マンガ編集者狂笑録 (水声文庫) |
■長谷(ながたに)氏は元トキワ荘関係者で、書評子が深く尊敬するマンガ家。現在はマンガ学を大学等で講義しておられる。
■本書は『ガロ』の長井勝一、『漫画少年』の加藤謙一、トキワ荘漫画家を育てた丸山昭、『少年マガジン』の内田勝・宮原照夫など今日のマンガブームの礎を築いた伝説的名編集者について書かれた実名小説集である。長谷氏ならではの視点で、マンガ界の熱い青春が描かれている。 |
君のためにできること |
Gacktの爽やかな歌声。でも、なぜか聴いていると胸がキュンとして、せつなくなる。 そして聴き終わると、とても勇気をもらい元気になる。そんな曲です。 いつでも、ちょっと戻って聴きたいと思える、優しいラブソング。名曲です。 対照的にカップリングの♪Cube は、Gackt World 炸裂。難解な歌詞、迫りくるサウンド。 |
バードコール [DVD] |
初々しく健気でいじらしく儚い、そして何よりも美しく気丈なさま、
そんな鈴木えみの一瞬を切り取ったような貴重な作品です。 『さくら』のPVと並び、これもまた後世に残る作品になるであろう。 「潮水で体も心も消毒するの」 園子の一番印象的な言葉です。海に向かう気持を再認識しました。 辛島美登里の主題歌もとてもいいです。 シングル「そばにいたい」のカップリングで聴けます。 |
テシス 次に私が殺される [DVD] |
秘中の秘の傑作映画です。あのアナ・トレントが大人になり、主演しているという興味で、WOWOWで初めて見たのですが、これが大傑作でした。そして本当に恐い。心ある映画ファンに「とっておきの一品」として薦めたい上級作です。 スナッフフィルムの生々しさもまた絶品。そして主人公アンヘラの周囲にジワジワと迫り来る殺人の予兆。信じるべきもの、頼るべきものをはぎ取られ、アンヘラが無防備・むき出しのままに危険にさらされているのを我々はハラハラして見つめるのです(私自身、彼女の行動1つ1つに「危ないよ、危ないよ!」と完全に感情移入して見ました)。相当こたえる映画です。 そしてやはりこの作品の素晴らしい所は主役のアナ・トレントにあると私は思うのです。少女だった彼女も大人になりました。犯人と思しき男の魅力によろめいたり、酒を一気飲みした後、性交を臭わすシーンがあったり。しかし『ミツバチのささやき』の頃の、全てを見透かすかのような真っ直ぐで無垢な眼差しは健在です。そして彼女はかつて脱走兵と真っ直ぐ無垢に関わったのと同じ様に、底知れぬ事件の闇と殺戮者達に真っ直ぐ無垢に関わっていくのです。これだけの恐ろしい事件に遭遇した後も、彼女の眼差しは変わらず真っ直ぐです。もはやそれは全てを悟った聖者の眼差しと呼んでも良いくらいに。「あの少女アナは成長して、そして変わっていなかったんだ。」作品の完璧さとはまた別個に、私は感動に包まれていたのでした。絶対お薦め間違いなしのDVDです。 |
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 スタンダード・エディション [DVD] |
人を助けることに疑問を抱き始めた鬼太郎。人助けに理由はいらないのだと悟るが、先祖が人間に滅ぼされたことを知る。 そのことで目玉の親父に詰め寄るシーンでは、目玉の親父の気持ちに引き込まれ、大切に育ててきた息子が傷ついている姿が辛かった。鬼太郎を、人を恨まず、妖怪からも人間からも愛される存在になってほしかったのだ。 種族は滅びても一人じゃない。 身を挺して守ろうとしてくれた猫娘もいる。 想像力を働かせて、いろんなキャラクターの視点から、画面にない場面を想像しながら見ることができるから何度でも楽しめる。 特にラストシーンがいい。 2回目の「嘘つき」。遠回しな告白。 隠さなくてはいけない気持ちが見え隠れして切ない。 また会えるかもしれない。もう会えなくても、忘れない。 ヒロインの想いを代弁したような中村中の歌がいい。 色を変えて力強く響く歌声に胸を締め付けられる。 エンドロールのあとのシーンも切なくあったかい。 想像力を持って、さあ楽しんでやろう!と見ることをおすすめする。 コメンタリーを見た後に本編を見るとまた違った視点で楽しめる。 飽きない一枚。 |
