古事記 |
タイトルから分かるようにアルバム全体が
一つのドラマになっています。 正直その前に発売された「ライト オブ スピリット」等は 私のような凡耳にはただの電子音にしか聴こえない感が あったのですが、本アルバムは統一感を持ってしかも それぞれの曲のクオリティも素晴しいと思います。 またエンディングに向かって曲調が盛り上がっていく構成も 聴き応えがあって「西洋から見た東洋」が見事に 描かれていると思います。 喜多郎さんファンにはお奨めの1枚ではないでしょうか? |
古事記~KOJIKI~ |
ボクはこだわりが強い方だから、極限まで打ち震えるということは、そうはない。しかし、喜多郎のこのアルバムには、心底震えている! メロディの隅々は(宗次郎や姫神とは異なる“次元”の)喜多郎なのだが、アレンジの桁が決定的に違うのだ。他のレビューの方にも明らかなように、さまざまの地域・民族の楽器、音色をコラージュしたり、タペストリしたり――それが、勢い浮いてしまう、彼自身の他のアルバムとはデキが違う、完成度なのだ。それでいながら、死体の完成された美しさではなく、つまり石の建造物の美ではなく、もっとシンプルな郷土玩具の美しさが、もっとも“残る”のである。これは、今日、ビジネスで騒がれるコラボレーションを「日本人が」なしていくスタンスと方向性、音楽という形で示してくれているともいえる。買ってホントに良かったナ(^^ |
古事記 (学研M文庫) |
子供の頃、絵本で「天の岩戸」、「ヤマタノオロチ」、「因幡の白兎」
などを読んで以来、何度も岩波文庫の古事記を読もうと挑戦し、その たびに日本人でありながら日本語が理解できないというトラウマとジ レンマに陥り、そのたびに疲れて断念しておりました。 今回、梅原猛先生の訳でやっと読むことができました。 これを契機に、他の訳や日本書紀なども読んでみたいと思います。 文庫ででているのが、尚、嬉しかったです。 |
萌ゆる古事記 |
萌え絵で楽しむ本であって、文章はどうでもいい本である。画力のあるマンガ家が主導権を握ったのか、前作の作品よりは面白く見れる。
正直、文章は無視して絵だけで楽しむ本であり、古代史や神代史に関しては他のレビューの方が書かれているように、底の薄さのみが知れるだけである。参考文献が古事記そのものを読まずに、古事記マンガというのは御粗末ではあるが。 ライターの能力ならば☆は一つもつかないが、マンガ家の能力なら☆4〜5という所であろう。 |
図説 地図とあらすじでわかる!古事記と日本書紀 (青春新書INTELLIGENCE) |
古事記と日本書紀の図説入りの入門書。おのおの記述の流れに従ってトピックス的な話題を簡潔な章立てで説明。ハンディな整理本として好適。 |