映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 [DVD] |
すでに高評価が固まっている、古い作品であり、いまさらレビューをする意味は無いかもしれませんが、最近あらためて見たので、書かせてください。
この作品の良さは脚本につきます。 野原家一家は、照れからすっ呆けながら、家族愛が一本通っています。 ヒロシの健康器具による侍との対決は、絵柄だけを見れば完全にギャグですが、物語の流れの中で家族愛の裏打ちがあるから、敵の侍を怯ませるヒロシの気合が、単なるギャグではなく、シリアスな思い入れさえ見ている者に与えてくれます。 ハリウッド大作のヒーローが気合だけで敵を倒す場面で、”そんなことはなかろう”と冷めてしまうことがありますが、対照的です。 姫と下級侍の恋は、時代を超えても変らぬ人の心根と、時代により乗り越えられない行動のコントラストを浮かび上がらせます。 クレヨンしんちゃんらしくない、という意見もあるでしょう。 自分も最初に見終わった瞬間には、クレヨンしんちゃんであったことを忘れ、大作映画を見終わった感覚でした。 |
天城越え [DVD] |
いくつか映像化されてはいるけど、自分にとっては田中裕子さんが主演したこれがいちばん。監督の三村氏の情熱は、ありとあらゆる障害を跳ね除けて作品作りへと邁進する。作品を作ろうとする田中裕子と渡瀬恒彦の熱演はこの映画を忘れがたいものとする。なんと言っても田中優子さんは、自分でホントにおしっこするつもりだったそうだし!
この異形の作品の詳細は、監督である三村晴彦氏が書いた「「天城越え」と加藤泰」に詳しいのであわせて読んで欲しい! |
DEATH NOTE デスノート the Last name [DVD] |
舞台で鍛えた藤原竜也の演技は勿論、突然凄い役者が出てきた感を受けた
松山ケンイチ。。。 原作云々と言ってる場合じゃないのだ(黒笑) |
黒薔薇 |
作品が書かれたのは1925(大正14)年。チャップリンの「黄金狂時代」と同じ年。
吉屋29歳。描かれた主人公の章子は22歳設定。 何もかも気に入らない生活の中で、めりんすの布団で眠ることが唯一の素晴らしい贅沢。 そういう、美しいものに対する執拗な描写は、私は大好きでため息が幾度も。 なにかこう、ゾクゾクする。 辞書や歴史年表を横に置いて、時折、調べ物をしながら読み進め、 80年以上前に書かれたものだとは、とても思えなかった。いやー、面白い。 |
天国の切符 (りぼんマスコットコミックス) |
りぼん漫画家の彩原その先生の最初のコミックです。
表題作の「天国の切符」は、2006年りぼんオリジナル6月号に掲載された読みきりです。 主人公の日菜子が塾帰りに乗った電車で寝過ごしてしまい、気がついた時についていたのは「城山駅」。 家庭で家族とうまく過ごせない日菜子が、城山駅の駅長の家で2日間過ごすという物語です。 物語は序盤は何の変哲もない普通の漫画に思えますが、終盤では一気にそれがひっくり返り、彩原先生の物語の構成力が見受けられます。 また、涙を誘う場面もあります。感動ものが好きな方にはお勧めです。 一度読んだら何度も読み返してしまう「天国の切符」。 画面もとても美しく、日菜子の性格にも好感がもてます。 その他の3編の読みきりもお勧めです。 是非、一度手にとってみてください。 |
ドラゴン・キングダム [Blu-ray] |
正直あまり期待してませんでしたが(笑)結論を言うとジャッキーVSジェットのシーンのみでも買いです!届いた日に三回観ました。 |
徳川の夫人たち 上 朝日文庫 よ 1-1 |
かつて新聞紙上に連載されていた頃から心楽しく読んだ作品です。その後、単行本となって刊行された時にも早速買い求めて読み直した吉屋信子の大奥物の秀作です。伊勢の慶光院主だった公卿の息女が江戸へ下った折りに、徳川家光に見初められて側室・お万の方として大奥に迎え入れられるところから話がはじまります。 序でながら、程なく本書がテレビ・ドラマ化されて、佐久間良子がお万の方を、杉村春子が春日局を、岩崎加根子が藤尾を好演した番組を面白う見たのも昨日のことのように想い出されますね。 |
ピューと吹く!ジャガー 明日のジャンプ |
いわゆるキャラゲーというヤツですか。マニアには持って来いの作品ですね。 たまに大失敗するキャラゲーもありますが、このジャガーさんは成功しています。 作成スタッフが本当にうすたファンなのだと思います。 本当に好きな人が本当に好きなものを本当に好き勝手に作ったという漢字がにじみ出ています。 ジャガー、うすた好きならば、「買い」の一本! とはいえ、キャラゲーの宿命「原作知らなきゃクソゲー」っていうことで、星4つ |
笑顔のゲンキ |
この曲を改めて聴いていると、SMAPのメッセージが込められていて、歌詞の意味を考えながら聴いていると何かSMAPが遠くから私のことを見守ってくれているような感じがして、私が元気ないとSMAPまで辛い思いをさせちゃうと考え付いた時、だったら私が笑顔でいないとSMAPまで辛い思いをさせちゃっているんだろうなって考えてしまうんですよ。だからやっぱり笑顔の魅力って改めて凄いなって改めて感じました。私が笑顔でいることがSMAPの笑顔を誘ってあげられるような気がしてならないんです。もしかして私、SMAPに見られてる??って思うと、SMAPが辛い思いをさせないように明るい笑顔で振る舞っていこうって確信しました。私が明るい笑顔で頑張る姿をSMAPに見せてあげたいです。見られているなら、逆に見せてあげたいなと思う気持ちがSMAPにも私にもあると個人的に思います。誰かに見せられている笑顔が見せかけの笑顔ではなくて、もっと明るい笑顔であることが今の私達にもできることではないのかなと思いますよ?? |
ストレンジ・プラス 8 (8) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) |
コミック派のお楽しみ「カバー下」から、すごい威力です。
中身はいつもに増してオールキャラ。 (菅野&羽井と米良&香織が出番多め) ほぼ全部のキャラが顔見知り状態になっております。 仲いいなお前ら。 各自が力いっぱいボケるもんだから、主人公大変。 久々の大爆発巻。おすすめです。 |