フィンランド名曲コレクション |
~超絶技巧や難解を重んじ奉るゲンダイオンガクとはまるっきり別の世界。舘野さんがカスキを弾いた時はお国の人にすら「何であんな軟派なものを」と驚かれたとか。しかし、そこにはまだ汲み尽くされていなかった泉があった訳で、そのエッセンスを私達はここで聴く事ができる。特に二枚のそれぞれのラストナンバー、メラルティンの「雨」はまるで恋愛小説の一幕~~のような激しさと静けさ、そしてもう一枚のクーラの「結婚行進曲」は瑞々しい叙情。興味を持った方は舘野さんがそれぞれの作曲家のアルバムを出しているので、余計に深くはまる事ができます。~ |
ドビュッシー:前奏曲集第1巻&第2巻 |
2006年の、
NHKのスーパーピアノレッスンで 講師を務めるミシェル・ベロフ。 誰にでもデビューアルバムは存在しますが、 このドビュッシーの前奏曲全集がまさに 1970年に鮮烈デビューを果たしたアルバムです。 まだ当時は フランスの巨匠たち(フランソワ、ギーセンクなど) の奏でるドビュッシーが基本とされていた時代に、 ベロフのシャープな切れ味のする解釈は、 その後の演奏にも多大な影響を与えました。 私もドビュッシー初体験がこの【前奏曲集】でした。 もう、25年前の話ですね。 ベロフは右手を故障して、 一時期指揮者として活動し、 現在の演奏に幅を利かせるようになりました。 (ピアノレッスンを見ていると顕著です) 二度目のレコーディングは デビューアルバムと基本的な解釈は変わらず、 シャープな切れ味に大らかなゆとりを感じます。 どちらも名演としてお勧めしますが、 やはり、若干20歳の鮮烈デビュー盤は いつ聞いても新鮮です。 ※このアルバム以降のEMIレコーディングは音が悪い。。。 |
GT roman STRADALE 1 (GTロマン ストラダーレ 1) (Motor Magazine Mook) |
ムック本のGT roman STRADALEを毎号買ってたのに、わざわざ判の小さくなったものを再度買ってしまった!
いや、ムック掲載時と同じカラーで印刷されているので、まとめて読み直すには、それはそれでいいんだが、同じ内容だと知ってたら、買わなかったかもなあ。ムック版の方が、絵が大きいし。 ムック本のGT roman STRADALEを買い損なった(まだバックナンバー買えるけど)人や、余計な記事やエッセーはいらないから、西風の漫画だけ楽しみたいという人には、全部新作でほとんどカラーページなんで、おすすめでしょう。 |
西風 GTroman STRADALE 8 |
このシリーズはあくまでも西風の本であって、昔のカー雑誌の記事の再録や他の作家のエッセイが載ったとしても、絵だけは西風本人のものじゃなくちゃ、いけません。
今回P.T.タッカーの伝記漫画が載りました。20年くらい前に集英社のヤングジャンプ誌上で「栄光なき天才たち」シリーズの一環として、映画「タッカー」の公開に合わせて発表された者で、たいへん懐かしくて、作品の内容そのものは良いのですが、「GTroman」の中に西風以外の漫画家の絵が入ってきたことに大いに抵抗を感じました。このまま他の漫画家が誌内に参入しつづけてくれば、「西風GTroman」でなくなってしまう。 ファンとしては、頭から尻尾まで西風で通して欲しいものです。 |
西風の狂詩曲 |
アジアのゲームだからといって見くびってはいけません.日本の大手ゲームメーカーのような画像といい,濃厚なストーリーといい申し分ありません.日本Falcomがプロデュースしておりさらにクウォリティーが高くなった作品ではないでしょうか.一度プレイしてみてください. |
西風の狂詩曲 |
プレイしたが最高に楽しめた。 背景は98時代とは俄かに信じ難いが美麗。 あ、xpインストールでもプレイに何ら問題は無い。 |
英雄伝説 5 海の檻歌 XP CD-ROM版 |
英雄伝説ガガーブ三部作の3作目、つまり最終章となる物語です。
このゲームをプレイする前に前作、前々作をプレイしておく事を強く推奨しておきます。 この物語を通して他の作品で出てきた謎や人物関係などが明らかになる反面、プレイしていないと元のネタが理解できないので正直全く楽しめません。 お話の雰囲気は白き魔女に似ていて、序盤はほのぼのとした展開ですが、後半からシリアスになって行きます。 主人公フォルトは元々田舎の港町に住む平凡な少年でしたがマクべイン一座として旅に出ることになります。 幼馴染のウーナ、そしてフォルトの祖父であり座長のマクべイン、ペットの老犬ジャンの3人と1匹で巡業の傍ら、伝説の音楽家レオーネが残した「共鳴石」を求めて世界中を回る事になります。 ストーリーはまあ良いとして、問題は戦闘システムですね。 ハッキリ言ってガガーブ三部作で唯一気に入らなかった点がここです。終始イライラさせられっぱなしでした。 とにかくキャラクターのAIの出来が悪すぎます。中途半端にリアルタイムバトルにこだわったせいでその影響がモロに出てしまうんですね。 こんな出来なら普通のコマンドバトルの方がよっぽど良いです。 甘めに採点してストーリーに高い点数をつけたのですがシステムが全くダメなので星3つにさせてもらいました。 シナリオが普通だったら星2ですね。 |
西風の狂詩曲<ラプソディ>(限定版) |
主人公が復讐のために進むと言う、それだけで既に重いストーリー。
少なくとも心弾む冒険譚とは言えない。 残酷なのは嫌だと言う方は多分気に入らないと思う。 エンディングは3つくらいあったと思いますが、終盤に出てくる 選択肢を2,3回選ぶその選び方だけで決まってしまうのはちょっと。 あとはマップ。同じマップを使いまわしている場面が非常に多いので こまめに現在位置を確認しないとすぐに道に迷うのが難点。 |
西風の狂詩曲 (ラプソディー) |
PCからの移植ですが、操作性が悪いのがいけませんね。 クリア後のおまけ要素もないし・・・ しかし、ストーリーには良いものを感じました。 どこまでも暗く不幸な主人公・・・ ゲームの中の1場面のピアノが流れるところで私は泣いてしまいました; 今となっては手に入れるのが難しいかもしれませんが、やってみて損はないかもしれませんよ。 |