北の国から 92 巣立ち [DVD] |
「巣立ち」は全作品の中でも特別抜きん出た知名度ではないけれど、自分の中では最も印象に残っている作品だ。年齢的には純よりわずかに年下という私の年齢のせいもあろうが、この作品がちょうどこのような作品に多感な年だったせもあった。 そういうわけでそれ以前の作品は全く見た事が無かったのだが、結構すんなりと話に入っていけた。本作品は蛍は殆ど出演しておらず、純と北海道の五郎を軸に展開している。「初恋」で上京した後→「帰郷」→「巣立ち」と事実上東京をメインとしたロケの最終章ともなった作品だ。ガススタンドで働く純という設定も都会の苦労が伝わってきた。相手の子を妊娠させて、五郎が謝りに上京する時、普通ならば現金を持っていくところを南瓜をもっていくシーンは泣けた。 |
トラック野郎 熱風5000キロ [DVD] |
シリーズ第9作目。信州・木曽路を舞台に一番星がまたまた大暴れ。 喧嘩っぱやいが情にもろい桃さんが、今回もいい味を存分に出しています。 10作品とも大好きですが、信州人の私には特に心に残る名作品です。 |
千と千尋の神隠し (通常版) [DVD] |
正直、今まで僕が観た映画で一番印象に残る作品でした。この映画は「自分を見失わない大切さ」と「働くことの大切さ」を伝えてくれている映画だと思います。この映画を観た人で内容がいまいちわからなかった人はこの2つのテーマを頭に入れて観ると内容がわかってくると思います。
「自分を見失わない大切さ」はカオナシが千尋に金を与える場面で、周囲が金を欲しがっている中、千尋が「いらない」といったシーンがそれに当たると思います。 「働くことの大切さ」は千尋が一生懸命働く姿を観れくれればわかると思います。僕が観ていて千尋が良かったと思う部分はわからないことはすぐに人に聞く所が良かったと思います。 僕がこの映画を観ていて、特に印象に残った部分は、千尋が沼の底駅で降りたときにゼニーバの家まで案内してくれた、一本足で歩いている灯りがとても面白くて良かったです。それを観たときに一つのやさしさを感じました。 |
太陽を盗んだ男 [DVD] |
DJ役の池上季実子がいったセリフで、、、、、
「14歳の女の子がプルトニウムを盗んだ、 プルトニウムをネックレスに付けてプルトニウムラブ、 プラトニックラブ。」 寒い、、極寒。おまけに知性のかけらもない。。。笑。 このセリフのように、、、浅薄なマスコミ。 一方で、 出来上がった金属プルトニウムをいとおしく撫で、 原爆を創った沢田研二演じる理科の教師。 「俺は原爆を持って何でもできる、 でも何をやったらいいか分からない。」という、、、、 目的のない犯罪者。 そして、 刑事役の菅原文他にDJ役の池上季実子はいいます。 「わたしはあなたの味方じゃないわ、 彼はみんなに夢をくれたわ。」 体制側に背を向けるマスコミ。 浅薄なマスコミと目的のない犯罪者、 そして煽られる一般人は、結びつきます。 ローリングストーンズを 日本に呼ぶという目的を創って。。。 面白いですね、、、 彼のいちばん最初の要求、、 とりあえず、 ナイター中継を延長しろというのも可笑しい。 今で言う、 渋谷の東急本店前で、大ロケをしたり、 皇居前でゲリラロケをしたり、凄いですよ。 西部警察よろしく誰もいない埠頭でパトカーを何台も ひっくり返したり、爆発させたり、、 何発も撃たれた刑事役の菅原文太が、 ターミネーターみたいに、起き上がったり、、 このアナーキーなエナジー。 それこそ、使い方を、、、 ちょっとでも間違えば、、 映画そのものも破壊してしまう プルトニウム級のエナジーです。 監督の長谷川さんは、青函トンネルについての 脚本を書くため、青森に行って総ての金を 飲み食いに使ってしまうなど、 プルトニウム級の破壊力を持っておられたようです。 演出、音楽、撮影など、、 TV番組のような安っぱさといいましょうか、、 演出はリアルではないんだけど、 あの時代の空気がリアルでいい。。。 喫茶店でナポリタンや クリームソーダがあった 危うげな安い時代というか、、。 70年代の日本の犯罪映画の雰囲気があり、 時代を感じて懐かしい。 たぶん、この雰囲気、このエナジーは、 2度と出せないでしょう。 この時代の、松田優作シリーズとともに この映画も持ってます。 観てない方は、 ご覧になられた方がよいでしょう。 しかし、、、 ホントに、この脚本は、面白い。 どこかの誰かに再度、、 映画を創ってほしいです。 松山ケンイチ君を、 主役にしてみたらどうでしょう? |
