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ポートレイト・イン・ジャズ 和田誠・村上春樹セレクション
僕はジャズ初心者なので、あまり偉そうなことは書けないんだけれども、
個人的にはこのCDよりも、「ユニバーサル・クラシック」から発売されている、ポートレイト・イン・ジャズのほうが良い。
どうしてかというと「ソニー」のCDは、どちらかといえば古い曲が多くて、親しみづらいからだ。ビリー・・・などは、とても素晴らしいのだけれども、やはり上級者むけのような気がする。
ジャズ初心者にはむしろ「ユニバーサル・・・」の方が良い。スタンダードもたくさんあるし、初心者にとって一番親しみやすいピアニスト「ビル・エヴァンス」の曲も収録されているからだ。
僕は2枚とも聴いたけれども、多くの演奏家に心打たれて、僕のジャズの世界を広めてくれたのは、「ユニバーサル・・・」のほうだった。

 

ポートレイト・イン・ジャズ
ジャズなんてちっともわかりませんが、
春樹好きが高じてかったCDです。

なんといってもトラック2がきにいりました。
ちょっと変なメロディーで、陽気な感じで、
素直にイイです。
ふらんすはパリを彷彿させます(行ったことはない)。

ジャズ入門に最適かと、勝手に思ってます。


 

風の歌を聴け [VHS]
何だか80年前後が懐かしく感じられた。真枝寺君江が実に美しい。小林薫、室井磁などの若い頃も観れます。
村上春樹の原作ファンの評判は非常に悪いが、新しいところがないにせよ、ATGだけあってか結構楽しんで観れた。小説とはぜんぜんちがうものだけど、少なくとも自分は、観た後に何かが心に感傷を残した。大森一樹作品の中では観る価値があると思う。

 

トニー滝谷 [VHS]
村上春樹氏の短編集『レキシントンの幽霊』所蔵の「トニー滝谷」をうまく映像として表現できていると思います。

まあ、そもそも村上氏の「トニー滝谷」自体がフィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』のワンシーンにヒントを得て書かれたものだとは思いますが、物質主義による逆説的なニヒリズム、すなわち虚無感という、現代人の誰しもが心のどこかで感じているだろうものを、宮沢りえ氏の好演や、空虚感を醸し出させる映像の工夫によって、視聴者は感じることができます。

 

トニー滝谷 プレミアム・エディション [DVD]
ズルい映画だ。海外における評価も高く、おそらく夏目漱石や川端康成のように文学史において名を残すことになるであろう村上春樹大先生の短編が原作だけに、ストーリーに忠実どころか一字一句誤ることなく正確に模写された作品だからだ。今や村上春樹の解説本なるものも出回っており、かつてのゴダールのような扱いを受けている作家に挑む気概は、この市川準という監督にはなかったことがはっきりわかる。

西島俊彦のナレーションというか小説の朗読があくまでも主であり、映像はひたすら小説の流れに従うように控えめに映し出される。Tシャツのプリントから着想をえたという村上春樹の原作は、現代人の喪失感や孤独感に満ちてはいるが、主人公の生活は経済的に保証されており完璧に滅菌されている。そこには、背に腹は変えられぬ苦しみや人間臭さを感じることはできない。

現実から剥離した原作の一部を、登場人物のイッセー尾形や宮沢りえにそのまま読ませるような演出をしているが、それでは監督自身のこの原作に対する解釈が反映されないのは目に見えている。村上春樹の小説を好んで読む読者たちと作家との距離感はあまり違わない。

自分の領域にふみこまれたくないために、他人の領域もおかそうともしない現代人。作家が意図したのは、他人と積極的に関わろうとしないまさにその孤独感だったが、この市川準という監督にも、作家大先生の領域にふみこもうとしない現代病のもどかしさを感じなくはない。

 

風の歌を聴け [DVD]
一言でいえば難しい映画、といえるでしょうか。フランス映画、ヌーベルバーグのように撮ってみようと考えたかどうかはわかりませんが、その雰囲気で、いかにもATG作品とも言える感じです。今の商業映画と比べると貧弱で雑な作り方に見えますが、仕掛けがない分、監督のアート志向と腕前が発揮されていると思います。大森一樹という映像作家を知るのに適した作品だと思います。カットのつなぎ方などに個性が出ていると思います。

 

