ヒビノウタ(初回生産限定盤)(DVD付) |
恥ずかしながら深夜アニメのエンディングではじめて高鈴を知りました。
わたくしのようなひねくれ者は歌を聴いて泣くということは滅多にないのですが、 歌声にすっかりやられてしまい、今回久しぶりに泣きました。 「深夜アニメ」ということで偏見を持ってカテゴライズしがちかと思いますが、 それを易々と乗り越える普遍性を充分に持っています。 むしろ「アニメ制作スタッフの個人的趣味ではないのか?」と勘ぐってしまいます。 必聴とはいいません。が、少しでも耳をかすめたらじっくりと聴かずにはいられない歌声です。 |
あの日タイムマシン |
普通のバンドよりも音が厚くて聞き応えがあります。歌詞もアニメに合っていて、どこか懐かしい歌だと思いました。 |
続 夏目友人帳 音楽集 いとうるわしきもの |
公式HPによると、
オリジナルサウンドトラック『続 夏目友人帳音楽集 いとうるわしきもの』 【収録内容】 ・吉森 信による情緒あふれるBGM集 ・夏目貴志(CV神谷浩史)の歌うキャラクターソング「歩み寄る勇気」 ・第一期エンディングテーマ「夏夕空」(中孝介)TVサイズ 【初回生産限定盤特典】 ・妖花札[萩]4枚 だそうです。 再び夏目友人帳のやさしく温かい、そしてにゃんこ先生を筆頭に妖達のちょっとまぬけな雰囲気のBGMがまた聞けるのかと思うと嬉しくてたまりません。 個人的には一つ目の『おとのけの捧げもの』の神谷さんによるキャラソンが大ヒットしたので、この「歩み寄る勇気」も楽しみです。タイトルからして、夏目の成長ぶりが表現されるのでしょうか? このサントラ自体は第二期のアニメのもののはずなのですが、第一期のED「夏夕空」のTVサイズが入るとのこと。第二期のOP、EDはどうするのでしょうか?? あくまでサントラ集なので、夏目友人帳の音楽に興味がなければお勧めしませんが、もし少しでも興味があり、また神谷さんによるキャラソンを聞いてみたければ是非どうぞ! |
続・夏目友人帳 1 【完全生産限定版】 [DVD] |
前作の優しい雰囲気が好きです。オープニングもエンディングも提供読み上げも。
それに比べると、「続」は、立っている気がします。パワーアップ? |
夏目友人帳 7 (7) (花とゆめCOMICS) |
主人公の夏目と妖(あやかし)祓い屋の名取が、妖が襲われる奇怪な事件を探るうちに、勢力の大きな妖祓い屋・的場(まとば)一門と遭遇する「友人帳」本編。第二十三話〜第二十六話までのひとつながりの話では、妖たちを我がことのように気遣う夏目、彼の側に立つ名取に対する的場一門の当主の異質さが印象に残りました。今後、的場一門がどのような形で話に絡んでくるのか、楽しみですね。
第7巻には、四話からなるこの本編(全135頁)に続いて、「特別編7 夏目遊戯帳」(16頁)と、著者初期の読切作品「夏にはため息をつく」(36頁)が収められています。夏目と斑(まだら)ことニャンコ先生が、ほかの妖たちや子狐と遊びに興じる「特別編7」と、蛍(ほたる)舞う夏、不思議な力を持つ少年の恋する想いを綴った「夏にはため息をつく」。 妖たちと夏目が分け隔てなく、影踏み鬼の遊びをしてわいわい騒ぐ前者「夏目遊戯帳」の掌篇が楽しかったな。それまでの賑やかな空気がすっと静まり、やがて元の陽気な調べが戻ってくるラスト四頁に、格別、心惹かれる優しさを感じました。 |
夏目友人帳 (1) (花とゆめCOMICS (2842)) |
「どろろ」よりも「うしおととら」に近い妖怪物。
花ゆめなので、綺麗なサラッとしたタッチだけどもストーリーは万人に面白いかと。 バイオレンスな戦闘よりも、妖怪と人間のドラマを描いた心温まる作品。 この作者の短編集で「妖怪の祭に人間が紛れ込む」っていうのが収録されてて、それが元ネタなのかな。 「蟲師」や「百鬼夜行抄」を読んだ事ある人には是非オススメします。 どろろ (1) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka) うしおととら 19完 (小学館文庫) |
夏目友人帳 (2) (花とゆめCOMICS (2969)) |
某書店に行ったら、週間ベストセラーコーナーのコミック部門で八位になってました!
「絵が苦手で…」という理由で読まないお嬢さんが多かった緑川さんの漫画ですが、すっかり大人気ですね。応援してきてよかった…(涙 一話完結の読みきり作品なので、この巻から読んでもOKです。 今回は前巻とは少しちがう印象を受けました。 一巻では妖怪に名前を返したり、手助けをしたり…… 夏目君は妖怪のために行動して、サポーターのような位置にいました。 つまり妖怪メインのお話です。 けれど今回は夏目君自身の話になってきたなという感じです。 他人のためばかりではなく、自分のために「居場所を守りたい」と思ったり。 「妖怪が見える」という誰にもわからない孤独をもち、人を避けていた少年がだんだん人と交わろうと努力してる姿が見られます。 友人帳の能力を使ったり、危険な目にあったりと、エンターテイメント性が増しています。ギャグ(?)も増えて、笑う所が多いです。 その分、一巻でただよっていたせつない雰囲気が減り気味で、少し残念。 せつなくないわけじゃないんですが、一巻でほろりときた感じがまた欲しい!と思ってしまうのです。 ページ数がもっとあれば、それもできたのかもしれませんが。 せつなさかエンターテイメントか、そこは人好き好きなので判断はしかねますが、この作品は妖怪モノなのに、活劇を売りにしていないのが他作品とちがうな、と思ったので、その点今後どういう方向になるのかが気になるところです。 緑川さんの描くキャラクターたちは、一途で優しい心をもっていて、忘れがちな何かを思い出すようなものがあります(脇役もすごくいい!)。 何気ない会話でも、田舎ののんびり優しい感じとか、夏目君の友人もこういう良い奴いた! みたいな、郷愁的な雰囲気もあり。 ガチガチのエンタメや恋愛話に飽きてきた、なんて方は(もちろんそうでない方も)読んでみてはどうでしょう? おすすめします |