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間 |
「人材の育て方」というと、会社、組織と言う感じがしますが、「人材」を「子供」、「生徒」、「自分」と変えてみるとみ、反省するところが見えてきます。
まず私は人生における明確なビジョンが持てていないなあと感じました。 会社で言うと「企業理念」がないのです。 これでは、日々の忙しさに追われるばかりで、一歩先に進むことができません。 これを期に、しっかりと考えなければと思いました。 前半はリッツカールトンでのエピソードを交え、人をおもてなしする心について書かれています。自分にもきっと何かできる、相手を喜ばせてみたいと思える内容です。 |
古事記 |
日本最古の書物:古事記をテーマにしたコンセプト・アルバム。アメリカ人が日本のミュージシャンに求めるのは、「日本ならではの音」だそうで、それに見事マッチした本作は、特にアメリカで大ヒットしました。
この作品あたりから、大作指向が鮮明となり、聴くのに決意が要るようになりましたが(笑)、メロディーはどれも良いです。 この作品のハイライトは、天照大神(あまてらすおおみかみ)を天の岩戸から誘いだそうと、宴を催す「饗宴(MATSURI)」です。まさに「祭り」のメロディー。音をお聴かせできないのが残念ですが、どこかにサンプルくらいはあるでしょう。是非聴いてみて下さい。「シルクロード」以来の代表作となりました。 |
東京アンダーグラウンド 第1巻 [DVD] |
日本の首都、東京の地底深くにある「東京アンダーグラウンド」を舞台に戦いを繰りひろげる。バトルコミック『東京アンダーグラウンド』のTV化。第1巻は、主人公『浅葱留美奈』がアンダーグラウンドから逃げてきた『ルリ』と『チェルシー』に出会う話。そして、ルリ達を連れ戻しにきた追っ手に戦いを挑むが・・・・・・・。 自分的には、ここが特にいいという場面はありませんでしたが、少しでも興味を持ったら見てみてはいかがでしょうか。 |
あひるの空 Vol.22 (22) (少年マガジンコミックス) |
身長僅か150センチメートルの男子高校生が
(ガードとはいえ)主人公をつとめる上、 所属チームがひたすら負け続けていたと云う 異色のバスケットボールマンガ第二十二巻。 超高校級の選手が登場するわけではないため 普通の高校生の生活や家庭の問題などが 丁寧に描かれている点において、作品世界に しっかりとしたリアリティが感じられ好感が持てる。 主人公「空」たちの九頭龍高校と里美西高校との 男女同時練習試合が始まった。 珍しく序盤からリードし続ける 九頭龍高校男子バスケ部だったが、 空や千秋は変な違和感を感じていた・・・。 そして県ベスト16のチーム挑む女子バスケ部は?? 様々な想いを乗せて、夏休みが終わっていく・・・。 |
ベスト・バロック100 |
個人的には「バッハ100」をリリースしてほしかったのですが、、、まぁ音楽史に燦然と輝く黄金時代、バロックの音楽は親しみやすく、聞きやすいと思います。演奏も綺麗で聞きやすく、王道といった感じでしょうか。J.S.バッハのカンタータ147番がギターでアレンジされていて、これまた新鮮で素晴らしく仕上がっていると思います。他にもヘンデルやヴィヴァルディ等著名な作曲家の有名な曲ばかりなので、あまりクラシックに縁がない方でも楽しめるでしょうし、癒されるでしょう! |