![]() おにいちゃんCD~1200の「おにいちゃん」が聞けるCD~ |
製作側の意図と購入者側の用途が明らかに違いそうな本CD。
最初の10分間は笑いが先行しつつもその後は精神的苦痛が続き すべてを聞き終えた後は人によっては気がおかしくなってしまうかもしれない。 1200回「おにいちゃん」が聞けると共に1200分の細かい感情が込められているのだが 実際は喜怒哀楽の感情を聞き分けられる程度で、この4つの感情をローテーションしている感じ。 声優も様々なシチュエーションを「おにいちゃん」という一言で表現することに気が行き過ぎている感じで 「おにいちゃん」という一言自体に感情がこもっているとは言い難い気がする。 更に声帯から考えても年上から「おにいちゃん」と言われている事実。 声優によっては兄弟のいる環境で母親が兄に呼びかける「おにいちゃん」に似ています。 ネタには最強の一品、こういう冗談が通じる環境にお住まいなら確実に元が取れます。 |
![]() SWEET LOVER’S~Myself;Yourself Best Song Album~ |
アニメ版のOP・ED曲とゲーム版の2つのOP曲にそれぞれのキャラソン、更にゲーム版グランドエンディング曲だった「Myself;Yourself」がフルで収録されるとの事。 キャラソンを集めようとしていたのでまとまって一枚のCDとして出てくれるのは嬉しいですが、今までOP・ED曲やキャラソンのCDを買った人、ゲームの限定版を買った人はどうしろと; |
![]() わかつきめぐみ 宝船ワールド |
相当昔に出されたCDで、発売当初入手できず、泣いたものでした。
改めて聞いても、相変わらずのわかつきワールド全開でとても嬉しいです。 |
![]() 志村けんのバカ殿様 大盤振舞編 DVD箱(3枚組) |
まさか第2弾のBOXが出るとは思いませんでしたが、それよりも放送開始から番組を支えていた田代まさしさん出演分が今回も収録されないことに落胆しました。
上記の収録内容を見ましたがゲストの方々の顔ぶれを見るとおそらく 最近の放送分からの抜粋コントが多いみたいです。 最近の放送分を「志村けんのバカ殿様」と評価されてしまうのは、子供の頃腹を抱えながら番組を見ていた者からすると残念でありません。 昔のバカ殿は・・・ 「だいじょうぶだぁファミリーを家来に従えた純粋なコント番組」 でしたが、最近は・・・ 「流行タレントを呼んでトークしたりゲームして合間にコントの番組」 という感じでしょうか。 映像は最近のものなので高画質なのでしょうが、画質が劣っていたりノイズが多少入ってようが、おもしろかったあの頃の殿と家来と腰元にもう一度会いたいです・・・。 |
![]() シシ12か月 (ジェッツコミックス) |
表紙が可愛くてほのぼのしてそうだったので買ってみたら、シシ君と物語に癒されました。
短編集みたいで一編一編は短いですが、一つ一つに物語があって面白かったです。 |
![]() ゆきのはなふる |
様々な単行本に散見していた主様シリーズをひとつにまとめて、さらに長い書き下ろしがついた今回。主様シリーズがまとまって単行本になるということで最初は本屋で探していたのですが見つからない。大衆的な漫画ではないけれどこういうときにしっかりとしたファンがついていることを実感します(私もその一人なのですが)。結局、私はこちらで購入することになりました。数ページで始まった主様シリーズが長いことかけてこういう形でまとまることは最初の頃はファンも作者も思ってみないことだろうなと思いました。長い歳月を重ねることで湧き上がるシリーズへの愛着、心優しき登場人物が奏でる物語が一冊に詰まっているようです。書き下ろしが一番長く、他の主様たちが数ページでするりと暖かい気持ちにしてくれるのは違うけれど、優しいなぁ、冷たい人間からは発想できないという感じを受ける話です。 |
![]() 夏目家の妙な人々 (白泉社文庫) |
先に出た『きんぎんすなご』と合わせて、続編というか番外編の「Cotton Candy Cloudy」に、文庫版書き下ろし「おまけまんが」5ページも加えて、これで“夏目家”シリーズ全集となるはずです(“もののけくん”や“山の主様”みたいにぽつぽつ単発で書かれなければ、の話ですが)。
前作で主役二人(蓼子ちゃんと久義くん)を、途中出場にもかかわらず完全にくってしまった夏目蒼一郎くんとその家族の“前史”である彼の高校生時代が描かれています。前作中では“三つ子”だなんて、かけらも匂わせていませんでしたが、そこはご愛敬。決して無用・無意味なつけたしなんかではない、素晴らしい家族ドラマが展開します。 これものって描いていたに違いない『So What?』が代表作のひとつであるように、蓼子ちゃんから夏目家を描いた連作が、近年の代表作と言えるのではないでしょうか。 ただ、この作家の絵柄に“文庫版サイズ”は無理がありますね。もともと線が細いこと、書き文字が細かいことから、雑誌(B5)サイズとは言わないまでも、せめてA5サイズで読みたい。出先で購入した文庫を通勤の電車内で読み直した後に、自宅の書架から単行本を探し出して読み直してしまいました。 ところで、「おまけまんが」には“紅一郎”のその後が描かれていました(!)が、蒼一郎と久里子のその後は? 実加子はどうなる? そして“はるちゃんとすみちゃん”は? 謎は尽きないのでありました(笑)。 |