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Again-Love Dramatics-
この作品はとっても良いと思います。
なんといっても、過去のドラマの主題歌を集めたもの。
なんとなく耳に残ってた歌詞を思い出させてくれ、
とってもいい気分になれます。そう言った意味でもいい作品です。
本当に、買う価値のあるCDだと思います。

 

不機嫌な果実(4) [VHS]
このドラマはバブル時代の産物ですね。一流商社に勤め立派な家柄の夫(少々マザコン)、主人公自身も裕福に育ち、大手会社会長の秘書として美しい日々を過ごしている・・・が満たされない。何かを求めてさまよう麻弥子やそれをとりまく人々と東京の風景すべてが、バブル時代の象徴です。アンニュイなUAの主題歌とともにお金と心に余裕があった時代をどっぷり思い出させてくれるドラマです。

 

不機嫌な果実 (文春文庫)
主人公麻也子は決して満足することを知らない、いつも自分は損ばかりしている人間だと思っている、との指摘が複数ありました。なるほど、隣の芝は青く見える、自分から求婚を断った醜男でも金持ちの弁護士だと突然惜しくなる。彼の婚約者に会ったこともない癖に先入観でいちゃもんつける。
彼女にローマの哲学者セネカの言葉を教えてあげたい。
「すでに所有しているものに不満を感じるなら全世界を我が物にしても不幸だ。(松枝史明、マーフィーに訊けーORIJIN社より)
それにしてもこの物質主義。彼女は、ブランドには詳しいが、文学には興味がなく、高等遊民ということばさえ知らないしまつ。

 

不機嫌な果実
「夫と姑に不満から他の男に走る」というのはもう不倫ドラマの定番ですね。夫からは女として見られず、セックスを拒まれ、姑はうるさい。女はどんどん、たまってゆくわけです。
 しかも、出てくる人物はみんなそこそこ金持ち。バブル。トレンディドラマ。
 主人公の麻也子はかなりの悪い女ですが、共感できるのが不思議です。(自分が女だからでしょう)ただ、もう少し、複雑な人間関係を期待してしまいました。物語の流れは麻也子ひとりの感情で動いている感じがします。夫も少しもいいところがなかった。
 これを読んだのは2008年ですが、読んだ後、金曜日の妻たち、とか、誰にも言えない、とか、ああいうドラマが観たくなりました。(この作品もドラマ化されているらしいですが)

 

恋はオフィスで―隠された甘い果実・不機嫌な秘書 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)
ありえな〜い!と思いながら読んでいるといつの間にか小説の中にどっぷりはまっている私がいました。
こんな恋がしたいな!なんて久々に思ってしまいました。

 

不機嫌な果実 動画

石田ゆり子




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不機嫌な果実 情報