となりのトトロ [VHS] |
昭和30年代に東京の郊外で生まれ育った私にとって、この作品の光景は、余りにも懐かしく、切ない物ばかりである。古い大きな木、切り通しの赤土、雑草の緑、木造の小学校、雨の日の水溜り、停留所の脇の古びたお稲荷さん、・・・こうした風景の懐かしさ、切なさに惹かれて、この作品を何度も見てしまふのは、子供たちよりも、私の世代の大人たちの様である。−−この作品の、こうした日本の風景が、現代の日本の子供たちに、そして、世界の子供たちに愛され続けるなら、こんなに嬉しい事は無い。同時に、昔の日本の子供の我慢強さ、優しさが、この作品を通じて伝えられて行ったらと、思ふ。
(西岡昌紀・内科医/雛祭りの日に) |
千と千尋の神隠し [VHS] |
いろんな要素が詰まっていて、それらがひしめきあわず、ちょうどよく結合され美しい結晶となったような作品だと思います。
強欲の象徴である湯婆婆(ゆばーば)。わがままの象徴である坊。和解の象徴である銭婆(ぜにーば)。さみしさの象徴であるカオナシ。そして途中で出てくる河の神様(最初はクサレ神と呼ばれる)は我々人間に河を大切にと暗黙的に伝えている。不思議な青年ハクや仕事の先輩となるリンの助けを借りて千尋は迷い込んだ世界に次第に順応していく。働かなければ生きていけない油屋という場所は現実の世界と重なり、働くことの大切さ、辛さ、そして喜びを描いてる。 今までのジブリ作品とは違ったものがあると思います。幻想的で摩訶不思議な世界。その映像がとても新鮮です。そして僕らの生きる現実の世界に対するメッセージが込められ、ただアニメとして面白いだけでなく、意義のある映画だと思いました。 |
ジブリ実験劇場 ON YOUR MARK [VHS] |
うまれてはじめて買ったVHSがこれです。 最初みたときは10歳くらいで、耳をすませばを見に行ったのにその前に 6~7分流れただけのこっちのほうが強く印象に残ってたのを憶えてます。 それから発売されてすぐに買って、もう何年もたつけど全然あきません。 未だになんども繰り返しみてます!!チャゲとアスカの警官と羽のはえた女の子の 間にはほんの短いふれあいしかないけど、最後に女の子が空をあおいだあと 警官二人をすっと見る表情がなんだかすごい好きです。 セリフがないのに表情だけでこんなに感動できるなんてやっぱり宮崎監督はすごいなと思います。 |
the ジブリ set |
評価が厳しいなぁと思いながら購入してみたところ、
思ったよりも良かったと思いました。 聞き入るというよりも、仕事やドライブなどしながら 聞くのにちょうど良さそうです。 |
未来少年コナン 30周年メモリアルボックス (期間限定生産) [DVD] |
本当に素晴らしい作品です。
コナンの不屈の精神、ラナの強さ、二人の絶対的な信頼感には、大人になった今でも憧れます。 初めて見る方は、作品解説書は後で読んだ方が良いかもしれません。 ところどころにネタバレがありますので。 |
Guilty PleasuresIII |
ほとんどの日本人が知っている曲をスコットマーフィーがまたカヴァーしちゃいましたw みなさんが知っているあの曲が一味も二味も変わってます 個人的には本物よりスコットマーフィーがカヴァーしたほうが好きですw コレは買って損はナイと思います! |
となりのトトロ [DVD] |
大人になってから見ると涙がぽろぽろ・・
実写も含めてこれほど心に染みる映画はないと思います。 |
天空の城ラピュタ [DVD] |
恐ろしい力を持つラピュタの家系に生まれた少女シータ。決して望まない力なのにそれによって狙われてしまうシータに悲しさを感じます。炭鉱で働くパズーはシータと出会い、自分はラピュタに想いを馳せる少年。パズーとシータの運命的な出会いが天空の城ラピュタの行く末を決める。
二人とも親なしの少年と少女。幼い彼らが必死になって一つずつ前へ進んでいく姿に勇気をもらいました。パズーは普通の少年から一人の少女を守る一人前の男へと変わっていく。シータは自分の運命と向き合い、戦う強き女性へと。二人の幼き勇姿に感動します。そして映画を彩る哀愁漂うメロディ。その悲しさとも呼べる旋律が涙を誘います。 エキサイトな戦闘シーン、コミカルな人情味溢れるシーン、そして感動を呼ぶシーンとどれをとっても完璧。同時にいろんな要素が詰まった映画だと感心し、作ったスタジオジブリに敬服の念を感じます。 少年パズーと少女シータの深まる絆。そして前述した強き人間へと変わっていく様子が印象的で、その姿に感動し涙が止まりませんでした。 |
魔女の宅急便 [DVD] |
映画冒頭でコキリ母さんが言う。
