模倣犯 [DVD] |
原作ファン(原作至上主義)の方々が批判の対象にする気持ちは解らなくありませんが、酷評するほどの出来ではなく、「(比較的)完成度が高い映画」だと私は称します。
クールで冷酷な天才犯罪者・ピースは、個人的に言えば、原作基準のストーリーにそっていなくても、魅力があるキャラ(「悲哀」を持ち合わせる悪役)に仕上がっています。 この映画を酷評するコメントを見てみると、本気で映画版『模倣犯』に惹かれた私にとって悲しくなります。 |
理由 特別版 [DVD] |
時間が2時間半もあってたるそうと思って見ていたらこれが結構面白かった
たった4人の死体をめぐり104人もの人達を巻き込んで行く 出演者全員ノーメイクというドキュメンタリータッチの描き方 話もかなりリアルで面白かったです 壮大な推理小説を読んでいるようで楽しいです 正に日本映画の傑作とにかく素晴らしい映画です |
英雄の書 上 |
主人公ユーリ(友理子)の成長の物語。
ファンタジー小説として大きな構造をもっています。 英雄、器、物語。。。 こういうメタファーに私は惹かれました。 「ブレイブストーリー」を凌ぐスケールです。 いじめや10代による殺人事件という、 現代日本の病理を、 寓話として成立させてしまう筆力には脱帽。 注目したのは「器」。 バーチャルな世界にのめり込む日本人の姿を、 ファンタジー世界で、 再構成したものではないかなと。。。 後半の盛り上がりは凄まじいと言っていいほどのテンション。 宮部みゆきが持つ、文学への無条件の信服を感じられます。 勇気をもらえる新作です。 |
ブレイブ ストーリー 新たなる旅人 |
他ジャンル(漫画や映画など)のゲーム化と言えば、大抵微妙な作品に遭遇する人も多いはず。
正直、自分もブレイブストーリーのゲーム化と聞いても、見向きもしなかった。 でも、ココのレビューで言われていた事は、決して的はずれでなかった事に驚き。 映像美は、PSPの限界に挑戦とか「言い過ぎだろw」と思ってたけど、細かく本当に綺麗に再現されていた。 実は、PSPの液晶の限界を超えて表示し切れていない部分もあるきがする・・・。 TVに繋げて遊べば、更にグラフィックを堪能できるかも知れない。 ゲームの難易度自体はそれ程高くなく、ストーリーもさくさく進められる。(シナリオも悪くない ダンジョン内の移動では、早すぎだろと思う程移動速度が出せるので、のろのろ歩く主人公に イライラする事とは全くなかった。 エンカウント時、map移動時などのロードは短く快適。 戦闘中はやたら喋ってくれる。 武器は装備を変えればグラフィックも変わる。 他で言う調合や合成にあたる、アクセサリー製作のシステムもある。 無駄におためし鳥が可愛すぎる。 残念な事を無理矢理上げるとすれば、綺麗なグラフィックをもっと間近で堪能する機会が少ななかった。 本当に、これだけ綺麗な物はPSPソフト内では滅多にないはず。 迷ったら買っておいて損のないゲームなのは、確実。 |