旅の過程でのマルコの成長こそが本作の 魅力であると私は思います。是非ごらんください。 |
遊歩計 母をたずねて三千里~お母さんに会うまで僕は絶対にあきらめない!!~ |
ポケット・タイプの軽量型万歩計。歩数の増加とともに懐かしいストーリーが展開したり、マルコの服装が変化するという発想は楽しいが、絵はもう少し解像度が高ければなお良かったと思う。正直、「三千里」のコアなファンでないと面白さは理解できないような気もする。 |
母をたずねて三千里 (竹書房文庫―世界名作劇場) |
省略はあるものの、 スタッフの方々の労働者魂といいますか 職人魂が込められた作品に出来上がっています。 マルコの無力なのに我を張るところ もきちんと描かれていました。 また大人たちが「いい」ところと「悪い」ところ を持っているのも忘れず記してありました。 |