ラヴ・ソング100 |
このてのコンピレーションアルバムは、たくさん持っていますが、これは手軽で、なおかつ良い曲が100曲入っています。
洋楽初心者の方にもおすすめできる1タイトルだと思います。 どれもこれも、聞き覚えのある1曲。じっくり1枚ずつ楽しむのもよし、少しずつ曲順を追って行ってから聞き始めるのもよし、名曲がそろっています。 ここを入り口にして、好きなアーティストを発見してみては? |
Twentysomething |
まず、ジェイミーの自作曲はトラック4、10、14ということで、ソングライターとしてはちょっと寂しい。でも、それを措けば、心地よいジャズ指向のポップス・カヴァーが聴けます。 ジャズ指向のポップスは、ノラ・ジョーンズ、マデリン・ペルーらのものとも共通する、最近のポピュラー音楽界の傾向です。だとしても、ノラ、マデリンらのジャズ指向と比べると、ジェイミーのジャズ指向のほうは、ヴォーカルに関してはややソウルフルというだけではなく、アレンジに関してストリングス、サルサ、ハンド・クラップ(手拍子)などが入って音数が多く、テンポに関してスローよりもミディアム、アップよりの曲が多いです。さらに、このスタジオ・レコーディング盤でも、ジェイミー自身のピアノも含めて、ミュージシャン個人のインプロヴィゼーション(即興演奏)もちらほら聞かせてくれるという点で、ジャズ・セッションの要素がはっきりと出ています。 この拡大盤もしくは完全盤に加わった四つのボーナス・トラックも、聴いていてレギュラー・トラックとまったく違和感ありません。むしろ、映画のテーマ曲になったトラック15、U2もカヴァーしたことのあるトラック15がいちばん注目されているナンバーです。あと、トラック18はライヴ録音。 オリジナル曲も半分ぐらい入っていますが、ジェイミーのソングライティングのほうよりも、ポップスの名曲の、ジェイミー流の、そしてジャズ指向の歌唱・演奏・カヴァーのほうが聴きどころだとぼくは思いました。 歌詞はついてません。 |
Live at Blenheim Palace (Dol) [DVD] [Import] |
配達されてからすぐに、ケースを開け、恐る恐るDVDプレーヤに入れる・・・それからの20秒の長かったこと。再生が始まりました。リージョンフリーのようです。 ロックでも歌いそうなちょっとしゃがれた声でジャズを歌い上げるジェイミー・カラム、今一番目の離せない、若手のジャズ・ボーカリストです。彼がそのルックスで売れたのではないことは、CDやライブを聞いてみればすぐにわかります。 CDからもそのパワフルさは想像していましたが、ライブで演奏する彼は、予想以上の素晴らしさでした。 イギリス郊外のブレインハイム、とても景色の良いところで、会場の雰囲気は抜群。字幕は英語、スペイン語、ポルトガル語がついていました。ライブを聞くには不要ですが。 もちろん国内版のDVDも発売されていますが、価格を比べると、非常にお買い得な一枚だと思います。是非彼のライブを見てください。 |
ライヴ・アット・ブレンハイム [DVD] |
まず、私が彼の歌を聴いたのはラジオです。何て、声がハスキーでお洒落で、お若いのに卓越した歌唱力なのかと、驚きました。一度聴いたら忘れられない声だと思います。
このDVDはイギリスのロンドン郊外、オックスフォードのブレンハイム・パレス・コートヤードにステージを設置して、野外で夕方から夜に行われたパフォーマンス映像です。観客は1万人いるようで、迫力があります。私が一番驚かされたのは、Jamieさんのパフォーマンスです。Pianoのを叩いて音を出したり、上に乗ったりと、今まで見たことがない躍動感がありました。そして、その後、歌を歌い始めると、その歌声にまた聞き入ってしまいます。とにかく素晴らしい歌唱力(リズム感)、歌声の持ち主です。また、時々アカペラで歌いだしたりと、一時も観客を飽きさせない、総合的なパフォーマンスを持ち合わせた数少ないアーティストだと思います。特にプレースタイルはJAZZの領域を超えて独自の世界を創っているようで、興味深く拝聴しました。 またこのDVDはコンサート映像との間に、アメリカで行ったツアーの内容やインタビューも盛り込まれていて、Jamieの素顔を垣間見る事も出来ます。 それから、コンサートでは披露されていない曲の映像が何曲か収録されています。また彼の持ち歌のPVが3曲とその中の「WIND CRIES MARY」がドキュメンタリー映像としても収録されていて、お得感いっぱいです。 |
ライヴ・アット・ブレンハイム・パレス [DVD] |
大抵ライブ盤のDVDを見る時って、生ライブとは違っていつでも好きな時間に繰り返し見れるから、安心して途中で止めたり曲を選んで再生することがあると思うけど、このDVDは一度見始めたら最後まで目が離せられなくなる。 その理由はただ一つ、JAMIEのライブパフォーマンスが素晴らしいからだ。 ジャズを歌いロックを奏でるJAMIEは、若さ溢れるエネルギーと落ち着いた歌声で、いろんな世代の人を釘付けにする。 |