![]() コナミ・ゲーム・ミュージック2 |
グラディウスと同じバブルシステム基板でリリースされたロボット格闘ゲーム「ギャラクティックウォーリアーズ」がメインの1枚です。実はこのゲーム、内容的には・・・なのですが、曲が大変に素晴らしいのです。基本的にはグラディウスと似たタッチで書かれた曲なのですが、より洗練された印象を受けます。ストレートに表現すると、カッコイイ。ヒロイック。コイン投入からネームレジストまで、その印象は一貫しています。グラディウスの曲が好きだけどこのゲームは知らないなぁというあなた、一度お試しあれ。 ほかの曲は粒揃いです。やはりバブルシステムのレースゲーム「RF2」のランキング曲なんかが聴きどころでしょうか。 |
![]() KONAMI GM HITS FACTORYI |
聞いてすぐにそれと分かるコナミサウンドがてんこ盛り。ヴァンパイアー・キラー、スペース・ロマンサー、キャプテン・ジェイムス、ストリート・コレクションあたりはやはりコナミサウンドの圧倒的な質の高さを感じますな。この価格でも買って損はしないと言って宜しいかと。 |
![]() サーカスチャーリー |
アーケードより移植された、タイミングアクション。 サーカスによくある「火の輪くぐり」「玉乗り」「綱渡り」「空中ブランコ」 の4ステージ構成。 アクションはジャンプだけだが、これが半端には出来ない(笑)。 キャラクターが可愛いので、女性にも楽しめるかと。 |
![]() コナミ80’Sアーケードギャラリー |
私がこのレビューを書いている2004年でも、まだ80年代を懐かしむ動きが少し残っている。80年代と言えば、確かに音楽・ゲームのシーンでは全盛期と言っても過言ではない。ゲームについて言えば、実に単純明快なものばかりだと思う。音楽も、現代ほど複雑ではなかった気がする。このソフトの収録されているゲームのどれもが、当時のゲームセンターのひとコマを作ったものばかりである。単純だが時間を忘れて熱中しやすいモノばかりだ。まだ子供の時分だった私は、大人になり自分でゲームセンターを作り、こうしたゲームを残したいと密かに思っていた。そんな私にとって、この作品は涙モノだった。しかし、こうして80年代を懐かしんでばかりも居られまい。80年代の恩恵を満喫した我々が、将来の子供達の為に今を作り上げて行かねば。、、、と思いつつ、このゲームで一服をする私であった。 |
![]() コナミ アーケード コレクション |
私がゲームセンターでゲームをやっていたのは1984年〜1986年頃で、中でもサーカスチャーリー、ロードファイター、グラディウス、ツインビーの4つは思い出深いです。私的にはこれに「沙羅曼蛇(サラマンダ)が入っていれば完璧でしたが、残念ながら収録されていませんでした。それでもグラディウス、ツインビーの出来は完璧ですね。
画面の縦横比率変更やディップスイッチなど、細かい設定ができます。さらに「ジュークボックス」なんていう、当時のゲームBGMマニアにはたまらないものも付いています。基本的にサウンドもグラフィックも良くできています。 ただ、サーカスチャーリーのBGMだけは納得行っていません。なんとなくテンポが早いのと、私の好きな3面(トランポリン)の曲が変な風にアレンジされてしまっています。著作権か何かの問題があったのかも知れませんが、ちょっと残念に思いました。 30代中盤〜40代前半の元ゲーマーには、懐かしさがこみ上げてくる内容だと思います。最近のゲームに慣れている人には、ちょっと物足りないかもしれませんが…。 |