20071225 東京六大学野球特集
![]() DRIVE ME CRAZY |
作曲:布袋寅泰 編曲と作詞が山下久美子です。 布袋サウンド全開です。布袋が作曲した中では一番あっている と思います。 |
![]() 東京大学物語 [DVD] |
この「東京大学物語」はどうしても遙目線で描きたかったんだ。
そして映画も、その意味においては成功していたと思う。もちろん「補完」が第一目的だから、原作を知らない人にはわかりにくい、感情移入しにくい部分もあったかもしれない。 けどそれは、承知の上で大胆に切り捨てたのだ。そうでなければ、本当に言いたいことが言えないから。 伝わりましたよ、十分すぎるくらい、伝わってきた。途中からもう、涙が止まらなくなっちゃったよ。(泣) この作品、早晩「原作者の自己満足」という評価だけを残して、消えていってしまうのかもしれない。 でも、伝わる人には、間違いなく伝わった。 「感情移入できたかどうか」これだけですよ。また、今回、なぜ葉子ちゃんが水野遙と言えば、監督は「HシーンOKだったから」とか「ムネがデカいから」とか言ってるけど、あれはマスコミ向けリップサービスでしょ? 「薄幸の美少女」「健気な」で表わせる子って、葉子ちゃんが筆頭じゃないの? 雪の中、村上君のアパートの下でじっと佇むシーン、素晴らしいよね。 雪山から一気にラストへドタバタなだれ込む展開、下手な子がやれば、コメディになっちゃうか、意味不明にしちゃう。僕は葉子ちゃん、上手いと思う。 「脱ぎっぷりが悪い」とか「出し惜しみ」とかいう声がありますね。 それは葉子ちゃんの拒絶でも、ジムショの躊躇でもないでしょう。「遙ちゃんは「聖母(マドンナ)」ですよ。清らかなままでいなくちゃならない。 それは「肉体的に」でも「精神的に」でさえない。もっと高い部分での「絶対性」というか。だからこそ彼女は、ああなるしかなかった。という部分で、モロ出しシーンは範田紗々ちゃんや不二子ちゃんに回ったんでしょう。 ズバリのシーンがあっても、多分葉子ちゃんにもジムショにも抵抗はないと思うし、僕にもありません。 |
![]() 東京大学物語 【コミックセット】 |
「東京大学物語」は頭脳明晰、容姿端麗、運動神経抜群の村上直樹が主人公。とにかくこの村上直樹という人物はある意味、日本漫画史上もっとも「凄い」人物。この漫画の見所はまず、この中村の「思考」そのもの。誰もがみとめる天才だけにプライドも人何倍か高く、神経質なために何事も深く考えずにはいられない。常に他人の目をきにしているからどんどん妄想にはまりこんでいくが、その思考の方向と仕方、スピードが断然常人を飛びぬけていて面白い。どんどん泥沼化して失敗し、同じことを繰り返し、どんどんあらぬ方向でギャグ漫画していく・・・。そして話はどんどん大人向け漫画っぽくなっていき、誰もがどこにこの漫画が向かっているのかわからなくなる・・・そんな不思議で痛快で笑える漫画。 |
![]() 東京大学物語 34 (34) (BIG SPIRITS COMICS) |
10年近くも続いた連載も、その連載誌を買わなくなってその結末をついぞ知ることはなかったのですが、最終刊だけ手にとって読了としました。「MONSTER」も「X-FILE」も途中とばしで最終巻を読んだり、見たりしたその悪いクセです。 高校生の村上直樹が、悶々と、ある意味、ひとり妄想をひろげて繰り広げ転がる恋愛コメディの「東京大学物語」。なんだか男心に共感するところもあったりしたものです。 さて、最終巻。恋愛コメディだと思っていたのに、きっちり人生論に置き換わり、なんだか手塚治虫の「火の鳥」を思い起こさせるような展開になっていたとは!途中は読んでいませんが「東京大学物語」はすごいマンガです。 |
![]() 多文化間カウンセリングの物語(ナラティヴ) |
本書は「アメラジアンの子どもたち」のS・マーフィー重松氏の著作である。 著者はアイルランド系アメリカ人と日本人の両親を持ち、アメリカで育った自らの経験を生かしたカウンセリングを行っている。本書の中で扱われている事例は決して多くは無いが、アイデンティティの悩みについて考えるのには大変有益である。 「多文化カウンセリング」に関心のある方もそうでない方も是非一度手にとってみて欲しい一冊です。 |