宇宙保衛隊 主題曲 BS永遠の音楽 アニメ主題歌大全集
ヒデタ樹 スーパー・ベスト~海のトリトン/人造人間キカイダー~ |
たぶん1/f ゆらぎとかそういう世界なんだろうけど、単に歌唱力があるという言葉ではくくれない声の微妙なゆらぎが、楽曲に緊張感を与えている。ヒーローもので強さだけではない哀愁を織り込んでくる歌唱はヒデタ樹独自の世界だった気がする。 |
コロムビア・サウンド・アーカイブス キャプテンフューチャー オリジナル・サウント・トラック-完全盤- |
おやすみフューチャーメン。もとい、お久しぶりですカーティス以下、「奇妙な姿の男たち(^^ゞ」。 あの時代、フューチャーメンは常に「亜流」の立場を強いられていました。 NHKのアニメといえば「未来少年コナン」 キャプテンと名のつくSFアニメといえば「ハーロック」 アニメ音楽といえば「交響組曲ヤマト」と「白色彗星のテーマ」 声優・広川太一郎さんといえば「古代守」 そんな時代。 小5(当時)の私が、どれだけ本作のよさを的確に理解していたのか、自信はありません。 生まれて初めて買ったサントラ(2,300円くらいしました)でした。 テープで買いました。で、伸びるまで聞きました。 因みに姉は同時に「新・エースをねらえ」の挿入歌集みたいなのを買ってたな。 このCDの素晴らしさについては、他のレビュアーの方たちの二番煎じになってしまいそうなので些少に留めます。 「ポプラ通りの家」。イメージソングという概念が当時なかったので「キャプテンは月で育ったのにどこにポプラ並木があるんだろう」なんてほざいてました(^^ゞ。この曲が聴けるだけでもかなり貴重というか、ありがたいですね。カラオケでも歌っていますが、息が続かないほど歌うのが難しいです。 DISC-2も捨てがたい、いや、かなり貴重です。DISC-1が独立した音楽系なのに対し、こちらはBGM系。太陽系政府主席の招聘に応じ、サイモン、オットー、グラッグを従えて勇躍乗り込んでくるキャプテンの涼しい顔がまぶたに浮かび上がります。 あれから27年。さまざまなメディアミックスの手法を用いて、この作品のよさを世間に知らしめて欲しいです。 原作は文庫で20冊ありましたよね。アニメ化されたのは、52週割る4話完結で13冊分?あらあら、7冊分はOVAでも作れるんじゃないですか? |
アンチテーゼ#2 |
気持ちよくて、昇天しそうになりました。
ふわふわと、空に体が舞い上がる感じ。 ・・・ピアノって、こんな音だったっけ? 私の知っているピアノはもう少し高飛車で、とっつきにくい 音色を出す楽器かと思っていましたが・・・ このアルバムのピアノの音色は、 親しみやすく、耳触りが良く、心地良い。 とにかく、気持ちいい!!! 知っているアニメソングも多く、手を伸ばしやすい内容です。 4.「劇場版銀河鉄道999」‾THE GALAXY EXPRESS 999 は、勇気が湧いてくる一曲。 明るい音色に心まで明るくなれそう。 7.「カウボーイビバップ」‾TANK! 9.「キャッツ・アイ」‾CAT’S EYE どちらもノリノリで聴けます。 |
おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル) |
1967年にサンフラワーに乗船するところから始まる本書は、1974年にフェリーで沖縄に行った自分には、同時代としてかぶる雰囲気から、一気に物語に入っていった。 ジーパン姿のフーテン娘という言い方といい、何とも懐かしく、それ自体は本当は本書の中核のストーリとはまた別な気がするけど、大事な時代性を感じた。 そう、本書主人公のそのフーテン娘にみえるエマノンは、この地球の始まりからの記憶を持つ人という設定だから、「時代性」があるというのは変だよね。 でも、こういう不思議な女性に、何となく純朴で時間だけはたっぷりある男性(当時の自分のような)が、出会う、というシチュエーションは、あの70年代前後、という時代なら、素直に受け入れることができる。 だから、この物語の導入に、その時代性が必要だったんだと、僕は勝手に思うんだ。 今、60代にさしかかった、シニアの皆さん。 これは、あの時代の匂いがする、そして、今、新しい思いでもう一歩踏み出す力を与えてくれる、実に不思議な書物です。 漫画に抵抗感を示せないで、ぜひ、大人買いで手に取ってみてくださいな。 |
恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近! <キャプテン・フューチャー全集1> (創元SF文庫) |
E・R・バローズの「火星シリーズ」、E・E・スミスの「レンズマンシリーズ」と、この数年、東京創元社による往年のスペースオペラ作品の復刊が続いていたが、ついに、というか、意外にも本シリーズが登場した! その昔、NHKのアニメシリーズ(未来少年コナンの後番組だ!)にもなったこのSFの古典であり、スペースオペラ時代の傑作シリーズの復活を心から喜びたい。 刊行予定を見ると単行本化されていない短編についても予定している模様。こうなれば、野田昌宏元帥による「新キャプテンフューチャーシリーズ」や、その昔、SFマガジンの増刊号として出された「キャプテンフューチャーハンドブック」あたりも復刻してほしいところである。 |