キャシャーン SINS」エンディングテーマ 「REASON」(HD)
青い花 |
「格好良い曲」
ってのはこういう曲のために用意された言葉なんだ! |
reason |
“キャシャーン Sins”のエンディングです。
本編は破壊と滅びに彩られた世界ですが、毎回エンディングでこの曲が流れるとほっとします。とても綺麗な曲です。そしてエンディング映像に登場するのは本編登場の二人のロボット(敢えて“体”ではなく“人”で数えます)で、今日現在「綺麗」が一つのキーワードになってると思うロボット達です。 なかなか本編はハードな展開なので、最後までそれでいくのかもと思うのですがこの曲を聴いて映像を観る度にハッピーエンドへのかすかな希望が抱けます。 早くフルコーラスが聴きたいです。 初回特典シールレーベル(オープニングの“青い花”と同じものでしょう)は頭部を開放して髪がなびいてるバージョンで、それも早く見たいです。 |
キャシャーンSins DVD 特別装丁BOX1巻 |
「のらみみ」「夏目友人帳」そして「キャシャーンSins」と、人にあらざる存在を通して人の優しさを喚起する作品が目立ったことが、2008年アニメの特色の一つであったように思います。そして挙げた三作品はどれも本年度屈指の秀作でありましょう。「キャシャーンSins」は滅びゆくロボットの姿を描いていますが、単に有限の存在というばかりでなく、目前の死期が突きつけられた危機的な状況が示される。滅ぼすことを宿命づけられたキャシャーン自身は滅びを知らず、自身が滅びの世界を招いた元凶である(らしい)ことに苦悩しながら当てのない彷徨を続ける。死ぬことのかなわない彼には生(セイ)の意味も分からないが、流浪の旅のさなかで目撃する断末魔の生を見つめながら、やがて滅びを止める術を模索しようという意思を抱く。しかし襲い来る他者を滅ぼし続ける彼は明らかな矛盾の中を進む。しかし(記憶を喪失した彼が)自らの存在理由を解き明かす漠然とした絶望への旅路は、(他者の)生を取り戻す可能性に贖罪をかけた微かな光明を見るのかもしれない。巡り逢う命の閃きを見つめながらキャシャーン自身が少しずつ生の意味を取り戻す姿を描いているのだと思います。滅ぼす宿命から逃れられない彼は自らの罪を知るという罰の中を歩き続けることになる。目撃する世界の姿と内面の変遷を重ねたロードムービーの本質を明確に感じさせる作品でもあります。古谷徹や小山茉美といった70、80年代に大活躍した声優さんたちが出演していますが、テーマ性を含め作品の雰囲気なんかもどこか懐かしい匂いが感じられます。「銀河鉄道999」の雰囲気に近いでしょうか?(←尤も私は原作派でしたが。)また画面の作り方もカッコよくクローズアップが多用されます。キャラクターデザインも自分は好きです。 |
OVA キャシャーン [DVD] |
数年前有料衛星放送で観て録画もし、何度も観ましたが
作品自体に惹かれたのか、梅津氏の力量故なのか、 他のタツノコOVAシリーズ同様他の粗製濫造作品と違う何かに惹かれ 結局数年経って再燃、DVDを購入しました。本作が購入2本目な程普段アニメを買う事は殆ど無いですが、買ってしまいました。 リメイク作品は中には元作品を台無しにしてる物も少なく無いですが本作は作画、デザイン、ストーリー、動き等共に完成度高し。 TV版ではBK1は狂った故に反逆を始めたという事になっていましたが、 本作ではキャシャーン曰く狂った訳でなく、地球環境保護という任務を達成する為に人間を支配する選択を取ったと言う事になっており、 その辺りがBK1を単なる悪役でなく人間の都合を超越した或る意味救世主的存在に高めており、キャシャーンに新たな葛藤を与え物語のテーマを深めています。 全四話と梅津氏のイラスト等を交えたミュージッククリップを収録してこの値段はお買い得でしょう。 個人的には平和を取り戻した後をもう少し描いて欲しかった。 |
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