仁義なき戦い [DVD] |
あまり邦画は観ない方だし、任侠映画ならなおさらだったけれど、観てみて驚いた。とても新鮮で。
深作欣二がどれだけすごい監督だったのかがこれを観ればわかります。残酷なシーンが多く出ますが、それよりもすごいのが脚本。こんな印象に残る脚本は、いまどきなかなかみられない。印象にのこるセリフがいっぱい出てくる。 広島弁だからなおさらグッと心にくる気がする。 出演者の演技も素晴らしく、迫力がある。 「ヤクザ映画」というけれども、誰にでも共感できるところがあるはずです。 |
千と千尋の神隠し [VHS] |
正直、今まで僕が観た映画で一番印象に残る作品でした。この映画は「自分を見失わない大切さ」と「働くことの大切さ」を伝えてくれている映画だと思います。この映画を観た人で内容がいまいちわからなかった人はこの2つのテーマを頭に入れて観ると内容がわかってくると思います。
「自分を見失わない大切さ」はカオナシが千尋に金を与える場面で、周囲が金を欲しがっている中、千尋が「いらない」といったシーンがそれに当たると思います。 「働くことの大切さ」は千尋が一生懸命働く姿を観れくれればわかると思います。僕が観ていて千尋が良かったと思う部分はわからないことはすぐに人に聞く所が良かったと思います。 僕がこの映画を観ていて、特に印象に残った部分は、千尋が沼の底駅で降りたときにゼニーバの家まで案内してくれた、一本足で歩いている灯りがとても面白くて良かったです。それを観たときに一つのやさしさを感じました。 |
アクティブレーベル/トラック野郎 星 桃次郎(菅原文太)・セーターバージョン |
喧嘩っぱやくて女に弱い。しかし正義感と情には人一倍厚い。星桃次郎こそ男の中の男だと思います。 そんな私の大スター、一番星・桃さんがスクリーンから飛び出してフィギアになりました。 ☆マークの付いた真赤なセーターに、腹巻き姿がとても凛々しくてご愛嬌です。 2本足で立たせるのがちょっと難しいですが、その仕上がり具合には大変満足しています。 スクリーンの中でしか会えなかった桃さんをぜひお手元に・・・。 セーターを着た冬篇の他に、ダボシャツを着た夏篇もあります |
平均年収2500万円の農村―いかに寒村が豊かに生まれ変わったか― |
本書の発行人、荒井さん((株)ソリック)の友人のレビューです。
ソリックの記念すべき第1作、昨晩読破いたしました。 気持ちの良い読後感でした。 字が大きく文体が平明で読みやすい。164頁なので、読書が進みます。 一つ一つのエピソードは、語ろうと思えば長々と語ることもできるのでしょうが、 自慢話に堕さない淡々とした語り口に品格を感じます。 著者の藤原村長は相当に知的レベルの高い人ですね。 日本人の苦手な、過去の蓄積の継承が、しっかりなされている。 その上で最先端の技術や考え方をするっと採り入れています。 品質改良したアカマツ材で出来た学校は想像するだに素晴らしい。 優秀な人材の力を借りるネットワーク力、人間力も感じられます。 川上犬のエピソードだけでも映画になりそう。 絶滅した日本狼のDNAの話も初めて知りました。 狭い家では飼えない犬と言う点も成程。 一連の犬映画が一段落したら、チャンスかも知れません。 友人として2冊予約購入したので、1冊を長野出身の前上司に進呈、 読み終えた1冊は地域ブランディングの専門家にまわしました。 笑うマーケティング |