南アフリカという国
Re-Cool Reflections |
このアルバムに関して多くを語る必要はない。日本が誇る最高峰のAOR作品。
構成、アレンジ、演奏、どれを取っても非の打ち所がないパーフェクトな仕上がり。とにかくアレンジャーである井上鑑のアレンジ力の勝利である。超一流のアレンジャーでありスタジオ・ミュージシャンである井上鑑の、まさに職人技的な絶妙のアレンジがこのアルバムの全てと言って良い。 特にかつての大ヒット曲「ルビーの指環」での大胆なブラス・セクションの導入、テーマ部分のフレーズ(半拍のブレーク、1拍の4連符)を残しながらの重心を下げた重々しいアレンジ、中間部の“決め”の導入によるアクセントの付け方など、かなり思い切ったアレンジの組替えを行っているがこれが最高にカッコ良く、思わず身震いしてしまった。一旦元曲をバラし再構築したものと思うが、あの大ヒット曲に対してここまで踏み込んだリ・アレンジを断行した事に敬意を表します。 メンバーは超一流どころ。ギターの今剛はソリストのイメージが強かったが、バッキングの際のミュートをかけたギターが凄く心地よく鳴っている。 これら一流どころをバックに従えた寺尾は、声を発していない部分でも存在感を感じさせているのが不思議。ギターソロなどに入った途端に誰の曲だかわからなくなる様なシンガーが多いが、それはVoがアレンジと演奏に負けているから。Voそのものの強さがなくても存在感を失わない寺尾聰は素晴しい。 ハッキリ言って今の日本にはくだらないジャリタレの雑音が多すぎる。寺尾&彼のバンドたちがそれらに対してのコメントなどもちろん発してはいないだろうが、粛々と自分達のサウンドを披露している姿に、無言のプライドを感じずにはいられない。 |
TWIN BEST |
寺尾聰と言えば、「ザ・ベストテン1位の連続記録を作り、記念の赤いソファーと、彼が好きなタバコのハイライトに「ルビーの指輪」のロゴをあしらったものが、番組で贈呈されていましたよね。当時は、高校受験を控えた私でしたが、深夜に受験勉強しながら…HABANA EXPRESS、渚のカンパリ・ソーダ、喜望峰、SHADOW CITY、予期せぬ出来事、ダイヤルM、北ウィング、出航などなどみんなほんとうによく聴いたものです。「西部警察」のロケ現場からの中継もありましたね。なつかしいし、青春の思い出のアルバムです。
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Reflections+4 |
80年代最大のヒット作となった寺尾聰氏のアルバム「Reflections」がまたまたCD化! 今回は全曲デジタル・リマスターし、彼の「寺尾聰」としてのデビューシングルとなった「ほんとに久しぶりだね」とそのB面「何処かへ」と彼が東芝EMI移籍後の最初のシングルであり、俳優であり歌手である田辺靖雄氏とのデュエット曲「16の夏」とそのB面 「坂道を登ると」の4曲がプラスされた内容である。 しかし、今作はいったい誰に向けて売りたいのか? 現在、寺尾聰氏のベスト盤も「Reflections」のCDも飽和状態にあるし、今回プラスされた4曲も別に初CD化音源ではない。 せっかく去年歌手活動再開したのだから、去年の「Re-Cool」をかわきりに、新曲を久しぶりに聴きたいと思うのは僕だけだろうか? |
ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション [DVD] |
実際にあった、部族間の衝突、そこから始まる虐殺。
彼の思い、そして平和への願い。 そして生き残るために出した知恵とは。。。 これを見て、善意とはなんなんだろうと思い そして、勇気とはなんだろうと自問しました。 心に残る名作のひとつです。 |
デイ・アフター 首都水没 完全版 [DVD] |
このまえのテレビ放送で見ました。
