まんが日本史 #52-1 明治維新~新政府の出発~最終回
軍歌メモリアル~明治維新から130年~ |
軍歌のCDと言っても単品では曲数が少なく、様々な曲を聴きたいと思ってもなかなか集められなかったりするのですが、このCDは5枚組100曲ですので、有名な軍歌はほとんど収録されていると思います。演奏や、それぞれの歌い手及びキング男声合唱団の歌い方に対する満足度は人それぞれかと思いますが、やや迫力に欠けるかなという個人的感想を受けた以外は、非常に良いCDだと感じました。とにかく沢山の軍歌を聴きたいという方にはお薦めです。 |
幕末史 |
画期的な幕末史講義録である。とても面白く読み、勉強になった。
美点は3つある。 一つめ。もと原稿がカルチャーセンターでの講演であるため、語りかけの口 調が大変親しみやすく、読みやすい。同じレベルのことの述べられている歴 史書はきっと他にもあるのだろうが、この読みやすさを備えているものは他 には考えられない。名講義録『昭和史』(平凡社)とは、版元が違うのだが 同じような造本にしてあるところもよい。 第二。反薩長史観という軸足の据え方がよい。ただ、ご自身が何度もお断り を入れているように、反薩長が絶対の正義だというイデオロギー的なもので はない。歴史というのはいろいろな見方ができるものなのだという柔らかい 視点を手放していないところが頼りになる。とは言うものの「いまも薩長史 観によって、1968年の暴力革命を誰もが立派そうに『明治維新』といっ ています」なんて、活字で読むとちょっと嬉しく(?)なってしまいます。 第三。幕末というとペリー来航(1853)から大政奉還(1867)・江戸城無血 開城(1868)までの30年余りを語るのが一昔前までの在り方だったが、本 書は違う。明治11年(1877)の西南戦争までを一続きのものとしてとらえ、 明治という新国家が実は大変危ういスタートを切ったことを明らかにしてい く。その難点を、大久保利通独裁の新政府は、よく乗り切ったとも評価でき るし、実はちょっとしたイフがその後の歴史を大きく変えたはずと読むこと もできる。 いずれにしても、大変勉強になり、ためになる読書を楽しむことができまし た。評者の場合は、ひたすら教えられるばかりでしたが、それなりに知識の ある方が読まれても面白い書物なのではないかと思います。また逆に本書を 最初の一歩にして幕末期明治初期の歴史散歩に出られるのも趣き深そうです。 |
全集 日本の歴史 13 文明国をめざして (全集 日本の歴史) |
ペリー来航を契機に、独自の江戸システムを形成していた日本も、欧米を中心にした世界システムに組み込まれて、「文明国」を目指す。天皇をいただき、憲法と国会をもち、国民国家化を推し進め、工場や軍隊を持ち、誰も学校に行く社会である。文明化、産業化、近代化に成功した日本はアジアにもヨーロッパにもなりきれず、苦難の道を模索することになる。
知識や物質、経済的な側面では日本は成功をおさめるのだが、はたしてそれは何もかもよいもので、歴史的な必然だったのだろうか。江戸までの日本が持っていた伝統や美徳を失ってまであくせく毎日働いたり、多くの戦争を戦わなければならなかったのだろうか。ヨーロッパ主導の文明化の是非を考えさせられる事例が多く挙げられている一冊である。 |
徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書) |
医学的側面から徳川将軍を分析するというのは斬新。身長、寿命、子供や側室の数、生い立ちから徳川将軍をみると、随分違った印象を受ける。
しかしながら、著者が考えたことが皆まで書いてある感は否めず、ストーリー性や結論めいた整理は乏しい。また、証拠が不十分なのに著者の大胆な『想像』が展開されているところが散見される点も気になる。著者が独自にあみ出した徳川将軍の覚え方や著者の夫婦間のやり取り等の蛇足が多く、それらがカルテとしての品を落としている。 |
明治維新 |
明治維新の中心になって新しい時代を迎えるのは最高ですよ |
コーエー定番シリーズ 維新の嵐 |
登場キャラとして、幕末・維新の頃のかなりマニアックな人物までが網羅されていますので、この時代の好きな人にはこたえられないゲーム。他の方も書いていますが、単調なルールではあるので、幕末・維新マニア以外にはつまらないでしょう。ちなみに、うちのソフトは、「島津久光」が絡んでくるとしばしばフリーズしてしまいますが、なぜでしょう。 |
維新の嵐 幕末志士伝 |
大河で新撰組が始まったので、久しぶりにやったらはまってしまいました。選べるのは坂本竜馬と土方歳三と新武将。土方といえども剣だけではなく、いろんな人と語り合うことが大事。すべては情報が鍵を握るゲーム。自分の力で日本を動かすこのゲーム、今年はコレがはやるかも。 |
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