白洲次郎 (コロナ・ブックス) |
男としての本物のかっこ良さを持っている人だと思いました。
というより、惚れてしまいました。 白洲正子さんに興味を持って、そのついでに…と軽い気持ちで手に取りましたが、 「いい女にはいい男がいる」その逆もまたありですが、そのとおりです。 妻である白洲正子さんをはじめ、多くの著名人が白洲次郎の人となりについて触れています。 それは、ちょっとしたエピソードなのですが、くっきりと人物像が浮かびあがります。 写真も多く、白洲次郎入門書としてはオススメの一冊だと思います。 |
うつわ |
六本木の21-21で開催されているうつわ展の写真集です。
とてもきれいです。 お値段もいいですが、何より写真が美しい。 3人の中で日本で著名かつ人気があるのは、ルーシー・リーさんだと 思います。彼女も、外国の作家とは思えないほど、アジアの要素が濃い、 私たちの食卓にも普通に(いや、優雅に)登場しそうな器。 そちらも好きでしたが、私が一番惹かれたのは エルンスト・ガンペールさん。 彼は木で器を作るのですが、それが本当に美しい。 写真集では展示されていないものも写っていて、 本当に心惹かれました。 ジェニファー・リーさんは会場でお目にかかりましたが、 とてもおちゃめでフランクでかわいらしい方でした。 とても美しく、心和む写真集です。 写真の美しさも際立っています。 実物も見ましたが、写真集のほうがよりきれいに見えるような気がします。 |