1985年すばらしき仲間 終
序の舞 [DVD] |
女流日本画家・島村松翠の波乱の半生を描いた本作。まだまだ女性が社会進出していない時代、ただひたすらに好きな絵を描くことに、没頭する松翠。しかし、画家の世界も男性主体の色が濃く、彼女は自分の師匠に男女の関係を迫られる。
妊娠、出産、未婚の母、どん底に落とされながらも再び師匠と関係を結んでしまう松翠。わかっていながら深みにハマっていく彼女、割り切れない心理を繊細かつ、力強く描いている。お子様な僕には到底理解できない女のさが、業を垣間見れた様な気がする。 |
寒椿 [DVD] |
南野陽子の濡れ場シーンのみが取り沙汰される何かと不遇の今作ですが、 この作品はそれ以外にもたくさんの魅力に溢れています。 いかにも東映らしい任侠の世界観をベースに、やくざから身を転じた西田敏行の役どころがこの映画のキモ。 |
薄化粧 [DVD] |
女房殺しの場面は出血無しバージョンになっていて恐ろしさはゼロでした。 |
新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) |
いうまでもなく、今の時代とは女性の役割、世の中の女性観は隔世の感がある。
たった数百年前明治にならんとする近代の黎明期において、トップレディといえ、 主たる役割は世継の継承、バックオフィスの安泰であり、歴史的政治的な役割は 期待されていない。 とはいえ、バックヤードでのあるじたる将軍への影響力を期待され、多いとはいえない また速いとはいえない情報から裁量をとることが期待されている。 いち早く多くの情報取得をできた人間が勝ち、そして性差は多様性と受け止める 現在とは処し方も違えば価値観も異なる。 そんな中で篤姫は鹿児島の分家の娘として生まれてから島津家の養女そして徳川の嫁として 数奇な運命を進んでいく。 この小説はその48歳の人生をコンパクトに力強く表現していったのものである。 そのストーリーは小気味良く、言葉遣いも印象的で、彼女の思いや時代の流れと共感し、 思いをはせることができる。 彼女はバージン女王ならぬバージン御息所であり、当時の国家である徳川の永続を強く願い、 三千人の大奥の人間を統率したすばらしい女性である。 惜しむらくは、直接のコミュニケーションやリアルな会話ができにくい体制や時代の中で 相互理解が進まず誤解と哀しみ怒りばかりにとらわれ、和解していくまでの和宮との関係、 夫でありながら共感をすることが難しかった将軍との関係。 こういったことは今の時代ではもう少し緩和されていくはずのものであろう。 今の時代に彼女が生きていればどのような姿勢で生きていったかを想像してみようと思うのである。 |
新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫) |
全く本読まないけどめっちゃハマって暇さえあれば読んでます生き方を見直しました人生観変わる |
篤姫 完結編 (4) (NHK大河ドラマ・ストーリー) |
教科書の、たった一文で終わってしまう事件も、
たくさんのヒトの思惑が絡み合い、 たくさんのヒトの運命を変え、 イマの世界の礎となっているのだ。 最終回を迎えた 大河ドラマ「篤姫」。 さるきち、泣いたなあ。 篤姫と同じくらい、 涙を流してきました。 シャワーを浴びながら独り泣き、 職場で思い出しては泣きそうになり、 涙腺ゆるすぎです。 でもね、 さるきちは、泣くばかりだけど、 篤姫は泣いても、泣いても、 泣き崩れても、 すっく と立ち上がり、前を見据え歩いてゆく。 なんて凛々しく強い女性。 薩摩で両親に愛された経験があるからこそ、 他人に愛情を注ぎ、 激動の人生に決して流されない強さを 兼ね備えることができたのだ 宮崎あおいはそう語っています。 物語の中でも、 多くのヒトを魅了し、 愛されてきた篤姫の人柄は、そのまま 高視聴率にも表れている。 彼女は、 現代に生きる、 さるきちたちをも 惹きつけたのだ。 役は「演じる」というよりも 「生きる」もの 役を生きている時間は その役の感情で自分の心が動く 宮崎あおいが「生きた」篤姫の人生。 すごくまばゆくて、 純粋で、生命力あふれてる。 さるきちもそんな人生にしたいもの。 それには、毎日を精一杯 「生きる」しかないのよね。 本書では、 宮崎あおいへのインタビュー、 それから、 本寿院と滝山による 大奥のナイショ話、 クランクアップの様子や 瑛太へのインタビュー、 脚本家、田渕久美子のコメント などが掲載されています。 豪華な衣装にも惚れ惚れでしたね。 篤姫の写真集なんか、 出版されないかしら。 |
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