![]() 華麗なる賭け [VHS] |
とにかくお洒落、スタイリッシュ。主題歌も素敵だし、画面分割はスピード感があり効果抜群。マックイーンの仕草の一つ一つが絵になっている。受話器を置く時くるりと回すのがかっこいい。フェイ・ダナウェイもそれに負けないくらいお洒落。二人がチェスをするシーンでは、心理的駆け引きが見事にカメラワークや編集で表現されている。ラストもすごく粋。まさに「華麗」。 |
![]() オリジナル・サウンドトラック「華麗なる賭け」 |
この作品を5年ほど前にNHKのBS2で見たのですが 作品もすばらしいですが、何よりも主題歌が最高でした。 ルグランのBGMが、作品に非常にマッチしており 私も、以前発売されたのを持っていますがやっぱり 繰り返して何度も聞いてしまいたいほどでした。 アメリカではDVDが発売になっていますが 日本では、未だにDVD化されていないのが悲しいところです。 作品をご覧になっていない方も、これを聞けば絶対にはまると思います。 |
![]() ジャック・ジョーンズ,ミシェル・ルグランを唄う |
ジャック・ジョーンズの国内盤がこのところ発売されてるのは嬉しい。このルグラン集は良い意味での若々しさが溢れています、しかし、歌の深みも同時にありNobody knowsなどは胸に響きます。最後の ジンジャーブレットマン だけは曲がお手軽だが後は素晴らしい。ヴィック・ダモン以上に日本での地名度がないがグラミー歌唱賞獲得した実力派ですのでこの機会に是非。 |
![]() トーマス・クラウン・アフェアー [DVD] |
日本で公開するのに「トーマス・クラウン・アフェア」と言われて、誰が興味を持つだろうか?
この映画は、スティーブ・マックィーンとフェイ・ダナウェイ主演の「華麗なる賭け」のリメイクを売りにしているのだから、それを宣伝しなくてどうする?と言いたい。 「華麗なる賭け」を賛辞する世代のほとんどが、今でもこのリメイクの存在を知らないだろう。 これは日本のメーカーの大失敗である。 「華麗なる賭け」は、日本では未だにDVD化されていないのが不思議なほどの傑作である。 海外ドラマ「24」でも使われたマルチスクリーンは、この時、初めて使われ、最高にスリリングな効果を引き出した。 ミシェル・ルグランが手がけた主題歌の「風のささやき」は今回のリメイクでもアレンジを変えて使われている。 本作では冒頭から、主人公のカウンセラー役でフェイ・ダナウェイが出てくる。 要するに、このリメイクはオリジナルに対する敬意であり、かつ挑戦なのだ。 シナリオは現代風にアレンジしてあり、ほどよいテンポで進む。 主演はピアース・ブロスナンだが、レネ・ルッソに感情移入させるシークエンスが多い。 フェイ・ダナウェイはどういう心境で、この映画に出演したのだろう。 作品は賛否両論だが、主人公が大女優のフェイからカウンセリングを受けているのは、全ては男の現実逃避から生まれた夢物語?……と捉えることもできる。それなら肩肘張らずに観ることができるし、フェイの出演理由もなんとなく理解できる。 チャンスがあれば、レンタルショップやテレビのロードショーで、オリジナルも鑑賞してもらいたい。 |
![]() トーマス・クラウン・アフェアー [DVD] |
まずこの作品をReviewするにあたって、Originalである「華麗なる賭け」と比較する事は止めました。
マックイーン&フェイ・ダナウェイ(今作でも出演してます) V.S ピアース&レネ・ルッソでは貫禄という点で敵わないからです。 この作品の2人は余りにも安っぽいから(ピアースは変に気取らなきゃ、良い役者さんなのになぁ)。 で、映画そのものはと言うと前半はSpeedyな展開で中々面白いと思います。 特にモネの絵画を強奪するところまでは、Thrillingで結構引き込まれます。 ところが、ピアースとレネが懇ろになってからは、どにもこうにもツマラナイ作品となってしまいました。 その理由の1つがレネ・ルッソ。 この方、元々個性的な顔立ちですけれど、Cameraの角度によって物凄く老けて見えるんです。 撮影当時は45歳ですが、こういったLove Suspense作品でHeroineが年相応、もしくは年齢以上の婆さんに見えてしまっては 興醒めしちゃいます。 その上、元Modelですから体型がSexyとは言い難く、劇中Nudeになったり、激しいBed Sceneで頑張ってはいるのですが 『止せば良いのに』としか思えませんでしたね。 最近出演作品がメッキリ減ってますが、演技は然程上手くもないし、Visual的にもでc級ですから、映画界から自然とFade Outでしょう。 2つ目は追う側の魅力不足。 デニス・レアリーは好きな役者さんですが、「ジャッジメント・ナイト」でのチンピラ役の印象が強すぎて、犯人を追う刑事役には向いていない。 これが悪徳警官とかだったら、正にハマり役なんでしょうが。 追っかける犯罪者がピアースだから良いものの、もしマックイーンだったら役不足過ぎまっせ。 Lastも粋なEndingだと、脚本家、演出家は思っているんでしょうが、観ている側からすれば、アホくさの一言。 但し、Stingの歌う"Windmills Of Your Mind"はJazzyで良い雰囲気です。 |
![]() 華麗なる賭け (リンクスロマンス) |
受の背景が深いです。
彼の“家”(家族とか親戚とか建物も、血筋だの家督だの)を思うと、胸が痛くて、つらいです。 だから、出会いこそ最悪だけど、(未来の)恋人から、大切に気遣われる扱いに、読み進めるに従って、少しずつ安心し始められました。 ラストは“叔母のように”喜んでしまいました(//▽//) |