100%の女の子 / パン屋襲撃 [DVD]
100%の女の子のモノクロとカラーの色使いが印象的でした。
ブックレットも見ごたえ・読み応えがありおしゃれ。
室井滋さんは「やっぱり猫が好き」のレイちゃん役がハマってますが
この作品のようなぼーっとした感じもステキです。
買ってよかったDVDの一つです。

 

Vintage Murakami
村上春樹氏の著書は、ほとんど読んでいますが、英語版で読むと、また一味違います。訳者のくせもあるからおもしろい。
比較的平易な英語で訳されているので、(訳者の方の力量を感じます。分かりやすい英語で書ける方ほど力がある。)読みやすいと思います。

大きな一冊で読むとのはまた違って、オムニバス風になっているので、
心に強く印象付けられます。

村上作品は、何度読んでも、日本語でも英語でも、新鮮味があるというのは、作品の質の高さを感じます。


 

The Elephant Vanishes: Stories (Vintage International)
『ねじまき鳥と火曜日の女達』、『中国行きのスロー・ボウト』
などおなじみの短編を収録。そして人気の『ファミリー・アフェア』
も収録されています!

何回か日本語で読んでから、ペーパーバックに
挑戦すれば、そこまで苦にはならないと思います


 

After the Quake: Stories (Vintage International)
原書も勿論好きですが、この英訳もとても素晴らしいと思います。
全てにおいて訳が丁寧で、原書のリズムを壊していないと感じます。
特に”Thailand”は、もともとの設定が英語での物語ということもあるのでしょうが、本当に素晴らしいと思います。
私にとってThailandは原書よりも、むしろ良い、この英訳が原書ではないか?と思いたくなるくらいです。
静かで透明感のある物語が、訳者の英文によって、その輪郭と静寂をよりクリアに、深くしているように思います。
一人きりで静かに何度も読み返したくなる本だと思います。

 

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)
何という哀愁溢れる物語でしょう。
そこには、精神の揺らぎ、震えからくる「不完全な人間」たちがいます。
そして、溢れる「死」があります。
そして、その「死」によって、心に風穴を開けられた人たちがいます。
そしてそれは、一人一人の人間の弱さでもあります。

時代は、’70年安保の時代です。
デモやストライキが繰り返され、市民運動が盛り上がった時代です。
そのマスの力の裏には、一人一人の「孤独」があります。
そして、運動の挫折からくる虚脱感があります。

ここに登場するほとんどの人物が、そうした人間の弱さを露呈しています。
典型的には、キズキの「死」に痛手を受けた直子なのでしょうが、そこまでいかないにしてもワタナベも直子の「死」に大きな痛手を受けます。
そこには、「生きる」と言うことの難しさがあります。
「生」の終着点は「死」であり、「死」に向かって生きています。
その厳しさに打ち勝つには、永沢のような強靭さが必要かも知れません。
そうでなくても、どこかで自己と外界の間で妥協点を見つけることが必要なのでしょう。

「生」と「死」の問題は時代を超えたテーマで、この小説もそれ故に時代を超えた説得力があるのでしょう。

 

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
心が動きました。

純愛の物語と言うよりも、喪失の物語と言えると思います。 

物語を通じて緑の存在が救いです。
緑の生命力が、主人公・僕の生きる力になっていると思います。

本当に大きな喪失は、時間と共に解決していくしかない。
どんなに心にポッカリと穴が開いても、記憶はいつか遠ざかっていきます。
記憶が遠ざかっていく事実におののきながらも、人は生きていける。

ポッカリと開いた穴に飲み込まれないように支えてくれる存在がいてくれること。
こんなに素敵なことはないと思います。

 

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
衝撃的でドラマティックな展開があるわけではないが、とてもリアルな展開とキャラクターの人間臭ささがあるため、読後数ヶ月経った今も妙に生々しく記憶に残っている。あらゆる面で空虚に満ち、心情によって変化する情景は文学的。
ギャツビーが纏ったあの要素は誰しも投影できるモノだが、彼はとてもスマートで本物以上に魅力を放ちセクシーだった。

それにしても村上氏の翻訳は素晴らしく、ウッカリすると翻訳本ということを忘れてしまう程、紡いだ作品を丁寧に織り直している。

 

村上春樹 動画

村上春樹「聽風的歌」(風の歌を聴け) 電影版片段 Murakami Haruki / Hear the Wind Sing




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