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 世界の終わりと夜明け前 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) |
浅野いにお短篇集「世界の終わりと夜明け前」 何かが終わった後、何かが始まる前。 この漫画は何かが終わっている。必ず行き止まりがある。そして、次が始まる前に話は終わってしまう。終わりと始まりの境界線。 だからそこに掴み取れるものが見当たらない。 だから僕らはその隙間に入り込んでしまう。 どこかで誰かの世界が終わっても、どこかで誰かの夜が明ける。必ず朝は来る。どうあがいても来てしまう。 ほらもう来やがった。 さてと… |
