ピストルオペラ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] |
数年前にこの映画を見て、DVDで買いました!これから観る人の参考になればと思います。
ストーリー性は少々薄いですが、そもそもこの手の映画(永瀬正敏さんがよく出ているような、獣がれ俺らの猿とや濱マイクのような映画)を観る人は、音楽や衣装、色彩にかなり重きを置いているんじゃないでしょうか。この映画も、シナリオ以外のどの方面をとっても、かなりいいです! 江角マキコさんの、お色気満載なファッションショー!的な見方もできます。雑誌「装苑」が映画になったような感じですね。 つたない文章ですが、イメージを連ねていきました。 |
ミステリー・トレイン [DVD] |
ジャームッシュ監督は本作より作風が以前とは変わったように感じる。成熟した映画作家としてのテクニックが加わり、プロの映画監督としてこれからは様々な題材を扱ってやるという意気込みが感じられるが、初期の頃のようなみずみずしい感覚はなくなったようだ。本作はウェルメイドな3話オムニバスでラストそれぞれのストーリーがちょっと絡んで落ちるという落語のような作品。今から言うとパルプフィクションほのぼの編といった感じか。ザンパラやダウンバイローのような強烈な余韻はないが、ロビーミュラーによる映像は味わいがあってよい。 |
隠し剣 鬼の爪 [DVD] |
「武士の一分」までの一連の藤沢周平映画の中で、この「隠し剣 鬼の爪」がベストだと思う。
まずなんといっても、ヒロインの松たか子が素晴らしい。「女性の品格」という本が売れる 現代だが、このきえという女性は「品格」よりもっと大切な何かを仄かに薫らせ、愛おしい。 また永瀬正敏も良い。各作品の主人公の中でも、飛び抜けストイックで無駄な動きもなく、 田舎の小さな藩の下級武士という感じが一番する。 緒形拳も、各作品の悪役の中で最高のワルである。(最悪のというのが正しいのかな?) 監督は山田洋次でないが、「蝉しぐれ」ではとても善い人だったのでその落差が面白い。 さらに、タイトルは勇ましいが、立ち回りの時間は短くそれでいて深く印象が残るシーンだ。 後から思うと、こういう題名を付けてしまう事はリスキーだが、そうでないと見逃すほどだ。 いささか書き過ぎてしまった。 もう一度言う。松たか子のきえは邦画史の1ページを、ひそやかに飾るヒロインである。 |
私立探偵 濱マイクシリーズ BOX [DVD] |
2005年2月19日(18日?)閉館してしまいましたね。劇場公開時はわざわざ「ここで観たい!」と思って行きました。DVDBOXは随分前に購入しましたが本日書き込みます。何と言ってもtvkの特番が入ってるのがイイー!それだけで価値がある。 |