驚いたことに、これ日本初公開(放送)だったんですね。どんな映画かとググってたらザ・デイ・アフターなんて全く関係のない映画もヒットしたり、 前宣伝でストーリーが洪水パニック物、題名もデイ・アフターって 〃 トゥモローとそっくりだったり、最初はなんなんだこの映画って思ってました。 でも実際に見てみると、デイ・アフター・トゥモロー以上に迫力やテンポが凄かった。これ普通に大作映画じゃないですか。 確かに洪水やパニックなんて他にたくさんあるし、そういう意味で今更かって思うのも事実ですが、面白いです。 テンポが良いといいましたが、この手の映画では主人公だけが危機を予測してて政治家は楽観主義みたいなのが多いですよね。 この映画も似たようなストーリーなんですけど、これはトップの人たちが頭が良くて、主人公たちの意見や案を積極的に取り入れつつストーリーが進むんです。これは新しいと思いました。 そのおかげで中だるみが無く、最後まで娯楽映画として楽しめました。 特徴的な音楽(ドン・ドン・ドン・ドダダダダンッ)がくどく挿入されて耳に焼きついたりも。 二番煎じは事実ですが、満足したので星5です。 |
ツォツィ プレミアム・エディション(2枚組) [DVD] |
南アフリカのヨハネスブルグのスラム街を舞台に黒人不良少年の「生命の立ち直り」を描く。
自分の本名すらも忘れ、強盗・人殺しに仲間たちと共に手を染め続ける不良少年「ツォツィ」。そんな彼が裕福な黒人家庭から強奪した車にはその家の一人息子が残っていた。 最初は「厄介なもの」を抱え込んだと思っていたツォツィだったが・・・成り行きで世話を焼くうちに愛情が湧き、彼自身の目を背け忘れていた過去すらも思い出させる結果となる。 母親には愛されていたが乱暴な父親には愛されなかった自身。家出同然に飛び出し、それ以来の「飲まず食わず」の裏社会に身を落とす日々。弱いものから奪い、人を殺めて必死になって生きてきた・・・・。だが・・・そんな狂犬のような自分もかつては人に愛され、愛することを知っていたのではなかったのか・・・・・? 赤ん坊とそれに関わる周囲の人々との交流を通して、かつての「愛を知っていた自分」を取り戻していくというお話。 貧困、そして親から愛されない子供が増えることがさらなる不幸の温床になるという事実。 人は育つ環境や両親を選択できない。それ故に時として「想像を絶するような過酷な環境」に身を置かれてしまう場合がある。不幸にもそんな環境に身を置かれてしまった多くの人間が愛を知る事もなく悪の道へと身を落としてしまう。 人が成長する過程においていかに「愛情を受けることが重要であるか」「他者を理解しようとし、愛そうとすることが大切か」を示唆した作品。 それ故に愛情を知り立ち直ろうとした主人公が・・・・というラストシーンは衝撃的。 このラストシーン以外に2パターンあるのだが・・・・そちらだと感動が半減するので蛇足です。 |
シドニーオリンピック・サッカー1次リーグ:日本代表vs南アフリカ代表 [VHS] |
簡単に言ってしまうと 試合90分と 特典としてハイライト&柱谷幸一による解説。 「ゴールの少し前」と「選手交代」にチャプターがかわるなど工夫も見られますが 柱谷幸一の解説はとてもわかりやすいです。 |
手ごわい問題は、対話で解決する |
この本は、単なる問題解決手法について紹介するようなノウハウ、テクニック本ではなく、環境問題、エネルギー問題、食糧問題、紛争問題といった解決不可能に見える21世紀型の難題に人類がいかに向き合い、取り組むべきかを示唆し、一人の人間としての自分のあり方についての深い考察と探究を促してくれる本です。
アパルトヘイト後のアフリカや虐殺と集団殺戮が繰り広げられたグアテマラが抱えていた「解決不可能にしか思えない問題」にファシリテーターとして向き合った著者の赤裸々な体験が綴られています。 絶望的な状況の中で、人々がお互いに「オープンに聴き、オープンに話す」ことを通じて、変革を実現していく数々のストーリーが人の可能性の大きさを感じさせてくれました。 中学や高校の教科書などで引用をして欲しいと思うくらい、21世紀を生きる私たちにとても重要なメッセージが込められていると思います。 |
E10 地球の歩き方 南アフリカ 2008~2009 (地球の歩き方) |
南アフリカには2度行きました。
ヨハネスブルグでは、鉄条網に囲まれたホテルでの会議でした。 番犬と番人に見張られた条項での会議は緊張していました。 ケープタウンでの会議では、市内の中心部で、IBMのあるビルのすぐ隣でした。 ヨハネスブルグに比べると治安がいいような感じです。 それでも、地球の歩き方に危険とかいてある地域には行かないようにしていました。 |
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