TATSURO FROM NIAGARA |
1期ナイアガラは当時契約していた日本コロムビアとの契約枚数を1枚守れぬまま(3年でLP12枚の契約で実際にリリースしたのは11枚)'78年に破綻、大瀧詠一さんがレコード会社を変えての再起を期すのに待たねばならなかった3年間(そういう契約だったor業界のルールだったのでしょう)が過ぎる前の'80年に山下達郎さんが「ライド・オン・タイム」で大ブレイク、そのタイミングで日本コロムビアがナイアガラに於ける山下達郎さんのメインボーカルの曲(デュエット含む)を集めて(契約履行を盾に?)レーベルオーナーであるところの大瀧さんの同意を得ずに出したアルバムが本作でした。
皮肉にも達郎さんの知名度が上がっていたため当時はスマッシュヒット(オリコンでベスト50程度だったか?)したと記憶します。 そんな曰く付きのアルバムが大瀧さん公認のもと初CD化されることとなりました。 曲目リストを見る限り初CD化の音源は「幸せにさよなら (山下ヴォーカル・バージョン) 」のみ、あとは15年ほど前に8cmシングルCDで出た「パレード (’82 リミックス・バージョン)」のリマスター音源が聞ける以外は過去の30th版CDで聞けるものばかりのようです。 公認初CD化にあたりジャケのデザインがリニューアルされていますが、なにやら2〜3年前タワレコとのコラボで出たナイアガラ関連カバー集CDのジャケの続編のような趣があります。 曲の良し悪しを別として本作を評価するなら星三つといったところでしょうか。 ディープなナイアガラーは本作を出すぐらいなら30th版から弾かれてしまった「夢で逢えたら」「デビュー」「レッツ・オンド・アゲン」を再発してくれーと却って欲求がつのってしまうかも? |
Expressions (通常盤) |
これだけの名曲が、ずらっとならぶと、歌と自分の時代が重なる。どの曲にもそれぞれに、よろこび、哀しみ、命の輝きが感じられる。そしてせつない。
まりやさんの生き方、達郎さんの音楽ポリシーが結実した名曲選。 毎日の気分で、その日のベスト、スペシャルベストがきっとある。 お休みになる前に聴けば、やすらかな眠りと、明日の活力が期待できる曲が一杯。 達郎さんの監修と録音も成功していて美しい音。 オリコンベスト1を記録し続けるのが、当然と思える名盤です。 今日も聴いて。 そして明日も。 |
GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA |
今から四半世紀前にこんなに完成された音楽が日本にあったことに驚かされる。
達郎恐るべし。 全篇を駆け抜ける、開放感あふれるサウンドは本当に爽快。 山下達郎の凄さの一辺は、すさまじいまでの音楽知識を 多くの人へポップミュージックとして紹介するところにあると思うのですが、このベストアルバムでもいかんなく発揮しています。 達郎の頑ななまでの職人気質が 日本の音楽シーンをひっぱるのではなく、「支えてきた」ことが このベスト盤からもわかります。 |
GOOD LUCK!! DVD-BOX |
堤真一、竹中直人、黒木瞳、いかりや長介、かっこいい奴らが脇を固め、キムタク機長が空を駆け巡る。柴俊夫出演の回はよかったです。あくまでもキムタク中心に描かれることもなく、各キャストに光を当てていたのも良い。(いや、キムタク嫌いじゃなくてね)。主題歌は、1980年発表の、山下達郎の最高傑作。長さんに、合掌! |
GOOD LUCK !! DVD-BOX |
キムタクドラマってリアリティなんて何?ってな感じで台詞も演技も臭いし独りよがり!あの煩い黒木さんよく我慢したわッ!アイドルが事務所の力でやりたい放題日本のドラマ衰退の最大の原因!堤真一だけがまともに演技してました |
USBクリスマスツリー「線上のメリークリスマスIII」 |
話題性につられて買ってみました。 確かに3代目?ということで改良されているのだと思います。ただ、音が大きめなので山下達郎の「クリスマス・イブ」がBGM的に聞こえるというイメージからは遠いです・・・。 家庭用というよりは、たとえば会社の受け付けとかお店のレジそばに置くなど、あまり静か過ぎないところに設置するというが正しいのでしょう。 |
TATS YAMASHITA PRESENTS CHRISTMAS IN NEW YORK [VHS] |
まだ我が家のヴィデオデッキが故障する前、子供も小さかったので(TVの優先権がまだあったので)
クリスマスまでの1週間あたりにインテリアのように映像をよく眺めていた。 いかにも厳しい寒さを示す早朝からの情景や黒人の老人たちの街角でのストリートコーナーシンフォニー (アカペラ)の様子、黄昏時そして夜に向かうに連れライトアップされていく街並等々、 映像的に何と言うことはない。 だが、ありふれた日常が達郎氏の歌を背にすると、 こんな世界ではあるものの、ひとは確かにささやかではあるけれど、 しっかりとそこに息づいて、それぞれのささやかなLifeを生きているという当り前のことが 妙に愛惜しく感じられたものだった。そしてクリスマスという祝祭をそれぞれの命の時間の一刻 みとして、今年もまた暮れていくのだなと感慨に耽りつつ。 本作やアルバートフィニーの「クリスマスキャロル」のヴィデオを夜な夜な眺めてはごく個人的なクリスマス想い出に 浸っていたのは、1990年代の最初の数年だったと思うが、デッキ故障のせいもあって 今ではもう物置に積み上げたヴィデオの山の何処かに埋もれている(苦笑)。 DVDになったらまた買い直しても良い。 |