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[MAD] ハーメルンのバイオリン弾き ~二人に祝福を~




ハーメルンのバイオリン弾き・第1楽章-3 [VHS]
第9話~第12話を収録。スフォルツェンドで魔族との戦いと共にハーメルの心の揺れ、フルートの過去の真実が明かされるなど、いわば一つ目の最高潮の場面です。

 

ハーメルンのバイオリン弾き DVD-BOX
私は元々、連載初期からの原作ファンでした。
しかし、アニメが始まるやいなや、虜になってしまいました。
当時中学生でしたが、毎週登校前(私の地域では平日の朝7時半)に録画しつつ釘付けで観ていました。
正直、私にとってのハーメルンはアニメ版になりました。
原作も最後まで読み続けましたが、コミックスは18巻あたりまでで買うのを止めてしまい、あとはガンガンの連載を読んでいました。

このアニメは確かにアニメとは呼べないほどに動きません。本当にびっくりするくらい動きません。
最近LDで見返しましたが、自分の記憶以上に動いておらず衝撃を受けたほどです。
だけど面白いんです。説明するのは難しいですが。

これもひとえに監督やスタッフの絶妙な演出、コスト配分により、
止めで済む所は止め、動かすべき所はしっかり動かすという奇跡のバランスで成り立っています。
予算も無いのに無理に動かそうとして破綻するアニメとは違うのです。

いかにして手間をかけず最大の効果を発揮するか、日本アニメの真髄がここにあります。

 

ハーメルンのバイオリン弾き 第1楽章(3) [DVD]
相変わらずシリアスで重たい内容のアニメです。
モンスターてんこ盛り。バトルまたバトル。
血生臭いお話ばかりですが、BGMは優雅とも思える良い曲ばかり。
クラシック調のBGM万歳!
オーボウのクラシック解説も一応健在。でも、ちょっと短いです(涙)
バトル中で、さすがに悠長には解説出来ない模様。

この巻、クラーリィ・ネッド大活躍です。これは、原作でもですが。
クラーリィのホルンへの一見マザコンの様な思慕が、アニメでは綺麗に描かれています。
原作では、ムチャクチャなシスコンなクラーリィですが、アニメでは普通の良いお兄さんです。
クラーリィの妹コル・ネッドもアニメでは性格がかなり良いです。まぁ、ちとキツイ性格ですが。

魔族と人間との狭間で揺れるハーメルとそのハーメルを救わんとするライエルの友情、
命懸けでドラムと戦うホルンと真実を知ったフルートの親子愛は見もの。


 

劇場版「ハーメルンのバイオリン弾き」DVD
ちょっと評価低目に。
でも、ギャグは忘れずに盛り込まれてます。
しかし、そのギャグが弱い…色んな意味で、弱いのです。
ギャグを期待してたら…こんな評価になるでしょうね。
オーボウのクラシック曲の紹介も結構詳しかったので、クラシックはさっぱりな人でも、ハーメルが弾いた曲が分かると思いますよ。

 

ハーメルンのバイオリン弾き ~シェルクンチク~ 1 (ヤングガンガンコミックス)
魔を封じ込めた『箱』を、パンドラという女が開けてしまい、
そこから絶望が溢れ出した世界…
しかしその箱から、最後に希望が出てくる…
『はずだった』という語り口で始まる名作ファンタジーギャグ
「ハーメルンのバイオリン弾き」の続編ですw

大魔王の血と肉、パンドラの罪、ヒロインの出生の秘密と魔曲…
…等々の重い設定をものともしない(笑)珠玉のギャグ漫画だった
前作の色を、見事に受け継いだ続編となっています。
前作が、大魔王の棲む北の都ハーメルンまでの旅を描いたのに対し、
今作は前作の旅の重要なターニングポイントであった
魔法大国スフォルツェンドの魔法学校が舞台です。…学園モノ?

以下は、前作を知らない方には多少わかりづらい(前作のネタバレも含む)
キャラへのコメントでレビューにかえさせて頂きます。ご存知無い方、すみません。

> シェル・クンチク
2ツノな帽子かぶってるから、てっきりまた『大魔王の血と肉』の子かと^^;
ちなみにシェルクンチクって、音楽用語でしょうか…
彼自身は何やら純粋っ子でいくようなので、おともの妖精さんに
頑張ってもらいたいと思います(ギャグを(ぇ)。

> グレート
どう見てもハーメルですねw 彼から見るとシェルは、
ライエルとフルートを足して2で割ったようなポジション?
(着ぐるみは着てくれなそうですけどね…)

> リュート
なんかご本人が魔法でどうにかなったのかと思いました^^;
グレートの兄ということは、フルートが息子にお兄さんの名前つけたんですね…。

> クラーリィとかパーカスとか
魔法のせいとはいえまるで老いてない! 意外と魔王討伐後すぐの話みたいですね。
でも、グレートの歳からして15年以上は経ってるのは確かですが…老いませんねぇ。

> グレートの父方の叔母さんとその夫w
魔曲の話が出て来た時に、父ハーメルの話をしないのは何かありそうですが…
(というか勇者の名を出したくないだけ?)
とりあえず…ライエル仲良くやってるみたいですね!おめでとうおめでとう!
…おまけ漫画に本人達出てきてましたが、何やら申し訳程度の出演だったので、も少し
出してあげて下さい…ライエルが鼻血吹くために出てきたようにしか見えませんw

と、いうわけで、本編自体はどうなるかまだ不明ですが、
私的には上記のキャラ達と、ハーメルそのもののあの空気にまた触れて、
大変楽しませて頂きました。次巻を楽しみに。

 

ハーメルンのバイオリン弾き 37 (37) (ガンガンコミックス)
ハーメルンも37巻で最終巻となったわけですが、ここまで巻数をいった大長編のラストというのは、いかに読者を満足させるかということが難しくなるものですが、まあ私としてもラストはまず満足でした。ただフルートが最後かわいくなかったのが・・・。このマンガ「ハーメルン」は主人公が勇者でありながらド外道なところがマンガ界に新風を巻き起こしたと言っても過言ではありません。たくさん笑わせてもらいました。

 

ハーメルンのバイオリン弾き 36 (36) (ガンガンコミックス)
「ハーメルンのバイオリン弾き」は1991年から月刊少年ガンガンで連載された冒険ファンタジー漫画。当初はギャグ漫画チックにはじまり、その要素はのちまで続くものの、実にシリアスでダークな色あいが濃い漫画。マヌケな超特大バイオリン引きが実は出生にとんどもない問題を抱え煩悶したり、“愛のピアノ弾き”ライエルの家族の不幸は以外な人物のせいだったり、主役、準主役級のキャラクターにそれぞれとてつもない影をもたせた漫画。そんな設定の漫画であるから、敵もさるもの、想像できる悪という悪をこれでもか、とぶつけてくるし、残酷なシーンも豊富にある。ストーリーの複線もあらゆるところではられて、それが一つ、一つ収斂していくようにストーリーも練られている。既存の勇者もの漫画にな㡊??魅力満点な作品なので是非単行本で通読なされたし。本巻はその第36巻

 

渡辺道明 動画


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