![]() 怪物・松坂大輔 超新人の一年 [VHS] |
とにかく参考になるビデオである。 |
![]() 2006 WORLD BASEBALL CLASSIC 日本代表 栄光への軌跡 [DVD] |
日本中が熱狂したWBCの第一回大会。映像として保存したい方には、おすすめです。
確かに比較的おとなしめのトーンで綴られてはいますが、大会の流れから言っても(決勝トーナメントまでの悲壮感を煽る意味で)うまくはまっているように思いますよ。 ただし最大のハイライトである準決勝・韓国戦・・・確かに映像が一部波打ちます(気にするなと言われても、決して無視できない程度に)。 マスターテープの関係でしょうが、何とかならなかったものでしょうか・・・。 よって星四つ。 |
![]() MLB 日本人メジャーリーガー 熱闘譜2004~2007 [DVD] |
この時期の日本人メジャーリーガーの活躍がどのように収録されているのか期待していただけに、というより期待しすぎていたのかもしれませんが、少し物足りなかったです。
個人的には本編よりも、EXTRAのコーナーのイチロー最多安打記録更新のところが一番のお気に入りです。あのチャプターだけは、いつも見たくなって良く見ています。最多安打記録を更新する打席や、シーズン最後の打席を全球観ることが出来て、歓声を浴びて、選手たちがイチローのもとにやってきて、球場全体が祝福ムードに包まれるシーンがたっぷり収録されています。 期待が大きすぎただけに、☆4つの評価にしましたが、値段も特別高い訳ではないので、買って損はしないでしょう。 |
![]() 王の道 |
昨年10月7日、王が監督としての最後の試合を終えた福岡球場。球場を埋め尽くした観衆から一斉に感謝の声援が湧き上がった。「王さんありがとう!」おばさんたちが涙を流して叫ぶ。その日のTVから流れるニュース映像だ。
しかし「世界の王」にとってホークス監督としての最初の数年は挫折の日々であった。福岡の熱烈な野球ファンから送迎バスに卵を投げつけられるニュース映像を見たことさえある。その挫折の日々をどのように王は乗り越えて来たのか? 第1回WBC。イチローをはじめ各球団から選りすぐりのメンバーが監督・王を見つめる目は信頼と敬愛に満ちたものだった。永遠に語り継がれるであろう優勝は成されるべくして成された。奇跡ではない。 著者は王監督が培ってきた父性。誰にでも真摯に公平に注ぐ父親の持つ慈愛をマネジメント力のベースと解析している。王監督がその素晴らしいマネジメント力をどのように磨き上げて来たのか?スポーツ新聞の記者でありコーチングについても造詣の深い著者が10年間に亘る王監督への取材でそのマネジメント力の秘密をかってのイベントをベースに生き生きと紹介している。 誰でも知っている「世界の王」だけに会社やビジネススクールでのテキストに使われれば解りやすい生きた教材になるだろう。 ユスちゃん |
![]() 続ドキュメント 横浜vs.PL学園 松坂大輔と戦った男たち |
あの激闘から10年。見る者をその直向さ、一生懸命さで感動させ、その高い技術と気持ちによって野球の奥深さ、面白さを教えてくれた素晴らしい戦いでした。しかしあの試合を演じてしまったため、逆に過去の自分という幻影に捕われ、あるいは松坂大輔という不世出のピッチャーに出会ってしまったため自らの道を狂わせてしまった者もいました。それでも懸命に壁を乗り越え、自分の道を切り開こうとする元高校球児たちの姿がここには描かれています。
現東北楽天ゴールデンイーグルスの平石洋介選手の「最終的には人生で勝ちたい」という言葉が印象に残っています。当時の横浜・PLの選手たちは確かに野球の力では松坂に遠く水を開けられてしまっているのかもしれませんが、自分の歩んでいる世界で目標に向かって頑張る、その点では松坂と何ら変わりのない人生を送っています。 この本を読んだ後に当時の映像を振り返って見てみると、この球児たち、あるいはスタンドで応援している高校生も今では1人1人必死に人生を生きているのだろうな、自分も頑張ろう、自然とそんな気持ちにさせてくれました。 |
![]() アメリカの原点、ボストンをゆく 日本の明日をこの地に学ぶ (ソフトバンク新書) |
数多くのボストン在住者にインタビューしながら、ボストンとはどういう街か、そこにどういう人が住んでいるかを浮き彫りにしようという本。非常に多様な人々をインタビューしているのが特徴で、著者の費やしたエネルギーが強く感じられる。ボストンに関する豆知識的情報もたくさん。ただ、日本の明日についてこの本から学べるかどうかはやや疑問。 |