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Swift: Gamma-Ray Bursts




Modern Guilt
Beck(ベック)の8枚目のアルバム

ここまで言い切ってしまう事に賛否両論はあるかもしれないが、あえてこう表現したい。

「Beckの最高傑作だ!!」

好き好きは人それぞれだろうし、金字塔Odelayとはどう比較すんの?って話はあるかもしれない。
まぁ、同じアーティストがやっているとは思えないくらい異ジャンルなので比較してもしょうがないだろう。
とにかく個人的な感想としては「最高傑作」

これ程までにBeckの音楽を求め続けた日々は未だかつて無かった。
Modern Guiltを聴きたくて聴きたくてしかたがなかった。
iTunesで購入した2008/7/15から今までの段階ではずっとそうだ。

60's〜サイケデリック・サウンドをベースとした33分のアルバム。
この潔い短さもまた魅力なのだ。

元々、多作な人だけど作っても表に出てこないアルバムも少なくなかったBeck。
そんなBeckがここ3年半で3枚ものアルバムを発表している。
しかも、それぞれ質が高い。
Beckは完全な円熟期を迎えていると言えるだろう。

まさしく天才の一言に尽きる。
脱帽です。

以下、全曲解説。

重厚なリズムに乗った堂々としたメロディがかっこいい「Orphans」
キレのいいリズムが最高。お手上げのかっこよさ「Gamma Ray」
美しいメロディと派手なリズムが絶妙なバランスで奏でられる「Chemtrails」
アルバムのタイトルソング。クールすぎる「Modern Guilt」
電子音が印象的な「Youthless」
何らかの映像が頭の中をよぎる様な雰囲気を持った「Walls」
じらす様なリズム「Replica」
無機質な感触のある「Soul Of A Man」
再びアップテンポで攻めるギターの裏メロがかっこいい「Profanity Prayers」
アルバム内で一番ゆっくりとした時間が流れているラストソング「Volcano」

 

ヘル・ヤー!!!-ライヴ・イン・モントリオール
選曲も良く音質も良い、GAMMA RAYファンなら必須のアルバムといえます。

名曲「Man On A Mission」、「Fight」等はライブらしくハイテンションな演奏が聴けます。
「Fight」や「Beyond The Black Hole」のイントロは鳥肌ものです。
カイの歌声も調子が良かったようで、カイの歌声はちょっと・・・という方も少しは安心かと思います。

ただ、オーディエンスの歓声がほぼ聴こえない点は、賛否両論でしょうね。
そのお陰でライブを録音した、というよりはライブ演奏したものに歓声を足したような感じを受けます。
演奏をじっくり聴きたい方には丁度いいのですが、ライブの一体感を味わいたい、という方は少し不満かと。
それと、ジャケットが「Majestic」に似ている…というかそのままなので、手に取ったときに違和感が。

ちなみにオーディエンスとの掛け合いがあるのは、「Heavy Metal Universe」と
「Somewhere Out In Space」です。
また、「Man On A Mission」は「Blast From The Past」バージョンです。

 

インサニティ・アンド・ジニアス
 前2作はなんとなく中途半端な印象があり、悪くはないけどイマイチのりきれない印象もあったが、この3枚目のアルバムでついにバンドとしてのまとまりが出来たと思う。それくらい良いアルバムです。スピーディでキャッチーで壮大な、これこそジャーマンメタル的な「Last Before the Storm」や、同じドイツ出身のBirth Controlのカヴァー「Gamma Ray」や(ややこしい。がまがまがま♪〜ってサビで有名)、荒削りなダークのVoがなんともいえない「Your Turn Is Over」など、バラエティに富んでおり、前2作にはなかった充実度があります。
 ところが、このアルバムをもってVoのラルフが脱退。以降カイ・ハンセンがVoとGを兼任することになり力作を発表していくことになるのだが、個人的には素晴らしいVoを聴かせてくれるラルフ含め、このアルバムが一番バンドとしてのGamma Rayらしさが出ていると思う。

 まあ、そういう経緯はどうでもいいとして、今回ボーナストラックの追加されたことだし、ジャーマンメタルが好きな方は買っても損しないアルバムだと思います。はい。

 

ヘディング・フォー・ジ・イースト-ライブ・イン・トウキョウ [VHS]
ガンマレイの初来日をとらえた東京公演でのライヴビデオだが、初来日とは思えないレヴェルに驚かされた。ラルフシーパースの声の調子は最高、曲もライヴ風にアレンジされ、熱気がこもったライヴだが、なによりメンバーの「ライヴを楽しんでいる」といった姿が微笑ましい。ドラマーがウリカッシュというのも見所の一つ。買っても損はない作品だと思う。

 

BURRN ! (バーン) 2007年 11月号 [雑誌]
海外・国内(主に海外)のメタルアーティストを取り扱った雑誌、BURRN!は実良い雑誌っす。
お子さまの時から少々メタル好きであった俺はBURRN!と出会ってから益々メタル好きになりました。
この雑誌と出会えて嬉しかったです。この雑誌と出会えて好きなアーティストの範囲が広まりました。

 

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