スクワーム [DVD] |
長らく廃盤になっていた珍作です。前回のDVDを買いそびれていたので、ボロボロでノイズの多い汚い映像でのビデオでしか見ていないもんで、こうしてクリアな映像で見てしまうと、ある意味驚愕です(笑)。
特にラストの夜のシーンではクリアな映像だと、ゴカイというより大鍋に入れすぎたスパゲティという感じではっきり見えるので、しばらくはパスタとかは食べられねえなあ。 池の船上でゴカイが頬を伝って食いちぎる有名すぎるシーンは何度見ても、低予算であることを忘れさせるすばらしい出来です。ここだけでも見るに値します。 |
ビッグ・コンボ [DVD] |
長きにわたって一部のファンの間で崇拝されてきたB級映画の名匠、ジョセフ・H・ルイス監督の力作です。彼は『拳銃魔』という、これまた傑作を撮っていますね。主人公なのにどこか邪念にとりつかれたコーネル・ワイルドふんする刑事。悪役なのに紳士のようにふるまうリチャード・コンティ扮するギャングのボス。二人の間を浮遊するかのように行きかうジーン・ウォレス演じる疲れ切った女・・・。完璧なノワール・ワールドの登場人物たちがコントラストの強い画面の中で暗躍するといった雰囲気作りは逸品。特にコンティ演ずるミスター・ブラウンの行う冷酷な拷問や粛清のシーンは、本来ならば目を背けたくなるコンテンツなのにも関わらず、そのあまりに衝撃的なノワール的映像美に酔わされてしまうのです。このあまりにも純粋でいて、そのくせ官能的な作品は幸いなことにアレキサンダー・バリンジャーとダニー・グライドンの二人のノワール通によって『過去を逃れて』や『黒い罠』などのフィルムとともに「フィルム・ノワールベスト10」内にランキングを果たしています。 |
The Score |
コレ出たの96年なんですね。嗚呼なつかしいFUGEESの2枚目にしてたぶんラストアルバム。最初にラジオ(だったかな)でFu-Gee-Laを聞いたときのインパクトはあまりにも大きなものでした。ワイクリフのラップに続き、例のローリンの“ウーラララ~”のフック。ティーナ・マリーの元ネタを知っていたからか彼らの音世界にあっという間にハマってしまったのを思い出します。このアルバムは今でも時々(ときどきが良いんですよね~)アタマから聞き返していますが、とにかく大ネタ満載で、ある意味非常にポップなんだけどいやらしさは感じられず、曲の世界にストンと沈んでいけるというか、最後まで飽きさせません。この後のローリンやワイクリフのソロを聞くと、意外に離れている3人の個性がしっかりひとつにまとまっている印象があり、FUGEES関連ではやはり不動の第1位ですね。ローリン・ヒルが好きならば絶対持っていなければいけません。あぁそれにしても川崎のチッタのライブは良かったなぁ。リユニオンしないかな~。しないよなぁ~。 |
エッセンシャル・ジョージ・ガーシュウィン |
ガーシュウィン作曲のクリップが満載。 これ1枚でほとんど攻略できます。 様々なアーティストの演奏が聴けるので、とてもお得な1枚です。 |
GREATEST HITS |
某インスタントコーヒーのCFで流れる、"killing me softly"を聴いた瞬間、わかってねーなーとか思ってしまう。で、即フージーズのあのゆったりした、でも心に迫るフロウが頭に流れてくる。人の曲のカヴァーをあれだけモノにできるっていうのはただもんじゃあないですよね、やっぱり。 フージーズといえばロウリン・ヒルがあまりにも有名だけど、やっぱりプラスとワイクリフの間でラップするロウリンが、一番しっくり来ると思います。初期の頃のシャウトするラップ(レコード会社の要求で、本人達はいやだったらしいけど)とか、だんだん‘らしさ’を獲得していく様子まで盛りだくさんで、これを聴けばフージーズがわかります。ロウリンファンの方も、これを聴いてさらに彼女の奥深さを知りましょう! |
(REFUGEE CAMP) BOOTLEG VERSIONS |
欲しかったから買ったんですけど、全曲通して聞き応えのある一枚でした。 ほとんどがremixなんですが、クラブ仕様な感じでそれがfugeesの楽しげな感じと相まって良い。 |