フュー・グッドメン【字幕版】 [VHS] |
ブロードウェイでロングラン上映されたアーロン・ソーキン原作の戯曲の映画化です。出演者はトム・クルーズ、ジャック・ニコルソン、デミ・ムーア、「24」のキーファー・サザーランド、「エージェント」のキューバ・グッディングJrです。トムが演じるのは、どんな事件も法廷に持ち込む前に取引で終わらせる海軍の弁護士です。そんな弁護士がキューバの海軍基地で起こった殺人事件を担当することになります。その事件は軍隊のしきたり「コードR」が深く関係しています。法廷でのトムとジャックの対決は鬼気迫るものがありました。 |
ア・フュー・グッドメン【字幕版】 [VHS] |
俺には、単純明快でピッタリと来た。 とにかくラストが |
ア・フュー・グッドメン [DVD] |
まず、映画はすばらしいです! 冒頭のシーンも、トムクルーズも、デミムーアもみな素敵ですが、 敢えて言いたいのは、被疑者となる兵士たちの海兵隊への忠誠心、一途なひたむきさ、そしてなにより敵役となるのジャックにコルソン演じる大佐の言葉にこそ胸を打たれるのです。 最後の法廷での、甘えた弁護士に向かって放つ、最前線で指揮を取る、命をかけて祖国に尽くす大佐の言葉には感動のあまり、正直寒気がします。もちろんDVDで何度も見直したくて買うつもりでしたが、残念なことに英語での字幕がなし‥! 英語の勉強もかねてDVDで見るっていう人はかなり多いですよね。どうしてこのすばらしい映画に英語の字幕を選択できるようにしてくれなかったのでしょうか?残念です‥。 |
ヴュー |
「おもてをあげよ、えりたかく」
「いどめ、めざせ、せいいっぱい」 「てんよりてんへのぼれ」 「らんらんと殺意、血みどろの葉月」 「いのちしらずのさつきばれ、みなごろしのみどり」 「いまこそしたたかはねあがり、そしてゆるりとしんでゆけ」 その言葉、ひとつ、ひとつ、の重さ。 絶望の中に希望はある。 そう思わせさえする、伸びやかな声。 暗く、爽やかな、力のある、混沌とした世界。 生きることへの絶望。 消えていくことへの絶望。 生きるための希望。 消えていくことへの希望。 生死を超えた、音楽は鳴り続ける。 |
幸福のすみか |
歌詞を読んでいるだけですごい、というポップソングはあんまり無いと思うのですが、このアルバムは歌詞だけで結構すごいです。飛ぶ人は落ちるし、夢が見たいけど見たい夢はないし、まさおは動くので動物です。この圧倒的な歌詞が無機的な声で歌われます。ぜんぜん感情がこもっていないので歌詞の持つ意味が不気味に屹立します。決めた今日から、私は鼻を見る。というようないびつさが、いびつなまますとん、と置きっ放しにされます。 でも、音はいびつとは言い難い、落ち着いた、透明な、澄んだ音です。羅針盤の厚い音よりもシンプルな、ドラムとベースとギターの音です。でも、羅針盤に無い何かがあると思わざるを得ません。エフェクトのかからない、むき出しの、細いギターの音からは脆弱な印象を受けますが、でも落ち着いたステディなリズムと共に、なにか確信めいた強さも感じさせられます。自己憐憫とか社会意識とか、そういうなんか鬱陶しいものを超越したところで鳴っている音のように聴こえます。とても、きれいな音です。 『そら』は二人の持つ毒を全く感じさせない、五月の青く抜けた空の下で芝生に寝転びながら聴きたいまっとうな名曲です。こんな曲がころん、と後ろのほうに落ちていて、他の曲との違和感を全く感じさせません。やっぱり相当な名作だと思います。あらゆるいびつさを包み込んで、あらゆるシニシズムを通り過ぎて、このひとたちは案外ほんとうに、まっとうに、幸福のすみかについて考えているように見えます。 |
PHEW |
発売当初は丁度ドイツ系のプログレッシブロック全盛の時代でもっと難解なバンドが沢山いたので普通に聞いていたが、誰でも薦めるアルバムではない。今聴くとおもしろいかもしれない。当時このようなアプローチは、当時彼女くらいだったような気がする。あの音程の不安定さは、カンのボーカルだったダモ鈴木に通じるものがある。 |