明日のために~Forever More~(初回限定盤)(DVD付) |
曲順が悪いですな。 他のレビューにもあるように、最後に向けてミディアムテンポな曲が続き、かなり飽きがきます… しかし ミディアムテンポの曲も、1曲1曲はそんなに悪くなく、ユースフルダイアリー(AL ver.)はめっちゃ名曲!! なので このCDはランダム再生をおすすめしますわ。 あ、でも1stの方が絶対いいです。 このアルバムはゴスペル調とかストリングス使ったりとか ロックとは言い難い曲も何曲かあるんで… |
NIGHT HEAD |
これをカーステレオでかけて夜の街を走ると、怖いですよ〜(笑
名作RPG「クーロンズ・ゲート」の音楽を作った方の作品だけあって、実にうまく作品世界の臨場感を盛り上げる名曲ばかりです。 曲のタイトルもなんともひねってあって、民俗学や神話などが好きな方にはたまらないでしょう。 深夜枠で放送されていたドラマのときもそうでしたが、映画化されたときのこのサントラも素晴らしい効果をあげていたと思います。 グレゴリオ聖歌のように、人の声を重ねた部分が特にぞくぞくするような神秘さを感じさせます。 絶版になってしまってもったいないなと思います。 |
NIGHT HEAD 劇場版 [DVD] |
この映画に効し難く引き込まれていくのには、いくつかわけがある。
ひとつは、超能力者という、人と違う宿命を背負った兄弟という設定、しかも演じているのは豊川悦司と武田真治という、哀愁を帯びた、女性的繊細さがありながら超俗的魔性も秘めているアンバランスな魅力を持った男優たちであったこと。 ふたつめは、本来ならフィクションでしかない登場人物たちのサイキックパワーというものが、よく練られた物語の展開においてまさにリアルな戦慄となって印象づけられたこと。 三つめは、荒唐無稽になりがちなこの手のサイキック物にしては、人間や宇宙の神秘と真実に触れるかのような物語の構成力と主題の奥深さが感じられたこと。 映像の表現力とさまざまな仕掛け、そしてサウンドも見事であったことは言うまでもない。 兄の破壊的パワーの凄さを示すために、あのような惨劇の後の光景を見せる演出の巧みさ、首だけが激しく震える異人たちの不気味さ、少女の恐るべきパワーの犠牲になってプールに浮かびあがる女子生徒たち、全体的に音の挿入を控えることでかえって得体の知れぬ何かを常に感じさせる絶妙の音響効果等・・・・視覚、聴覚、そして心に直裁に迫ってくる何かがこの映画にはある。 それは、おそらく、「魂の救済」ではなかろうか? 主人公たちと同様、わたしも救われたいのだ・・でもだれに救ってもらうのか、それがわからないから、さすらうのだ・・・人を支配したり、支配されたりしながら・・・。 |
NIGHT HEAD 5 (講談社文庫) |
わたくしが初めて゜「NIGHT HEAD」にであったのは
まだ武田真治と豊川悦司が人々にやっと知られ始めた 頃だとおもいます。 超能力全盛時代だったのでしようか。 兄弟の優しさと狂気はとうじとてもわくわくと全5巻を手にし 一気に読んだものでした。 今、毎日のように不可思議な人間の深層心理を解き明かそうと やっきになっている以前に、かたちは物語でしたが何か分からぬ 恐怖というのは1994年あたりに芽生えていたのではないかと考え られそうです。 作者 飯田譲治はこの時代超能力者という容で世に生み出して みせたのでしょう。 いじめ 異種 生贄 そのような言葉を本の中にみるとき、 やはり、いまのいじめの構造にはもっと真摯な態度と家族関係 にも問題がありそうなのかと、読み返すかちはありそうです。 |