ナースのお仕事2 DVD-BOX |
現在第4シリーズまで出ています。設定を殆ど変えずにこれだけ続いているドラマは、最近は無いので(当然水戸黄門とかは除く)、やはりドラマ自体のコンセプトが面白いからでしょう。あくまで私見ですが、この第2シリーズがそのロングランを決定付けたと思います。 相も変わらぬドタバタギャグの中に、時々入る恋愛(でも所詮はコメディ)と病院という《死》に近い場所でのシリアスドラマのバランスが非常に優れています。エピソードの一つ一つは大した印象を受けないし、衝撃的なシーンというものも少ないのですが、なぜか妙にもう一度見たい、続きが見てみたいという衝動に駆られます。本当に理由はよく判らないのですが。 あと、何も考えずに取り敢えず笑いたいんだ!という人は見て下さい。日本の将来とか、世相を云々とか、そういう複雑なことを考えずに笑えますし、時としてジーンときたり、ホロリときたりします。でも、感動、というものまではありません。根本はギャグコメディです。そこから絶対に足を踏み出していません。はまった方は、全シリーズ+スペシャル版&映画を見てみましょう。はまらない方は、そこまでする必要はありません。そういうごく普通のドラマですが、少なくとも私はなぜか惹きつけられています。 |
ナースのお仕事3 (5)~(8)BOX [DVD] |
相変わらずの病院を舞台にしたコメディーだが、"観月ありさ"無しでは考えられない程の適役である。もちろん松下由樹を筆頭に脇役がしっかり支えているからでもあるが、やはり観月ありさを抜きにしてこのドラマは考えられない。 |
ナースのお仕事3 (1)~(4)BOX [DVD] |
私は、ナースシリーズが好きで、パート1から見てました。でも、この パート3が一番面白いですよー。なにがって、いずみちゃんのドジっぷりがサイコーにいいんです!いずみちゃん、ハジけてますよー! |
NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第壱集 [DVD] |
思い切って、購入しました。
於一(おかつ)が篤姫(養女)になり、御代(将軍の正室)となるまでを描いたセットです。 養女になった篤姫が成長していく様と御代となって夫である家定と真の夫婦を築き上げていく ところが好きです。特に、家定が心を許し、御代との仲がよくなっていく様子が、演技や 表情だけでなく、2人の衣装の変化によっても明らかになっていくところが「粋」だと思う。 見事に反映されているところは、家定と御代が誰を大老に選ぶかという場面でのこと。 家定の身に付けている着物と御代の打ち掛けの中の着物が赤、家定の袴と御代の帯が同じ色で 同じ柄、その他の家定の表面に出ている色(衣装の)が白で、御代の打ち掛けが白地で赤い柄 であるというように、すべてにおいて、重なり合っている。その他の場面でも、2人の着物の 色が一緒になったりすることもあるが、この場面では、細かいところまで、合っている。 衣装を見るだけでも、2人の心の絆が強くなっていることが窺える。 5点としたいところだが、値段が高いということと、海外でも人気が高かったドラマなので、 英語の字幕があってもよかったのではないかということで、1点減らしました。 |
天城越え [DVD] |
三村監督田中優子版「天城越え」と比較すると、こちらのほうがわかりやすい。殺人の動機も筋も設定も場面の流れもすべてがわかりやすい。
だけど、だけど、だからこそ三村版の「天城越え」がもっていた強烈なパワーがない!。比較しちゃかわいそうだけどね。佳作。 |
長い長い殺人 [DVD] |
今まで見た色々な 原作⇒映像化の中でも ぴか一ではないでしょうか。まず配役!谷原章介! ピッタシです。本当に。 実は模倣犯の事もありましたので見るまでドキドキしてたのですが… 模倣犯もこの監督で作れば良かったのでは? 原作を読んで、この本が好きな方なら、必ず満足すると思います。 いくつか省かれた話があったのですが、全体的に考えてバランスが良いと思いました。 原作ファン、オススメです!! |
ナースのお仕事3(5) [VHS] |
このビデオは、とてもいいです。 なぜなら、いずみちゃんと高杉先生が結婚するのですから! 幸せそうな2人をみていると、心が癒されます。 ドジシーンも満載でおもしろいですよ。 |
破顔 |
『破顔』とは、いいネーミングです。黒を基調とした装丁も悪くないし、モノクロ写真もいい。中身は日経夕刊の随筆欄「プロムナード」に週一で掲載された小文25篇。
「たかだか七日ほどの間に、こころをよぎった由無いことを、ささやかな上機嫌にくるんでお話しする」と、後書きにありますが、私は著者長塚京三氏に共感するというより、新鮮な驚き(むしろ脅威の眼)を以って、全篇を一度に読んでしまいました。 内容を紹介するのは控えますが、本の題名と同じ「破顔」と「手のひら大」「甘えどき」などは、印象深く、いちいち腑に落ちるというか、本当にそうだなぁと感じました。少々むずかしいところも彼らしく、実に「おヌシ、デキルな」で、団塊近傍世代の読者には特に効果的かと。 『寒山拾得図』の、幽暗の中で不気味に”破顔大笑”する寒山と拾得の表情に似たアクの強い怪異さ加減もほどよく、俳優 長塚京三の破顔(歯顔?)は、したたかで且つ温かい。 |