「エエ 古い しきたりなんです」「魔女は13歳になったら家を出るっていう」 「でもあの年でひとり立ちなんて 今の世にあいませんわ」 この作品の冒頭で、キキが旅立つ理由は「しきたり」である。 「今の世にあいませんわ」とは言うものの、コキリ母さんとオキノ父さんはキキを 「信頼して」旅立たせるのだ。 この「しきたり」と言う言葉を昨今、聞くとしたら冠婚葬祭の時ぐらいになった。 ここでの「しきたり」とは催事の「作法」を指すのではなく「動機付け」である。 ひとり立ちの為の「動機付け」なのである。 魔女の家系に生まれたキキは、この「しきたり」を受け入れる運命にある。 確かに、現代でいう「自由」は無いのかもしれない。 しかし「自由」を掲げ、個性も自由に伸ばすことが最良である、 自分の好きな職業に自由に就くことが最良だ、 自由に思うがままに生きることが幸せだ、 と言われて逆に「自由」に苦しめられる子供もいるはずである。 現に、私はそうであった。 ある程度の「運命」を提示することも、子供にとっては選択肢が絞れて混乱しなくて良いのかもしれない。とも思える。 「わたし修行中の身なんです…魔法がなくなったら… わたし…なんのとり得もなくなっちゃう…」 この一連のシーンは懸命に自分の存在意義を取り戻そうとするキキの必死さが胸に迫ってくる。 なぜ、キキがあれほどまでに必死になるのか。 それは「魔女の子」という「運命」のもとに生まれてきたからだろう。 もしあそこで「運命」などなく、他にも「自由な選択肢」があったら キキがあそこまで必死になっていたかは分からない。 しかし「運命」という逃げ場のない場所があるからこそ、 なんとか諦めることなく「魔法を取り戻せた」とも言える。のではないか。 それこそがキキにとっての「しきたり」から始まった「ひとり立ち」への過程であった。 制約という名の「しきたり」が子供の生命力を引き出すのに最良の手段であることを 古来の人々は知っていたのかもしれない。 あとは自分の子供を信頼して、現代社会に向かって 「あんたなら大丈夫だよ!!」と送り出せる親がいればいいのではないか。 そしてオキノ父さんのように 「うまくいかなかったら 帰って来ていいんだよ」と、言えればよい。 |
ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」 |
中学生の頃読み、私の考え方・性格を変えた物語でした。
この書籍で描かれたストーリーが読書へ与える影響は計り知れません。 他レビュー者が、人生のバイブルだと書いてましたが私もそう思います。 |
シュナの旅 (アニメージュ文庫 (B‐001)) |
宮崎作品のさまざまな要素を含み水彩で描かれたオールカラーの物語であって、これが文庫サイズとは言えど470円で買えるのは超お買い得にして、ファンにとっては家宝となる。レビューの多さにつられて購入しましたが、やはり感動しました。家族みんなで読みました。
自国民のためにに旅立つこと、テアと妹を救出開放すること等、シュナが自己犠牲を払いながら旅を続けていきますが、こうした自己の利益を追求しない無私の主人公を読者は、何とか目的が達成するようにと、応援せざるを得ません。また、シュナが助けを必要としている時は、今度はテアが命を削ってシュナを守ります。シュナが自分の国に帰ろうとするときも村人もシュナとの別れを惜しみます。つまり、他者の幸福を求めようとするシュナには、皆がその行いを応援し、自然にシュナの幸福と成功を期待するのだなと気付かされました。人は一人では生きられないよ、人はなぜ、何のためにいきるのか、それは誰かの役に立つために生きているんだよ、それが人の世だよ、といつも自分の子どもには言い聞かせているのですが、大人の私にはこうした物語がそれを再確認させてくれます。子どもにも、大人にも、万人に心からお薦めします。 |
Spinnaker キャラコレ 2 名探偵ホームズ |
ホームズに出てくるいろいろなキャラクターが、とても 簡単な操作でラベルやハガキなどになります。 CD-Rのラベルを作ったり、名刺にしてみたり、年賀 状もこれで作れるし・・・ 結構お値打ちなソフトだと 思います。 |
1000ピース 耳をすませば 図書館にて 1000-239 |
聖司君が雫をチラっと見ているところが、出会う前の2人の距離を感じます。せつなくいいですね。ちゃかり隣に座ってるところが、映画では話では出できたけど実際に見れるなんて最高です。聖司君は気にかけてるのに、雫はまったくその存在び気づいてないところが、また面白いですね。1000ピース完成した時には感動です。 |