結婚行進曲~華麗なるオルガン名曲集 |
オルガンは大変に広い表現力を持っていて(一台でオーケストラにも匹敵するであろう)、編曲者ではその威力をいかんなく発揮してくれる。確かにバッハなどのバロック系のオルガン曲や近代フランスのオルガン曲もすばらしいが、それだけにオルガンをとどめてしまうのはなんとも惜しいことなのである。
ここで演奏しているキヴィニエミ(今年の来日公演は聞き逃してしまったが)は、オルガン音楽のレパートリーを拡大するのにきわめて意識的に取り組んでいるオルガニストである。全部で22曲、計66分、つまり一極あたり3分の小曲を並べている。これは彼にとって決して単なるアンコールピースではないらしい。自らの編曲も行い、ラインベルガーやブルックナー(彼が優れたオルガン奏者であったことは知られているが、その割りに彼のオルガン曲が聴かれることは少ない)の商品も含まれている。そのほかには「剣士の入場」(ディズニーランドに来てしまったかのようだ)やヘンリー・マンシーニの「ピンク・パンサー」などもご愛嬌のように入れられている。実にヴァラエティに富んだ選曲だ。演奏も実にきびきびしていて、ダイナミックなオルガンの響の醍醐味も十分味合わせてくれる。最後の有名なヴィドールのトッカータなどは、ただ圧倒されるばかりだ。 いつか日本でもこのような楽しいオルガン曲を集めた演奏会を聞いて見たいものである。もちろん、ただ曲を集めただけでなく、一皮むけたような(つまり、あまり深刻になりすぎない)痛快な演奏も求められるであろう。ここでのキヴィニエミのような。 |
ピンク・パンサー3 [DVD] |
「博士の異常な愛情」や「マダムと泥棒」、「チャンス」と言った傑作で、見事な芸達者ぶりを発揮しているピーター・セラーズ。紛れもなく名優であり、決して嫌いな俳優さんではないのだが、代表作である今シリーズとの相性は、個人的にはまるで良くない。
そのバタ臭さ、ドタバタぶり、全編ベタな笑いの連続さについていけないからで、シリーズ随一の面白さと言われる今作においても、例えば、クルーゾーが誘拐された教授の屋敷で関係者に尋問するシーンや、ドイツのビール祭りでのクルーゾー暗殺に暗躍する各国の殺し屋たちの延々と続く相打ちシーンなど、全く能がないと思ってしまう。では、今作は嫌いなの、と言われれば決してそうではなくて、むしろ折に触れ観たくなってしまう不思議な魅力を持った映画、つまりこう言うのをカルト作と呼ぶんだろう。 では、どこがツボにはまるかと言えば、何と言っても、まずはシリーズ最高と断言できるリチャード・ウイリアムズによるタイトル・バックの、映画ファンなら嬉しくなる事請負の映画中映画の中でのピンクパンサーの神出鬼没ぶりと、クルーゾーの、ケイトーとのお約束の一戦を交えた後、何の必然性もないのに(笑)何故かノートルダムのせむし男に変装するバカバカしさ、そして、ドレファスによる世にも珍妙かつ恐ろしい拷問シーン。 なんやかんや言っても好きなんですね。 |
ピンク・パンサー4 [DVD] |
P.セラーズ扮するクルーゾーとそのドジぶりに繊細な神経をボロボロにされたH・ロム扮するドレフュスの掛け合いに磨きがかかり、はたまた、召使ケイトーとのやりとりもトムとジェリーのように絶妙で、単純で面白いドタバタから磨きが1ランクupした感じの作品です。これがセラーズ版最後のシリーズと思えば残念でなりません。それとドレフュスが追悼の言葉を読むくだりは抱腹絶倒でした。 |
Pink Panther Theme Song
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