ゲバラツアー
チェ・ゲバラ 人々のために [DVD] |
見た目も重要だという事です。
その中にピュアな精神と思想。 だから今もこれからも彼は生き続けるんでしょうね。 彼をリアルタイムでは体験していないし、 伝説化しているので、その逸話の全て鵜呑みにはできないが、 チェをひとめ見たら誰でも好きになるだろうな〜 という人間的魅力が画面からも溢れている! 「モータサイクルダイアリーズ」を合わせてみたらいいかもね。 右も左もわからないミーハーの意見ですが... |
チェ・ゲバラ DVD-BOX |
劇場公開された「..人々のために」は証言が多くて、チェ・ゲバラの本など読んだことのある人や熱烈なファンは関心もてただろう。「モーターサイクル旅行記」はチェ自身の画像は少ないけれど、チェがバイクで走った風景を観ることができる。青年ゲバラの漂白の旅を擬似体験しているような気分になれる。彼の幼い頃の逸話や画像も観ることができ親近感とともに、革命家チェの資質の片鱗を感じさせられた。「伝説になった英雄」は、キューバの革命、国連の演説、カストロの方針との葛藤、「フィデルへの手紙」をカストロが人民に演してる画像。そして、チェ・ゲバラの死。チェは、医者・詩人・革命家の範疇ではおさまりきれない存在だったという言葉に集約されているように思う。監督・編集者は、チェを神格化せず、誠実に、チェ・ゲバラを描いているスタンスに好感がもてた。 |
チェ・ゲバラ伝 |
細かな描写についてはフィクション・ノンフィクションあるだろうが、まず読み物として面白い。
また、本書を通して彼が選び辿った人生に心を揺さぶられた。人がここまで献身的で険しい選択をし、それを生涯貫くことができるのかと。 彼が敬愛される理由は、結果ではなくブレのない生き様そのものだろう。 彼を知るには持ってこいの一冊。 |
新訳 ゲバラ日記 (中公文庫) |
はっきり言って読みやすくはなかったよ。
やはり日記だから、思いつくままつづっているから、 あれ?こいつ誰だよ?みたいな人がいっぱい出てきたり。 穴倉掘ったり、野営地を行ったりきたりしたり。 いったい何やってんだろう・・・と全貌が見えてこなかったり。 後ろページに地図が載ってることに途中で気づいて 読み直したり、 人物小事典を何度も確認したり。 途中何度も中座しつつ、 それでもなんとか読んだのは、 クスッと笑ってしまうユーモアや 辛口な本音や、弱音、 ゲバラさんの人間性に惹きつけられるものが あるからなのだと思う。 1967年8月31日、ずっと離れ離れだったホアキン隊がボリビア軍の奇襲に合い、全滅する。ラジオからそれらしきニュースを聞くゲバラではあるが、ボリビア軍の嘘ではないかという希望的観測を捨てられない。 9月に入り、急速にゲリラ隊は追い詰められていく。 それでも、重病のモロをかかえたまま、 ゲリラ隊は、歩き続けるのだ。 そして、10月7日。 最後の日記のページ。 月明かりを情緒的に表現する文章に思わず、ぐっときてしまう。 いつも通りのなんてことはない記述なのだけど。 それは、ここまで読み進んできた読者だけが感じられる なんとも言えない感傷なのかもしれない。 |
革命戦争回顧録 (中公文庫) |
期待をこめて読んだものの、最初はインテリマッチョなゲバラ像を想像していたのでがっかりした。しかし時間がたつにつれ、自分の抱いていたゲバラ像は、ハリウッド映画の描く色々なヒーロー像に固定されていたことに気がついた。様々な戦いを経ていくうちに残念ながら、ヒーローは想像とはかけ離れるとも分かった。ゲバラは実に正直に描いていると思う。歴史に名を残す人の伝では、どうしても隠蔽や「いい人を装う」感覚が漂う。例えば、「彼は周りからは〜と思われていたが、自分は彼の考えを理解できた(してあげた)」という表現だ。「彼」の可笑しさを表すのに、他者のコメントを出しいることが、卑怯な点に気がつかず、私は時間が経っても、「彼」を理解したくなくなる。ところが、ゲバラ氏は本当にピュアだ。だからこそ、有りのままにゲバラ氏のことを捉えないと失礼だという気持ちになる。たまにカストロ像について等、ゲバラ氏は騙されていたのか?と思うところもある。しかし、ピュアな彼ゆえに思い込みや信念が彼なりにあっていいのではないか、と何故か好き嫌いを通り越して思わせてくれる、そんな内容だった。 |
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